ウサギのバイク ねこねこねこにゃ! ④
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2010-11-03 (Wed)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き ドエロ猫まっしぐら

* * *

「でもまだ満足しねえなあ。あぁそうだ面白いこと思いついた」
「ん…ぇっ?な、に…?」

尻全体がまだじんじんとしていて痺れている感じだったし、頭はぼんやりとしていた。体にも力がうまく入らなくて、背筋がびくびくと震えている。
何をするのか後ろを向いて見守っていると、さっき散々弄った尻尾を手にして、その先端をありえない場所に突っ込もうとしているのが目に入って青ざめた。

「ちょ、っと待ってよ!い、いくらなんでもそれはない…っ、あ、やだ、や…あぁ、擦らない…でっ!?」
「マタタビ塗ってやるから我慢しろ。あぁ、気持ちよくて我慢なんてできねえよな?」
「や、あぁ、あ…だ、めって、ぇ…っ!」

あろうことか後ろの窄まりの周辺を強引に尻尾で擦ってきたので、慌てて遮ろうとした。けれど途中で手は叩き落とされて、ベッドの上に倒れ込みかけた瞬間に、力が籠められる気配がした。
マタタビを尻尾に大量にかけられてその冷たさに既に感じてきていたというのに、こんなのは無理だと思った。
受け入れたくない一心で体を捩らして入る位置を変えようとしたのだが、タイミングよく押されて逆に自分から受け入れることになってしまった。

「あ、あ、やああぁぁっ…あ、あつ、あ、んうぅっ、これ、やぁあ!?」
「そりゃすげえだろうなあ。気持ちよくて締めつけたら尻尾からも快感が得られるし。ははっ、相当やべえんじゃねえのか?」

シズちゃんの言う通りだった。
異物感に思わず中を締めつければ、尻尾が引っ張られたことでそっちが気持ちよくなって、それが伝わってまたそこがひくついて、という堂々巡りだった。
もう手は離されているのに、勝手に黒いふさふさした毛が中におさまっていってしまう。シーツにしがみつきながら、またイってしまいそうなのをギリギリのところで堪えていた。

「んうぅっ、あ、も…む、りだ、からぁ…ぬ、いてよ…っ、あ、うぅっ」

やっとのことで最奥まで潜り込んできたところで、短く何度も息をついた。もう二度も出したというのに、硬くなって今にもはちきれんばかりの欲望を主張してる自身が、恨めしかった。
体が猫になったことで発情しているというのか、全く衰える気配が無くて困っていた。もう出したくなんて、ないというのに。

「あぁ掻き回して欲しいっていうことか?ほんとしょうがねえよな手前は」

「ちが、う…そ、んなこと一言も!?だ、から、やだ、あ、やっ、おねが…っい、あ、んはああああぁ…!!」

しかし懇願を聞くどころか、全く別の意味に変換させてそう言ってきた。自分勝手もいいところなのだが、こういう行き違いというのはよくあった。でも今ここでそれをされるのは、最悪だった。
慌てて必死に違うと言いながらやめてくれとお願いしていたというのに、そんなのさえも全く無視した物理的な衝撃が全身を跳ねさせた。

「おい、まだ動かし始めたばっかりなのにイきやがって、ったく。まぁ淫乱発情猫じゃ、しょうがねえのか」
「あ、っあぁ、ん、にゃ、ぁ…あ、うぅ、いっひゃ、った…まにゃ、いっちゃ、っ、う、くぅ…」

白濁液が飛び散っていくのを焦点の合わない瞳で眺めながら、あまりの悦楽に涙が勝手にぼろぼろと流れていってしまう。
ペニスから精液を出しながらも、後ろは感じきっていてこれまで感じたことのない気持ちよさに完全に酔っていた。前も後ろもドロドロに溶けるぐらいに熱くて、自分の体じゃないみたいだった。
俺の動きに合わせて激しい出し入れは繰り返されていて、もうこっちはカクカクと腰を振るだけに成り果てていた。


「随分と良さそうじゃねえか?おい、もっと顔よく見せろ」
「は、ふうぅっあ、あはぁ、っ…ん、うぅ、ふ…っ、うぅ、ん…」

上半身を起こされて無理矢理顔だけを横に向けられたと思ったら、唇をしっかりと塞がれてしまった。そうして舌がすぐ侵入してきて、絡められていく。
ねっとりとした唾液を擦りこむように口内全体に塗りたくられて、口の端からとろとろとこぼれていった。
こんなに執拗に俺ばっかりが責められているのは恥ずかしかったのに、今となってはどうでもよくて、従順に舌を絡ませ下半身を震わした。

