ウサギのバイク 冬コミ新刊③ 玩具箱の未来
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2010-12-24 (Fri)
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「玩具箱の未来」
静雄×臨也/小説/18禁/A5/84P/800円


屋上から臨也が飛び降りるところを見た直後なぜか前日の朝に戻っていて
なぜか同じ1日を繰り返していることに気がつく静雄
原因は臨也にあると探していると校内のトイレで複数の男達に輪姦されているところを見掛ける 
そのことに苛立ったがやがて臨也が誰かに脅されて淫らな行為をしているのを知ってしまって…

切ない系シリアスの来神時代ループ話 静雄以外からの脅迫輪姦表現が多めです

※モブ×臨也の表現がありますのでご注意下さい

表紙イラスト 那央 様
naobn

続きからサンプルが読めます

* * * (これは俺の為の行為なんだ。そりゃシズちゃんが気持ちよくなってくれれば一番だけど、大嫌いな相手としてるのを見られたら終わりだなんてわかってる。力づくで抜かれる前に出してくれるといいんだけどな)

中だしを望む男だなんて気持ち悪いにもほどがあるが、どうせなら最後までして欲しかった。目覚めて気がつくまでにはタイムラグがあるはずだから、なんとかその間にイかせてやると意気込んでいた。

「っ、む……ぅ……」

重力に従ってふにゃりと垂れさがっているそれを、唇を開けてぱっくりと含んだ。予想通り嫌な味もなく、ふとこれならずっとしゃぶってられるなぁなんて考えるほどだった。
口内で唾液をしっかりと塗り舌を使って軽く転がすようにしながら、上機嫌で蠢かせていると徐々にそれが硬さを保ってきた。実際にフェラチオをするのははじめてだったが、これも何度か淫具を使って試していた。自分自身でもこんなことをしてバカだなと我に返ることもあったが、それよりも実際に行為に及んだ時のことを考えると楽しくなっていったのだ。
同じ男同士感じやすい部分なんかはだいたい把握している。本当にどこがいいかは個人によって違うが、ほとんど外さずにできる自信があった。だからむくむくと舌の上で形を変えていくのを感じながら、瞼を閉じて行為に専念した。

「んく……っ」

するとやがて含んでいるだけでは滑り落ちていきそうになったので、根元に手を添えてしっかりと握りこんだ。するとそこからは一気に膨張していって、内心驚いていた。慌てて目を開いて顔を上目づかいで眺めると、さっきまで気持ちよさそうに寝息を立てていたはずだったが変わっていた。頬を上気させて、呼吸が早まっていた。覚醒が近いことが窺えた。
しかし幸いなことにまだ起きていないので、しゃぶるのをやめて急いでローションを半勃ち状態のそれに塗って上下に扱った。

「すご……これかなり大きいのかなもしかして?」

少々乱暴に扱いながら、むくむくと勃起していく肉棒に興味を持っていたが、やがてそれは驚嘆に変わった。自分のと比べてあまりにも、違ったからだ。長さはおろか太さも格段に違っていて、男としては若干ショックを受けていた。しかしこれからは受け入れる身なので、そんな暢気なことは考えていられなかった。
はじめてでこれって大丈夫なのかと心配になったが、今更諦めるわけにはいかず痛いのは免れないだろうなと覚悟を決めた。
そしてやっと準備が整ったところで、音を立てないよう細心の注意を払いながらシズちゃんの体を跨ぎ空中で静止した。片手でシズちゃんのシャツを掴み、反対側の手で塊を掴みながら後孔の入口にひたりと押し当てた。

「……ッ」

鼓動はバクバクとうるさいぐらいに鳴り響いていて、もうこれ以上ないぐらいに緊張してさすがに手が震えていた。何度も頭の中でシュミレートしてきたのに、いざ本番となると恐怖を感じるのは当たり前だった。はじめてのことなのだから、余計にだ。
肩の力を抜いて、はーっと長く息をついて、そうして次の瞬間腰の力を抜くと同時に大きなモノが体を貫いた。

