ウサギのバイク プチオンリーのオフ情報 3 【溺愛玩具】
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2010-06-24 (Thu)
inf11

「溺愛玩具」
静雄×臨也/小説/18禁/A5/52P/500円

※続きものの話になります

ある日静雄の元に奇妙なメールが届く内容は折原臨也に復讐をして欲しいという内容
迷ったが引き受ける事にして指示通りに臨也に襲いかかる
捕まった臨也は次々と卑猥な行為を強要されて…

ヤンデレ静雄に監禁調教される臨也の話


続きからサンプルが読めます

* * *

「やっぱり、待ってって!ねえ、ほんとによく考えてよ!これ、おかしいからいくら俺を嫌な目に合わせたいからって……こんなことする必要ないだろ!もう一度考え直し……!」
「黙ってろ!」

すべてを一掃するような揺らぎないはっきりとした声とと共に、先端が強引にそのままねじ込まれていった。

「うう、ぐ、っ……ぅ、あ……あッ!!」

歯軋りをしながら耐えようとして、でも結局無理でため息のような吐息が口からぽろりと零れてしまった。驚きと恐怖と未知の感覚にお尻全体がビクンと跳ねて、ジャラジャラと鎖が擦れ合う音が無常にも絶望感を煽らせる結果になった。
一番信じられなかったのは、ほんの少し中に入れられただけなのにこれまで感じたことの無い、疼きのようなむず痒さが気持ちいいのだと体が訴えてきていることだった。

「う、そだ……こ、んなの……も、やめてっ……ぅ」

与えられる快楽から逃げることも、受け入れることもできなくてただ子供のように首を振って嫌だ嫌だと口にするしかなかった。無駄だとわかっていても、なにがなんでも諦める気はなかった。気力がもつ限り、逆らい続けることを胸に刻んだ。
そんな葛藤をしている間にシズちゃんの人差し指が、じわじわと侵食していくように進んでいって、どんどん胸の鼓動が早くなっていく。

「ん、く……っ、は、はぁ、クソッ、ぜった、いに……ゆるさない、からっ……」

シズちゃんに対する恨み言を吐くことで、意識をなんとか逸らすことに必死になっていた。
そうしないと異物が体の内側をゆるやかに進んでいくのが、だんだんと癖になってきているという事態を直視しなければならなかった。そんなのは絶対に、あってはならないことだというのに。

「こ、のっ……は、ぁ、ころす……こ、ろしてやる……っ、あ!」
「もっとまともなことを呟きやがれ。せっかくこっちがしてやってんだから、その気になるあえぎでも出してみろよ」
「じょ、うだん……っ、だれが、そんなこと……っ、は、うぅ」

しかし強がりは最初の頃よりも弱まっていて、途切れ途切れになる言葉と歪みかけている視界がこの先の出来事を物語っているようだった。俺だってわかっているのだ。まだシズちゃんが本気を出すどころか、遊びにも物足りないぐらいの優しさで弄ばれていることを。
だってこれから俺は、指なんかでは済まされないぐらいの激しい行為を強いられるのだ。

「しかし男でも感じたりするんだな。中すげえ震えてんぞ」
「ち、がうっ……これ、はこわ……っ、う知らない、ッ……!」

震えているのが気持ちいいからだなんて自分勝手な解釈をされかかったので反論しようとして、慌てて口を噤んだ。怖くて震えている、などと本当のことを言えるわけがない。
やがて何度か指が同じ場所ばかりを執拗に往復しだして、どう考えてもわざとやっているだろうことはわかっていた。どうせ無理矢理するぐらいなら、そんなまだるっこしいことはせずに一思いに最奥まで貫いて欲しかった。
焦らしプレイなんてできる性格ではないというのに、もし本能的にやっているのなら相当すごいなと思った。
さっきから向こうの思い通りに、そこがもどかしくてむず痒くてしょうがなくなっていたのだ。

