2010-05-30 (Sun)
静雄×臨也前提話 ※18禁注意
続き これ以上心が壊れてしまわない為に
* * *
「はぁ、は、っ…あ……」
熱い迸りがお腹の上に飛び散って、透明に近い白い雫が点々と模様を作っていた。毎日毎日卑猥な行為を繰り返しているせいなのか、正常な量がどのくらいかはわからなかった。
体の中で生成されたものがすぐに吐き出されているようで、さらっとした水みたいなものが服を汚している。
背中を壁に預けて胸を上下させながら息を整えようとするが、まだ内に埋めこまれている杭が抜けずに絶えず振動を与えていた。
「こんな簡単にイくなんて、相当淫乱ってことなんだろ臨也くんよお?」
皮肉を言われたので返そうかどうか一瞬だけ迷って、すぐに口元に薄笑いを浮かべた。
「気持ちよければいいじゃん?シズ、ちゃんだって…そう思って誘いに乗って、きたんでしょ?だからさ、もっとどろどろにしてよ」
もう胸は痛まなくなっていた。痛い、と思わないようにすべての気持ちを封じ込めた。
これ以上心が壊れてしまわない為に。
「上等じゃねえか。後悔させてやるぐらい、あえがせてやるよ」
向こうは迷わず、当然のように誘いに乗ってきた。すぐにバイブを引き抜くと、既に露わになっていた性器をそこに押し当ててこようとする。
しかしセックスがはじめてなのかというぐらいぎこちない動作で、こっちが笑い出しそうなぐらいだった。
「ねえ先に出させてあげようか、それ?苦しそうだし俺結構精液ぶっかけられるのも、飲むのも好きなんだよね。それとも上に乗っかってあげたほうがいいかな?」
「好きにしろッ!ビッチが」
いらついたのかムッと顔を曇らせて、吐き捨てるように言われた。しかしもう傷つくこともなく、逆に背筋がぞくりと震えて熱が増した。
なじるような言葉を掛けられると体が反応するように、そう調教されてきたのだ。だから誰が相手だろうと、例外なく疼いてしまう。もう諦めて楽しむしかなかった。
好きにしろと言われてどうしたいかなんて、決まっていた。
とにかく早く中に入れて、なにもわからなくなるぐらい気持ちよくして欲しいと。
重い体を引きずるように体を起こすと、手を伸ばしてシズちゃんの胸を軽く押した。向こうもそれだけでわかったのか、従うように床の上に寝転がったのでその上に跨った。
「やだなあ、よく見たらコレ四木さんよりおっきいじゃん。っていうかこれまで見た中で最大サイズかも。俺結構な人数相手にしたんだけど、まだ上が居たんだね」
「ごちゃごちゃうるせえな。さっさとしろよ!」
「あぁ、もしかして妬いてる?」
微かにビクビクと震えるモノの先端に指を這わせて、指先で先走りの透明な粘液を掬うと舌に押し当ててぺろりと舐めた。濃厚なしょっぱい味がして、相当溜まってるだろうことが窺えた。
こっちも予想以上の大きさに興奮しきっていた。これならほんとうに、何度か突かれただけで我を失うぐらいにはよがらせてくれそうだった。
しかもさっきの不器用な動きから、ほぼセックスの経験がないか童貞なのかどちらかだろう確信はあった。
手でペニスの根元を握りながら、先っぽに後孔を近づけていった。
「は……ふふっ」
そこが軽く当たっただけで、切ないため息が漏れた。バイブで解されていたおかげでこっちの準備は既に整っていて、先走りのぬめりを軽く塗りつけただけでいけそうだった。
規格外の太さと長さだったが、俺は怯むことなくゆっくりと腰を落としていった。
「んあ、は、はぁ、っ…ふ、とっ…っあ、は、はああぁ…」
中に受け入れただけで、ものすごい衝撃が体中を渦巻くように巡っていった。慌てて何度も何度も息を吐いて全身の力を抜いていくが、あまりの刺激に足がもちそうになかった。