「うあっ……あ、は……ぁ!!」

抑えようとしていた声は完全には堪えきれず、少し大きな声で唇から漏れた。ヤバイヤバイと頭の中で警報が鳴っていたが、体はそれどころではなかった。必死に歯を食いしばって耐えていた分、瞳からぼろぼろと涙がこぼれてきてしまったのだ。まるで出せない声が、代わりにあたたかい雫となって頬を伝い学ランの上に滴っていった。
しかし途中まで挿入したところで引っかかってしまい、それ以上は先に進めなかった。こうなることは予想済みだったので、おもいきって一度引き抜いて再び勢いをつけて挿入した。
「んぅ、っ……ぅ、く……!!」
するとさっきまでより深く貫かれて、頭の中が一瞬だけ飛んでしまった。唇がわなわなと震えて、腰の力が抜けていってどんどんそれを飲み込んでいく。
しかしさすがに振動が伝わってしまったのか、最悪の事態が訪れた。


「んあ……っ、なんだこれ?」


「ふ……ぅ、っ……!」

耳に届いた声に驚いて、全身がビクンと跳ねてしまい自分から腰を振ってしまうようなことになってしまった。しかし緊急事態だったので、急いで顔を俯かせて前髪で表情を隠した。覗きこまれて見上げられたら終わりなのだが、こんな淫らな表情を晒すわけにはいかなかったからだ。
数秒沈黙が流れた後、意外と早く事態に順応したシズちゃんがすごい力で腰を引いた。その途端足が崩れて、支えがなくなると同時に床に倒れ込んでしまった派手な音が響いた。

「くそっ、おいこりゃ……どういうことだ!」
「ひっ、は、あ、あぁ……っ、は、入っちゃった……」

* * *
※モブ×臨也

「そんなな顔するなよ。美人が台無しだぜ」
「楽しませてやるからよ。その辺の奴らじゃ味わえねえ快楽を見せてやるって」

口々に男達は俺に対して言葉をかけながら、完全に学ランのズボンと下着を剥ぎ取り、次に赤いシャツに手を掛けて胸の上までたくしあげてきた。おぞましくてしょうがなかったが、無様な声をこれ以上出すのは嫌だったし歯を食いしばって耐え続けていた。
すると別の者が俺の眼前で透明な粘液が入ったボトルを見せながら、中身を俺の股間の周辺に垂らすのが見えて身を縮ませた。そうしてやけに冷たいそれと同時、にどろりとした嫌な感触が肌に伝わってきて短く息を吐いた。しかしそこだけではなく背後に回っていた男が腰を掴み、他の男が両足をそれぞれ掴んでM字に開脚させたところで、後ろの穴の周辺にもローションが垂らされた。
やっぱりそうか、と嫌な予想が当たったことに軽く絶望していたが、まだその粘液は塗り広げられ、最後に胸までも塗りつけてそうしてようやく終わった。人前で肌を晒す羞恥心はおろか、他人に絶対に見せない部分を重点的に粘液で汚されて怒りで沸騰しそうだった。
絶対にこいつら後で痛い目に遭わせてやると心の中で憎悪をいだいていると、急に何本もの手が肌の上を這いまわり始めてそうして、ぬるつく粘液を肌に浸透させるように塗り広げてきた。つまりそれは敏感な部分を刺激されるということで、けれども平気な顔をしてやり過ごすはずだった。しかし。

「……っ、あ……!くそ、なんだ、これ……は」
「さっきの薬が効いてきてるのと、あと俺らが慣れてるからだ。言っただろ、こっちは何人もの商品を作ってきたプロなんだよ。すぐ楽しませてやるよ」

一人がそう言った後、一斉に男達が笑いだしそれはもう下品な笑い声だったのだが、俺の頭の中には全く入ってこなかった。全身の神経がふれられている部分に集中し、必死に葛藤していた。
確かにそいつが言うように、ほぼ全員がやけに手馴れていて、ただ撫でるだけではなくほどよい心地よさを与えてきていたのだ。それは俺の中で、シズちゃんとのセックスを凌駕するぐらいに全く違っていて、手足の先がカタカタと震え始めて鎖がジャラジャラと音を立てていた。
俺の意志に反して呼吸は荒くなってくるし、このままじゃマズイと思っているとそれは唐突に体に変化を与えてきた。

「えっ……う、あ、はっ、あ、あああっ!はひ、っ、う……あぁ、あ……!!」

大した刺激を与えられたわけではないのに、全身に電撃を流されたかのように一瞬で快感が体の中を駆け抜けていって、我に返った時にははしたないあえぎ声を口から漏らしていた。すぐに何が起こったのかはわからなかったが、なんとなく薬の効果が現れてきたのではないかという結論に至った。
性行為を知らない者が熟練した者のように快感を感じられるほど、強烈な薬物という意味がはじめて理解できた。これは本当に恐ろしいものだ、と自分が体験して知るだなんて最悪だった。

