ウサギのバイク popdod ⑥
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2010-05-12 (Wed)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き はいいつも通り逆転きたよー ニヤニヤ

* * *

もう細かいことは気にしていられなかった。散々向こうのペースでやられっぱばしだったが、そろそろやり返す時なんだと思った。

「いや、別にこっちはして貰わなくてもいいって!ほらこういう仕事だし!」
「じゃあこっちの要望どおりにいい声であえいでくれるのも、仕事なんじゃねえのか?」
「へえ珍しくまともなこと言うじゃない?っていうか俺が女みたいにアンアンあえぐのが本当に聞きたいの?」

話をしている間にも首筋に当てたままの指を動かして、わざとらしくくすぐってやった。ローションの滑りがおもしろくて、余計に動きを早めて弄んだ。
臨也は当然抵抗して、腕や指を必死にどかそうと試みているがどうせ敵うはずがないのだ。一応は手加減してはあるが、こんなおもしろい機会を逃してたまるかという気持ちだった。

「試しに言ってみろよ?話はそれからだろ」

「はあっ!?ちょ、っ、と…ッ、あ…!」

首から手を離して今度は目についた胸の突起を指の腹で、ぐりっと軽く押してやった。すると眉を寄せて戸惑うような表情をした後、必死に声を噛み殺して耐えやがった。
さっきまで随分と大胆なことをしていたのに、どうして急にこんな恥じらうような仕草をするのかわけがわからなかった。


「なんなんだ、手前?」
「いや、だからさ俺が責めるのはいいんだけど男相手に愛撫とか普通しない、じゃない?そこはやらなくていいかなっていうか、あんまさわられたくないっていうか…」
なんだか煮えきれないことを言っていて、怪訝な表情でわざと覗き込んだ後、もう一度指先をぐりっと擦らせた。

「ひ……っ、く…!」

「もしかして、ただ体が感じやすいってだけか?んなこと隠してんじゃねえよ」
向こうは声こそ小さくて耐えきったように見えたが、肩をビクリと派手に揺らしていて全く欺くことはできていなかった。努力だけは認めるが、体の反応を抑えるなんて本来できないことなのだ。
呆れたようにため息をはきながら、今口にした事を実証するために臨也の左乳首を親指とひとさし指の間に挟んで摘んだ。


「う、ッ!……あ……ぁ……」
すると予想通り唇を震わせて、目を見開いたままの状態で艶っぽいあえぎをわずかに出した。しかもその直後になにかに気がついたかのように、はっとした顔をして耳まで一気に赤く染まった。
考えてることはわけがわからねえ、と思ったいたがどうやら体の方は随分と素直なんだなと意外なギャップに口元が吊りあがった。

「こんなエロい仕事やっててよくこれまで隠し通せてたよなあ?まぁ手前なら客を手玉にとって上手くかわしてそうだがな。それともこうやって責められるのを待ってた変態だったのか?」
「違う!っていうか適当なこと言うな!ふざける…っ!あ、う…ん、うぅ…ッ!」
珍しく本気で頭に血がのぼったかのような怒り方をしたので、図星なんだなと内心ほくそ笑んだ。さっきよりも強めに指で押しつぶすと、怒鳴り声が途中で淫らなものに変わった。

「なんだよそれ…」
女みたいな甲高い音色で至近距離であえがれて、下半身に直に響いてきやがった。いつものノミ蟲なんかとはまるで別人で、かわいらしいとすら思えてきた。
さっき握られていた時よりも明らかに大きさが膨らんでいる。声を聞いただけでこんなになるとは、もし本当にセックスをしたらどうなるのだろうかと興味が沸いてきた。