シズちゃんの腰をがっちりと掴んで体勢を崩さないようにするが、どんどん力が抜けていってしまう。
「ん、ひぅっ、だめ、っ…もお、あ、あぁ、っ、はああぁんぅう…!!」
とうとう耐え切れず足が滑ってそのまま深々と最奥まで貫かれてしまった。限界以上にギチギチに拡張されているようで、あまりの密着具合に肩を上下させただけでそこが震えてしまう。
意識せずとも、ぎゅうぎゅうと締めあげてしまっていた。
「おいこれ…キツっ」
「あは、はっ、うぅぅ、っ…いいよぉ…も、出しても…ん、あっ…」
焦りの色を浮かべてこちらを眺めてきたので、少しだけ艶っぽい声を出して優しく諭すように言った。その表情だけで、童貞だったんだなということをはっきりと確信した。
別に女じゃないんだけらはじめてがどうのなんて言いたくはなかったが、ほんの少しだけ嬉しい気がしたが、その感情はすぐにかき消された。
「クソッ、じゃあ出してやるよッ!」
「え、あっ、はあぁ、っ、うぅ、んうぅ、はああぁ…あ、ああぁッ…!」
宣言した直後に下から数回突きあげられて、すぐに熱い白濁液が爆発するように中に注がれていくのを感じた。
それにつられるように限界がきて、しっかりとシズちゃんの体を握りながら果てた。さっき出したばかりで空イき状態だったが、逆に心地よかった。
「あ、はっ、は…こんなに、いっぱい出て…っ、すごい。お腹いっぱいに、なっちゃう、よ?」
「んなわけねえだろが。ったくだいたいそっちがいきなり激しくすんのが悪いんだ」
かなりの量が注がれているらしく、あたたかい感触が体の中に広がっていた。しかしどうやらまだ欲望はおさまっていないようで、衰える気配はまるでなかった。
薬も盛られていないのにこれではどれだけつきあえばいいのだろうかと、ぞっとして中がひくひくと震えた。
「なんだ手前、まだ全然足りないって言ってるじゃねえか?」
「ん、あぁ、っ…だって、まだほとんど、動いても…いないよね?そんなに俺としたかった…っ、あ!」
言い掛けた所で下から突きあげられて、体が大きく揺れた。出した直後とは思えない動きに、さすがの俺も驚いた。
俺自身の小さくなりかけていたモノもすでに復活しかけてきているし、この調子で責められ続ければすぐに堕ちてしまうのが目に見えているようだった。
「うぅ、ん、っ…あ、あぁ、は…っ、ちょ、っと手加減、してよね…っ?」
「全力で何度もイかせてやりゃいいんだろ?」
「ちが、うッ…あ、は、あぁあ、やっ、んうぅ、ひ、うぅ、っ、あ、は、はぁあッ!!」
否定はすぐに淫らなあえぎに邪魔をされて、かき消えていった。頭でなにかを考えていられるレベルではないぐらい壮絶な律動で、遂に瞳から涙が溢れて頬を濡らした。
全身がどこもかしこも燃えるように熱くて、シズちゃんの幻覚に浮かされた時のことを断片的に思い出した。
あの時も充分体が感じていたのに、まさか今本人としているなんて信じられなくて、でも前以上に乱暴な責めが現実をつきつけていた。
「ん、あぁ、っ…シズ、ちゃ、ん…っ、うぅ、あ、シズちゃ、あんっ…」
壊れてしまったかのように、唇からは名前を呼ぶ音しか吐き出されなかった。
そして動きに合わせるように腰を振って、悦楽を自分から貪った。淫猥な微笑を浮かべながら、頭を左右に振り乱し大音量であえいで、て大袈裟に気持ちがいいことを表現した。
「いつもだったらうぜえのに、なんかそそられるな。そのわざとらしいやつ」
「ははっ、あ、んぅっ、はぁ…ッ、あ、そこ、だめっ、ひ、あぁっ…!」
まともな返事はできなくて、もうあとはただ、本能のままに快楽に溺れていくだけだった。
