ウサギのバイク ねこねこねこにゃ!③
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2010-10-21 (Thu)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き 尻尾弄りとお尻…

* * * 「ん、うぅっ…は、っそこ、やだぁ…いぃっ…うぅん…」
「相当素直になってきたじゃねえか臨也くんよお?」

舌でペロペロと舐め続けながら、時々息継ぎをする瞬間に後ろをいじくるシズちゃんに対して素直に気持ちがいいと口にした。
ほとんど意識はなくなってきていて、ひたすらに気持ちいい行為だけに専念していた。普段だったら絶対に言わないことも、なんでも言うことが出来た。
だからその言葉も迷わずに、呟いた。

「はぁあ、っ…なか、いぃっ…すき、ぐりぐりするの、ゆび、がこすれて…きもちぃいよ…っ、は」
「なんだいつもは下手くそだとか散々罵ってくるじゃねえか?なんだ本当は好きだったのか?」


「や、ぁっ…ん、すき…すき、だよ…シズ、ちゃんが」


唇全体で吸いついてちゅうちゅうとわざと音を立てていたが、好きだと言う時にはわざと上を見あげてはっきりと言いきった。
首元の鈴がチリンと鳴って、獣の耳としっぽがせわしなく震えて不安げな胸の内を表現しているようだった。こんな甘いことなんて言ったことが無かったから、どう反応していいかわからなかったのだ。
こんなこと死んでも言わないと思っていた。

「ば…ば、かじゃねえのか…そ、んな急に……ッ!」

「う、にゃあ…ッ!?」

しかし予想に反していきなり指を引き抜かれてぎゅうっと体を上から抱きこまれたので、恥ずかしさと驚きでまた猫みたいな声が出て頬が赤くなった。
いつもシズちゃんは俺の予想を覆してくるけれど、こんな風に裏切られるのは悪くなかった。正直に、嬉しかった。
このままにし続けて欲しい気がしていたのだが、すぐに離れて行ったので名残惜しく感じた。
代わりと言っていいかどうかはわからなかったが、たっぷりとまたマタタビがかけられたので瞬間的にそっちに引き寄せられてしまった。欲望には忠実だった。

「あ、はぁんっ…や、だぁ、シズちゃん…ごほうびかな?おいしっ…ん、うぅっ、おい、ひぃよ…」

盛大に滴る汁を舐めてごくごくと飲み干しながら、こうもあっさり甘やかしてくることに内心ほくそ笑んでいた。
案外こっちが素直になれば扱いやすいのかもしれないと思いながら、しかしそれを実践するほどの余裕はなかった。
もう全身は火照ってしょうがなくて、そわそわと足を擦りつけながら、せわしなく尻尾が揺れていた。早くイかせて欲しくてしょうがなかった。
きっとこのまま入れてくれるのだろうと胸を躍らせて待っていると、予想外なところを刺激されてしまった。


「なんかこの尻尾気になるんだよな…」
「えっ!?あっ、ん、にゃぁあああ、んっ…!!…ぅ、うにゃ、っ」

シズちゃんにしてみれば軽く引っ張った程度だったのだろうが、俺にとっては電撃が全身を駆け抜けていくほどの衝撃で、背筋がびくんびくんと麻痺した。
しかしそれがただの刺激じゃなくて、快楽を促すものだというのは本能でわかっていた。だから必死にお願いした。

「あ、あぁっ…それ、はなして…っ、やめてっ、やだ…ぁ!」
「も、もしかして尻尾が性感帯っていうやつか?」
「ひ、あぁにゃああぁんうぅ…っ、だめ、やぁ、あ、うあぁ…っ、イきそぉ…!」

根元の方を改めてぐいぐいと引っ張られて、勝手に腰が浮き目尻に涙が溜まっていく。明らかに、今までと違う感じ方で悦楽が襲ってきていた。
縋るようにペニスを握りながら頭を振り乱すと、鈴の音がひっきりなしに鳴り響いていく。
本当にもうだめだと思っていると、無防備に晒していた後孔に再び指が二本同時に突き入れられた。