「やべえ、臨也相手に今すぐ突っこみたくなるって…俺は相当どうかしてるな」
「え?シズちゃんが俺に……入れたくなったの?」

思わず口から漏れた本音の呟きに、言われた本人は息をのんでいた。その反応はどういうことなんだとつっこみたかったが、そんなことに構ってられる余裕はなかった。
男相手のセックスなんてほとんど知識すらないが、とりあえず後ろの穴に入れればいいんだろうなということだけはわかっていた。
女すら経験がないのにどうすりゃいいんだと一瞬迷ったが、なんとかなるだろうと納得させて、無理矢理に臨也の両足を割り開いてその中に体を滑りこませた。

「うわっ、ちょ、ちょっとそれは待ってよ!この体勢でするのは待ってって!俺が乗っかるから、じゃないと入んないっていうかやだよ!!」
「なんでこのままじゃマズイんだ?慣れてんだろ?手前が上に乗っかるよりこっちのほうが密着できていいじゃねえか」

突然うろたえだしたのがかなり不自然だった。なんでこのままじゃだめなのか意味がわからない。体位によってそんなに違うというのだろうか。よく見るAVとかはこれが普通だったというのにだ。
だがここで折れてやる気はさらさらなかった。どうせなら今みたいに顔を間近で観察しながら、照れたり恥ずかしがるのをじっくりと眺めたい気分だったのだ。
体ごと覆いかぶさって押さえつけると、ぱしゃんっと湯が跳ねた音だけが響いた。

「っていうか、どこさわってんだよ!やめろって!!」
「穴がどこにあんのかこの体勢じゃいまいちわかんねえんだよ。あぁここか?っていうか指とかでほぐさなくていきなり入るのかこれ?」
臨也はジタバタと暴れていたが、すぐには逃げられないように強めに押さえていたのでこっちはびくともしなかった。その間に右手で尻の割れ目をなぞっていって、入り口がどこかを確かめた。
すぐに行きついたが、こんな小さな部分にモノが入るのかよくわからなかったのでとりあえず指を強引に押し込んでみることにした。


「や、め…っ、あ、ん……ッ!」

しかしそこは俺の想像よりもキツく締まっていて、少しだけ力を加えながら奥まで押し進めていった。
ローションのようにぬるぬるとしたお湯だからここまで無理矢理でも入ったようなもので、普通だったらもっと時間が掛かるように考えられた。とても慣れてるようには思えなかった。

「おい臨也こりゃわざとキツくしてんのか?中を弄くって欲しくて締めてやがんのかあ?」
「違うって!う、ぅ…っ、あ……んーっ」
狭い中で指の先端をぐりぐりと蠢かせると、おもしろいように腰から下を跳ねさせて反応を示しだした。
まだしっかりと歯軋りをして必要以上に淫らなあえぎを漏らさないようにしてはいたが、いい加減それにも飽きてきていた。

「我慢してねえでもっと啼けよ。それともまだまだ足りねえってのか?」
「ま、って…!あ、あぁ……うぅ、ん……はあッ…!!」
まだ最奥までは到達していなかったが、入り口をこじ開けるようにして指を一本追加してねじ込んだ。そこまでしてやっと、激しく喘ぎだした。
あとはじっくりと中を拡張していくように、前後に出し入れをしながらどんどん先へと進ませた。するとはじめは硬く緊張していたそこが、急に緩んで一気に飲みこまれていった。


「やっと入ったな。随分時間掛かったじゃねえか」
「う、あぁ…う、そだろ?こ、んなの…っ…や、あぁ……んっ」
指全体をぐりぐりと動かすと、最初の時より熱く火照ったそこが食いつくように震えて窄まった。しかも刺激から逃れるように腰をくねらせたりしていて、思った以上に淫猥だった。
俺のモノは放置されっぱなしだったが、その姿だけで充分に滾っていた。そしてもうこのまま辛抱していられるようでもなさそうだった。

「生のまんまでいいんだったよな?」
返事を聞く気はなかったので、少しだけ激しく中を指で混ぜてやった。

「ん、あ……は…ッ、くうぅ……!」

蕩けたような甘い声が紡がれて、俺は満足げに頷いた。


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