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「はぁ、は、っ…あ……」
熱い迸りがお腹の上に飛び散って、透明に近い白い雫が点々と模様を作っていた。毎日毎日卑猥な行為を繰り返しているせいなのか、正常な量がどのくらいかはわからなかった。
体の中で生成されたものがすぐに吐き出されているようで、さらっとした水みたいなものが服を汚している。
背中を壁に預けて胸を上下させながら息を整えようとするが、まだ内に埋めこまれている杭が抜けずに絶えず振動を与えていた。
「こんな簡単にイくなんて、相当淫乱ってことなんだろ臨也くんよお?」
皮肉を言われたので返そうかどうか一瞬だけ迷って、すぐに口元に薄笑いを浮かべた。
「気持ちよければいいじゃん?シズ、ちゃんだって…そう思って誘いに乗って、きたんでしょ?だからさ、もっとどろどろにしてよ」
もう胸は痛まなくなっていた。痛い、と思わないようにすべての気持ちを封じ込めた。
これ以上心が壊れてしまわない為に。
「上等じゃねえか。後悔させてやるぐらい、あえがせてやるよ」
向こうは迷わず、当然のように誘いに乗ってきた。すぐにバイブを引き抜くと、既に露わになっていた性器をそこに押し当ててこようとする。
しかしセックスがはじめてなのかというぐらいぎこちない動作で、こっちが笑い出しそうなぐらいだった。
「ねえ先に出させてあげようか、それ?苦しそうだし俺結構精液ぶっかけられるのも、飲むのも好きなんだよね。それとも上に乗っかってあげたほうがいいかな?」
「好きにしろッ!ビッチが」
いらついたのかムッと顔を曇らせて、吐き捨てるように言われた。しかしもう傷つくこともなく、逆に背筋がぞくりと震えて熱が増した。
なじるような言葉を掛けられると体が反応するように、そう調教されてきたのだ。だから誰が相手だろうと、例外なく疼いてしまう。もう諦めて楽しむしかなかった。
好きにしろと言われてどうしたいかなんて、決まっていた。
とにかく早く中に入れて、なにもわからなくなるぐらい気持ちよくして欲しいと。
重い体を引きずるように体を起こすと、手を伸ばしてシズちゃんの胸を軽く押した。向こうもそれだけでわかったのか、従うように床の上に寝転がったのでその上に跨った。
「やだなあ、よく見たらコレ四木さんよりおっきいじゃん。っていうかこれまで見た中で最大サイズかも。俺結構な人数相手にしたんだけど、まだ上が居たんだね」
「ごちゃごちゃうるせえな。さっさとしろよ!」
「あぁ、もしかして妬いてる?」
微かにビクビクと震えるモノの先端に指を這わせて、指先で先走りの透明な粘液を掬うと舌に押し当ててぺろりと舐めた。濃厚なしょっぱい味がして、相当溜まってるだろうことが窺えた。
こっちも予想以上の大きさに興奮しきっていた。これならほんとうに、何度か突かれただけで我を失うぐらいにはよがらせてくれそうだった。
しかもさっきの不器用な動きから、ほぼセックスの経験がないか童貞なのかどちらかだろう確信はあった。
手でペニスの根元を握りながら、先っぽに後孔を近づけていった。
「は……ふふっ」
そこが軽く当たっただけで、切ないため息が漏れた。バイブで解されていたおかげでこっちの準備は既に整っていて、先走りのぬめりを軽く塗りつけただけでいけそうだった。
規格外の太さと長さだったが、俺は怯むことなくゆっくりと腰を落としていった。
「んあ、は、はぁ、っ…ふ、とっ…っあ、は、はああぁ…」
中に受け入れただけで、ものすごい衝撃が体中を渦巻くように巡っていった。慌てて何度も何度も息を吐いて全身の力を抜いていくが、あまりの刺激に足がもちそうになかった。