「顔が赤くなってきてんぞ。手前でも、そんな色っぽい顔するなんて意外だな。もっと気持ちが悪いものだと思ったんだが」
「はは、おれはっ……じゅ、うぶんきもちわるい、けどね……さいあ、く、うぅ、あ、は」

恨み言を唱えていると、いらついたのか指の動きが少しだけ速度を増した。それをきっかけに、乱暴に掻き回されはじめて尚且つもう一本指が追加された。
ぬめる粘液の冷たさはすぐに熱に変換されて、内側で異物たちがそれぞれ主張するように別々に蠢いていく。たったそれだけの単純な動きだというのに、媚薬のせいで二倍三倍にも感じられて、麻痺するような震えが全くおさまらない。

「最悪って言ってる割には、笑ってるじゃねえか。誘ってんのか?」
「え……っ?」

必死に襲ってくる快楽の疼きをなんとか堪えていると、急にそう言われた。誘惑していると告げられたが、しかしそんなはずはなかった。こっちはただいつもの表情を崩さないようにしながら、耐えているだけだ。どこをどう見間違えたらそう見えたのか全くわからない。
なにかが、噛みあっていないのだとそこで気がつくべきだった。

「そうやっていつもいつも、俺の事をバカにしながら笑ってやがったよな。こっちはいつもそれに踊らされて、追いかけて、捕まえられなくてイライラして、秘密まで握ってやって優位になったっていうのになんでそう余裕でいやがるんだ!他の人間とは距離を取ってやがる癖にわざと目の前に現れて……!」
「ちょ、っ、んう、うっ……え、あっ、は……ッ!?」

それまで静かに黙っていて感情を押し殺していたシズちゃんがどうしてか急に爆発した。秘めていた想いを打ち明けるかのように一気にまくしたててきた。それが愛の告白であったらならばよかったのだが、生憎全くの逆で愛とは別の意味でわけのわからない恐怖が急速に心の内に渦巻いていた。
しかしそのことを考えたいのに、向こうが興奮しきったまま指を出し入れしてきてすぐに考えが離散した。もう自分から発する声なんかに構っている場合ではなかった。

「なんで苦手なはずの同姓の俺に関わるんだ?俺が手前に何をした?いや、なにもしてねえからこそ俺に何かをして欲しかったんだろ?こうやっていつかぶち切れて襲われんのを待ってたんだろ?襲われたかったんだろ、なあッ!」
「う、そっ……んぁ、ち、が……っ、んぅ、シズ、ちゃ……あ、あぁ……!!」

上半身だけを後ろに振り向かせて急激な責めをやめさせようと必死に覗き見たが、下を向いていてしかも前髪が隠れているのでまったく届かない。あまりの変貌にこっちも動揺が隠し切れず、体の中を擦る指の攻めにも混乱させられていたので、縛られた手をひたすらに叩きつけて鎖を鳴らし訴えた。
けれど病的なほどの悲痛な叫びにかき消されていってしまう。変わりに律動される指とローションが混じり合った水音がぐちゃぐちゃと響いてきた。

(や、だ、なにこれ……誰これ、シズちゃ、んじゃない……ちがう、ちがうだって、こんなにこわい、なんて……おれをおそった、あいつより……コワイ)

一度はおさまったはずのトラウマ的恐怖心が戻ってこようとしていた。いつ震えがきてもおかしくないぐらい、強い恐れを感じていた。けれど結局はすぐに違う感情に支配されていった。

「んあ、は……あつ、ぅ、やだぁ……これ、っ、だめ……んぁ」

普通だったらもう怖くておかしくなっているところだというのに、それよりも強い刺激による快感が相殺していた。むしろ恐怖を上回るほどの、すさまじい悦楽にあっという間に飲み込まれそうになっていた。ただの媚薬を盛られているだけならまだよかったのに、こんなにぐちゃぐちゃにされれば逆らえることはできない。
わけがわからないまま、もうただ喘ぐしかなかった。

