ウサギのバイク CHOCOLATE PHILOSOPHY③
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2010-02-20 (Sat)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き \(^o^)/

* * *

「そのチョコ一粒いくらすると思ってんの!有名デパートのバレンタインフェアでしか売ってない高級ホテルのチョコとか限定モノなんだよ!それだけで数万とかしちゃうんだよ!!」

慌てて大声で叫んでいかに素晴らしいチョコレートなのかを力説し始めた。
勿体無い食べ方をされるのが嫌なのもあったが、中に入れられるなんてマニアックなことはいくらなんでもされたくはなかったからだ。


「なんでそんなに高ぇの買ってんだよ」
「今年はバレンタインが日曜だから会社用は少なめで自分チョコで高級でおいしいやつとかが流行ってんだよ。キャリーバッグ付で中身のチョコを彼氏にあげたらバッグは自分のものとか、そういうの売りにして…」
所詮テレビの受け売りだったが、さも自分で調べたかのように大げさに話をしていたが途中で言葉を遮られて最低なことを言われた。


「じゃあお前も食べられていいんじゃないか?口じゃないけどな」


シズちゃんは心の底から楽しそうに笑っていた。といっても俺からしてみれば凶悪な笑みであるのは間違いなかったのだけれど。



「な…ッ!ま、待って!やめ…っううぅ!?」

本気で嫌だったので急いで逃れようとしたが、がっちりと掴まれていてびくともせず何の準備もないまま後ろにチョコレートの塊が宛がわれ窄まりに無理矢理押しこまれた。
すぐに妙な異物感が背中を駆け抜けていって抑えられないため息が口から飛び出してしまった。
テーブルの端を掴みながら腰を震わして耐えることしかできなかった。手を伸ばして阻止したくても、できない状態だった。

「馬鹿力…さ、いあくだよ…っう、ぁ…」
体の中に入りこんだチョコレートを奥に押しやる為にか指を二本ほど侵入させてきたのだが、すんなりと入りなんの引っかかりもなく進んでいった。
「すげぇ中熱くなってんぞ?これなら全部すぐにでも溶けんじゃねえか」
「これ以上、はだめ…ッあああぁ、ぁあ…!」
けれども制止の声は全く届かず続けて二個目のトリュフが中に入れられてきた。途端に腹の奥が疼きこんなことでも感じてきている自分がムカつくぐらいだった。
そしてまたぐいぐいと押されるが既に中にある一個目のチョコに当たりそこでいったん止まった。
「うあっ、や、やだ…これ、きもち悪い…っうぅ…」
肩が震えるだけでも中のものがころころと転がりながら好き勝手に暴れて、いつもとは違う奇妙さが嫌だった。もうあっという間に瞳に涙が溜まりいつ溢れてきてもおかしくないぐらいだった。


「あ?きもちいいの間違いだろ。ほら残り一気に入れてやるよ」
「やめて…ッ、ひ、っうぅやああぁぁ…ッ…!!」
異物がごりっという感触を伴いながら入り口から立て続けに侵入してきて、わき目も振らず叫び散らした。涙がぶわっと急激に目からこぼれて頬を水で濡らした。
信じられない気持ちで机に縋りながら、もうすっかり思考は蕩けてきていた。
なにが起こっているのか理解してはいるものの、拒む力はもう完全に消え去っていて理性のままにあえぐしかなかった。


「も、これッ、だめ、すごいぃ…はぁ、あ…んぅ…」
「イイだろイザヤ?そろそろ俺もチョコが欲しくなったし全部食ってやるよ」


言いながら後ろの部分に熱い息がかかり始めた。これからどうするんだろうと鈍った脳で考えていたら、急にシズちゃんの唇がそこにあてられてきた。
「え…ま、さか……?」


次の瞬間ものすごい衝撃が全身を駆け巡った。


「あ、うああぁぁ…ッ、は、はあぁ、う、うんんぅうぅぅ…ッ!!」


尻の肉を左右に広げられてその間の部分に吸いついて、中身を飲みこみはじめたのだ。体の中のものが吸われていくはじめての感触に、すぐに意識が飛んだ。
同時にすっかり勃ちあがっていた自分のものから白い液体が派手に噴出し床を汚した。
あまりのことになにも考えられなくて、ただびくびくと腰をくねらせてあえぎ快楽を貪ることしかできなかった。
自分の方はすぐに果てて終わったが、後ろの吸いつきはなかなかとまらなかった。
「も、やめ…て…ええぇ…シズ、ちゃ…んうぅぅ…ッ…」
必死の願いが届いたのかそこから顔を離して俺の方を舐めるように下から覗きこんできて、一言告げた。


「てめぇすげぇエロい顔して笑ってんぞ?」


「え…………?」
「いいぜ、じゃあ次は俺のを入れてやるよ」





そしてその後はいつも通りに散々犯された。あまりに一方的すぎてセックス、とは思えなかったがそれでも体はしっかり受け入れていた。


「俺が挑発したのが悪かったけどさ、これは酷いよね…」
部屋はいろいろ放置したまま疲れて眠ってしまったので、ものすごい惨状になっていた。甘い香りは充満しきっているし、床や壁、ベッドまでもところどころが茶色に汚れていた。
一部分にくっきりと手の形に残った跡も残っていて、そこでなにがあったのか一目瞭然な気がした。


「そういや忘れてた」
「ん?なにが?」
「お前の舐めてやんの忘れてた。まだチョコも残ってることだし、またかけてやろうか?」
「もう勘弁してよ…」


ため息をつきながら頭の中では第二ラウンドにどんなことをされるのかでいっぱいになっていた。
散々いじられて遊ばれるのは俺のほうだった。

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