シズちゃんの腰をがっちりと掴んで体勢を崩さないようにするが、どんどん力が抜けていってしまう。
「ん、ひぅっ、だめ、っ…もお、あ、あぁ、っ、はああぁんぅう…!!」
とうとう耐え切れず足が滑ってそのまま深々と最奥まで貫かれてしまった。限界以上にギチギチに拡張されているようで、あまりの密着具合に肩を上下させただけでそこが震えてしまう。
意識せずとも、ぎゅうぎゅうと締めあげてしまっていた。
「おいこれ…キツっ」
「あは、はっ、うぅぅ、っ…いいよぉ…も、出しても…ん、あっ…」
焦りの色を浮かべてこちらを眺めてきたので、少しだけ艶っぽい声を出して優しく諭すように言った。その表情だけで、童貞だったんだなということをはっきりと確信した。
別に女じゃないんだけらはじめてがどうのなんて言いたくはなかったが、ほんの少しだけ嬉しい気がしたが、その感情はすぐにかき消された。
「クソッ、じゃあ出してやるよッ!」
「え、あっ、はあぁ、っ、うぅ、んうぅ、はああぁ…あ、ああぁッ…!」
宣言した直後に下から数回突きあげられて、すぐに熱い白濁液が爆発するように中に注がれていくのを感じた。
それにつられるように限界がきて、しっかりとシズちゃんの体を握りながら果てた。さっき出したばかりで空イき状態だったが、逆に心地よかった。
「あ、はっ、は…こんなに、いっぱい出て…っ、すごい。お腹いっぱいに、なっちゃう、よ?」
「んなわけねえだろが。ったくだいたいそっちがいきなり激しくすんのが悪いんだ」
かなりの量が注がれているらしく、あたたかい感触が体の中に広がっていた。しかしどうやらまだ欲望はおさまっていないようで、衰える気配はまるでなかった。
薬も盛られていないのにこれではどれだけつきあえばいいのだろうかと、ぞっとして中がひくひくと震えた。
「なんだ手前、まだ全然足りないって言ってるじゃねえか?」
「ん、あぁ、っ…だって、まだほとんど、動いても…いないよね?そんなに俺としたかった…っ、あ!」
言い掛けた所で下から突きあげられて、体が大きく揺れた。出した直後とは思えない動きに、さすがの俺も驚いた。
俺自身の小さくなりかけていたモノもすでに復活しかけてきているし、この調子で責められ続ければすぐに堕ちてしまうのが目に見えているようだった。
「うぅ、ん、っ…あ、あぁ、は…っ、ちょ、っと手加減、してよね…っ?」
「全力で何度もイかせてやりゃいいんだろ?」
「ちが、うッ…あ、は、あぁあ、やっ、んうぅ、ひ、うぅ、っ、あ、は、はぁあッ!!」
否定はすぐに淫らなあえぎに邪魔をされて、かき消えていった。頭でなにかを考えていられるレベルではないぐらい壮絶な律動で、遂に瞳から涙が溢れて頬を濡らした。
全身がどこもかしこも燃えるように熱くて、シズちゃんの幻覚に浮かされた時のことを断片的に思い出した。
あの時も充分体が感じていたのに、まさか今本人としているなんて信じられなくて、でも前以上に乱暴な責めが現実をつきつけていた。
「ん、あぁ、っ…シズ、ちゃ、ん…っ、うぅ、あ、シズちゃ、あんっ…」
壊れてしまったかのように、唇からは名前を呼ぶ音しか吐き出されなかった。
そして動きに合わせるように腰を振って、悦楽を自分から貪った。淫猥な微笑を浮かべながら、頭を左右に振り乱し大音量であえいで、て大袈裟に気持ちがいいことを表現した。
「いつもだったらうぜえのに、なんかそそられるな。そのわざとらしいやつ」
「ははっ、あ、んぅっ、はぁ…ッ、あ、そこ、だめっ、ひ、あぁっ…!」
まともな返事はできなくて、もうあとはただ、本能のままに快楽に溺れていくだけだった。
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