「は、っ…最高にエロい顔してるぞ?だらしなく口開けっ放しにして、汁垂らして喘ぎまくってはしたねえ猫だな」
「ふあっ、はっは…あぁ、んうぅ、らってぇ、ひもち…いぃ、からぁ、んうぅ…」

今の状態を指摘されたにもかかわらず、怒りも悔しさも沸いてはこなくて、ただ体の中から熱くて疼いてしょうがなかった。
けれどふと、まだ満たされないでいることに気がついた。確かに性感帯になった尻尾はよかったが、中をめいっぱい掻き回すには至らなかった。
もっとぎちぎちに、大きいので広げて欲しいと望んでいた。それを瞳だけで訴えてみると、どうやら通じたようだった。

「やっぱりこんなんじゃ満足しねえってことか?どんだけビッチなんだよ。こういう時の手前の気持ちはよくわかるんだよなあ、単純で」
「んあぁ、っ…ふ、うぅ、っ…シズ、ちゃんだって…いれたい、んでしょ?ね、ぇ…っ、は、えっ、あ、んにゃああぁ!」

自分で意識してわざとらしく誘うように微笑むと、出し入れが瞬間的に早くなってしまって、とにかく一度出させる気なんだと悟った。
しょうがないからつきあおうとこっちも腰をくねらせて、絶頂に向かって集中していた。そうしてもう全部解放されるというギリギリのところで、尻尾が引き抜かれた。

「あ、あぁっ…や、っぱり…そういう、っぁ、ひど…こんなの、やらぁ、せつないっ、よぉ」
「だから手前だけを喜ばせる為にしてるんじゃねえんだって。今度は俺と一緒に気持ちよくなりたいんだよ、わかるよな?」

本当にわがままだと心の中で罵りながら、抗う気なんてなかったので首を縦に振った。イく前に止められるというのは半分ぐらい予想していたので、余計に迷いはなかった。
ベッドの上に倒れ込みそうになる体を叱咤して、尻をシズちゃんの方に高く掲げ耳と尻尾を震わせながら精一杯の気持ちを込めて懇願した。


「んっ…はぁ、っ…シズちゃんの、ぶっといおちんちんで…もっと、きもちよくして?あっつい、の、はやく、ほしい…っ」


「なあ、大好物のマタタビとどっちが欲しい?」

一瞬なんのことかわからなくて、きょとんとしてしまったが眼前に瓶が掲げられてその誘惑される臭いに口元が緩んでいく。

「ははっ……どっち、も?」

「欲張りなわがまま猫じゃねえか。まぁわかってたけどよお」

シズちゃんは言いながらさっきから何度も塗りたくっていたマタタビエキスを、放置されていた股間のモノに塗り、残った液体はひくつく穴に充分に塗りつけてきた。
あまりに待ち切れなくて、荒い息をしながら肩が震えていた。ぼそぼそと、甘い喘ぎを呟き続けているとようやく後孔に滾るそれが押しつけられた。

「いっぱい、出して…よがらせて?」

「もう充分よがってるだろ。そこは壊れるぐらい気持ちよくしろって言うところだ」

完璧に誘い文句を言ったつもりが、違うと否定されてもっと激しいことを告げられて、背中がぞくりと震えた。もう一度、早くと息を吸いこんだタイミングでそこに衝撃を受けた。
指や尻尾で十分すぎるぐらいに広げられていたそこは、マタタビ液の滑りも借りて難なくぬるりと入りこんできた。
しかも今度は焦らすことなく一気に侵入してきて、あまりのことに一瞬息をするのを忘れていた。

「あ、ふ、あああああっ…んぅ、あ、すご、っ…おっきぃ、これ、いぃのお…っ!」
「そんなにいいか?でももっといい方法があるんだよな。この尻尾と手前のちんこ擦られながらイくってのも有だろ?」

その言葉にはっと我に返った。バックから俺の中に入れた状態で、右手には尻尾左手は俺のペニスの根元をさりげなく握ってきて血の気が引いていく思いがした。
考えなくても、それが壮絶に気持ちいいだろうことは予想ができた。喉をごくりと鳴らして、震えそうになる唇から素直な気持ちを告げた。


「お、ねがいします…まえもうしろも、っ…なかも、そともぜんぶ、きもちよく、してください。シズちゃんで、いっぱいにして?」


真後ろからククッと笑う低い声が聞こえてきたので、期待に胸を膨らませた。



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