「えっ、あ、んはああぁっ、な、んで…あ、これ、こんなの…むりぃ、だからぁ、んあぁ!」

もうそこで耐えられなくなって、シズちゃんの足に必死にしがみついてしまった。
中を抉りながら擦って出し入れしていく指と、尻尾を引っ張る動きに会わせて下半身がくねっていく。もう絶頂に向かうのを止められなかった。

「すげえ締めつけてんじゃねえか、ほらさっさとイけよ…ッ!」
「ん、えっ?あ、ふぅっ、んはあああっ……!あ、ひあぁ、ぅう…っ、ん!」

そろそろ出そうだと思っていた時、急に尻尾を握っていた手が離れてパシンという乾いた音と刺激が加えられて、数秒経ってからそれがお尻を叩かれたのだと知った。
じんじんとした痺れを心地よく感じながら、そのまま理性を完全に手放した。

「あ、んにゃぁあ、あ、らめっ…ひぅ、っ、あ、れちゃう、イくっ、ひくぅ…シズ、ちゃ……んひ、ぅっ、あ、はああああぁっ、んうぅ、うぅっ、は!!」

すべてを忘れて、おもいっきり白濁液を先端から吐き出した。しかし出しているにもかかわらず後ろの責めは続けられていて、気持ちがよくてしょうがなかった。

「あ、ひぃっ、んうぅ…イってるのにぃ、ぐりぐり、やぁあ、また…れ、ちゃう、ってぇ、んあ、んうぅうううんっつうううぅんはあぁ!!」

すっかり瞳からは涙を零しながら、連続して二度目の射精をした。こんなに間隔が短くイってしまうなんて初体験で、頭が真っ白になった。
ぼんやりと歪んだ視界の中で、シズちゃんが嬉しそうに笑っていたのでこっちもつられて微笑みかけた。


「ん、にゃっ…!?」


しかしそれをすべて壊すかのようにまた尻を叩かれてしまって、驚きと衝撃に目を見開いたまま悶えた。
一気にどん底に突き落とされたかのような悲しみが広がったが、続けて反対側の尻をはたかれてそれどころではなかった。

「先にイったらおしおきだって言ったよな?しつけはちゃんとしてやらねえとな」
「や、やだ…っ、やぁ、あっ、んはあぁんっ!」

お仕置きだとかそういうことは忘れていたので、何を言われているのかはすぐには理解が出来なくて呆けていた。
しかしすぐに違う、違うと抗議をしたのだが容赦なく切り捨てられた。猫を甘やかす飼い主、という印象は一気になくなってしまった。

「なぁ、今手前は猫なんだろ?だったら猫らしく鳴けよ。口答えなんかするんじゃねえよ!」

「ち、が…っ、んひゃあああぁっ!やぁ、たたかな、いでぇっ…あ、んはぁ、ねぇ、あ、んうぅ…ぅ、にゃ、ぁ…」

怒鳴り声と同時にまたパシンと音がして、背筋がぞくぞくと震えてしまった。その刺激は悪くないどころか、いつの間にか快感として体に覚え込まれたようだった。
でもこんなのは普通じゃないと思って暫く反抗していたが、やがて観念したように自ら小さな声で猫の鳴き声を真似た。
屈辱的だという気持ちはあったものの、これ以上は強い刺激を受けたくないという一心だった。
すると乱暴に頭に手を置かれて、ガシガシと掻き回されながら聞いたことも無い程穏やかな声で囁かれた。

「やればできるじゃねえか?猫の臨也くんよお?」

「は…っ、ぅ、にゃ、ぁ…あぁ、んっ」

もうなにがなんだかわからなくなっていて、ただ頷くように傾けばかわいらしい鈴の音が首元から聞こえてきた。


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