(コワイけど、気持ちいい、おかしい、あつい、これ……いぃ……き、もちいぃ……)

壊れかけた頭の中で、なにを最優先とするかは本能のままに流されることに決まっている。弱い心の逃げ道でもある。
異常を享受するより性欲を享受するほうが楽なのだ。

「このまま指だけでイけよ。大嫌いな俺の手だけでイかされて屈辱を味わえよ、なあッ!!」
「あ、ぁ……っ、やめ、ろ……んあ、はっ、や、さわる……なあああぁッ……!!」

あまりに強すぎる刺激のせいでだんだんと瞳に生理的な涙が溜まってきていた。なのにここにきて後ろだけでなく前にも手が伸びてきていて、尋常じゃないぐらい抵抗した。
さっきまでは全く反応していなかったのにものの数秒の間に弄られて、急速に快楽が限界近くまで引きあげられていた。当然のことながらこんなに感じるのも、無理矢理感じさせられるのもはじめてでどうすればいいかわからなかった。
ただこれ以上ふれられれば出してしまうことだけはわかっていた。そんなのは受け入れたくなどないというのに。

「ほら、みっとみなくあえぎながら出せ、よ……ッ!!」
「ひ、や、ぁああっ……あ、あっ。はあああんんっぅうううう……!!」

上に反り返って勃ちあがっていた俺自身の先端に指が伸びてきて、ほんの一瞬だけ引っ掻くように握りこまれた。それだけでもう溜まりきっていた欲望を吐き出すのには、充分すぎるほどだった。
勢いよく白濁液が飛び散り革張りの黒ソファを白くデコレーションしていった。腰が麻痺したようにガクガクと揺れてくねり、今までに感じてきたものとは違う種類の官能を味わった。

「あ、っは……はは、あははははっ……はぁ、あ……」

指が引きぬかれた後に、射精感の余韻に浸るように太股をもじもじと擦りあわせながら、目の前で起こった現実がすぐには理解できなかった。理解したくなどなかった。
唇がわなわなと震えて呼吸も乱れっぱなしなのに、笑いが止まらない。もうなにも考えたくなくて、ただひたすら笑い続けた。壊れたようにずっと、ずっと。

「はは、あ……はっ……え?」

何も声は掛けられなかったしどういう状態になっているかはよくわからなかったが、いきなり熱くて硬いぬめるものが指の変わりに押し付けられ、乾いた笑いが止まった。
振り返って目で確認しなくても、わかる。服を脱いでそれを取り出すぐらいの時間笑っていたのだから、きっとそうに違いない。けれど直視したくない、間違って欲しいと迷っている間にはもう無理矢理ねじこまれていた。

「えっ、やぁ、ああっ、うそ……あ、あぁは、あ、ああぁ……!」
「やっぱキツいな」

圧倒的な異物感が肉を掻き分けるように進入してきて、ローションで湿らせてはいたようだったが信じられないほどの痛みが生じた。そうして痛みはすぐに心地よさに変換される。媚薬の効果は絶大だった。
自然と中が収縮を繰り返して押し出そうとする行為が、余計に向こうにも俺自身にも悦びを与えているようでまるで無限地獄にでも陥っているかのようだった。もうすっかり頭の中は靄がかかったかのようにぼんやりしていた。
たった今出したばかりなのに復活しかけている自身や、すぐ傍で聞こえる自分以外の息づかいとか、認識したくなかった。
シズちゃんに体を割り開かれて貫かれているなどと、自覚したくなかった。

「は、ぅうっ、うそ、だ……うそ、こんなのぉ、やだ、やっ、あぁ、う、んぅ……う、そ……」

「うるせえ、逃げるなよ。折原臨也は今、平和島静雄に犯されてんだ。俺のが手前の中で暴れて、嬉しそうに悦んでんだ。憎い相手のもん咥えて嬉しがってる淫らな奴なんだよ、なあッ!」




































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