「はは、早速可愛くなってきたじゃねえか。大丈夫か?いきなりだから頭おかしくなってないか?」
「は、ひっ……んあぁ、あ、あー……ぅ、あ、んっ」

男の問い掛けになにかをしゃべろうとしたのだが、うまく舌が回らず意味不明な声だけが漏れてしまって自分でも驚いてしまう。意識ははっきりしているというのに、体が全くいうことを聞かないなんて初めての経験だった。こんなだらしない姿なんて見せたくない、と歯を食いしばろうとするのだがそれすらもできなくて困ってしまう。
体だけが別の生き物になって、勝手に乗っ取られているような変な気分に陥っていた。

「気持ちよくなってきただろ?ここも勃起してきたぜ、随分と苦しそうだな」
「やぁ、あ……っ、うぅ、はぁ……は、はっ、あぁあ」

言いながら俺もそこに目を向けると、確かに股間の中心のものが反応していて硬さを保っていた。小刻みに震えていて、解放したいと訴えているようでぞっとした。俺自身は決してそこまで感じていたわけではないのに、といいわけをしたいぐらいだった。だってまだ、軽くさわられているだけなのだ。
しかしなぜか男はその根元をぎゅっと握り、イかせないように戒めてきたのだ。

「な、んで……?」
「前でイっちゃ困るんだよな。まず後ろでイけるようにしてやるよ。すぐやみつきになるぐらいよくなるからな」

* * *
※モブ(校長)×臨也


「おや、なんだか頬が紅くなっているように見えるがどうしたんだい?」
「そんなことはないですよ。気のせいです、からっ、ぁ……ぅ」

事前に俺が媚薬を盛られていることぐらい知っているくせに、と内心悪態をつきながら遠慮がちに小声で息をついた。いくら全身が淫らになっているからといって、こいつに過剰にサービスをしてやろうという気はない。それなりに行為を早く終わらせて、こんなバカげたことから抜け出したかった。
けれども、薬を盛られている以上そう簡単にいかないことぐらいわかっていた。

「なかなか敏感な体みたいだね。少し乳首をさわっただけだというのに、こんなにも硬くなっている。自分で弄ったりしたことがあるのかな?」
「それは、その……」

自分でしたことなんて一度も無い。全部強要されて、自分で乳首をさわってオナニーをするところを披露したことはあるが、それぐらいだった。だから口ごもっていると、穏やかで優しそうな口調だった校長が、指導者としての威厳を現すような声で、きっぱりと言い放った。

「私は質問をしている。君には答える義務があるだろう、早く言いなさい」
「っ、う……あ、ります。自分で乳首の先端を引っ張って、くりくりと擦りつけたり、ぁ、握りつぶしたりしたことが、あります」
「なるほど。こんな風に強く引っ張ったりしたというのかね?」
「ん、ひああっ!あ、ぁ……っ、先生、いきなり激しいぃ、あ、うぅ……」

背後から両方の乳首の先端を引っ張られ、なまあたたかい手でおもいっきり前方につねられてしまう。油断していたのもあって、あっさりと甘い声が漏れて全身がビクビクと震えた。薬の効果はもう充分に聞き始めているようだった。
遠慮がちに喘いでいると、今度は赤いシャツの中に手を入れて、直接胸の突起を掴んできた。それだけでじんじんとそこが疼いて、眉を潜めながら荒い息を整えようと必死に吸いこんだ。

「随分と可愛い反応だ。だがそろそろ気持ちよくなってきたんじゃないか、君の顔を見てみるといい」
「んあっ……っ!うぅ、くぁ……は」
「あの鏡に映っている折原君は、随分とエッチな顔をしているね。自分で見て恥ずかしくないのかな?」
「は、恥ずかしいっ、です……その……あぁ、はぁん、っ、く……はひ、っん」

ちょうど俺の立っていた位置から真正面に大きな全身が映る鏡が置いてあって、そこを見ろて眺めれば随分と艶っぽい表情で耐えている姿が映っていた。間違いなく俺なのだが、自分で認めたくないぐらい、性的な顔で唇を噛みしめていた。
しかもそれを見ながら撫でられ始めて、余計に羞恥心が剥きだしにされた。この部屋には校長と二人しかいないが、自分という傍観者が居るだけで、全然違っていた。

「さて、じゃあお遊びはこれぐらいにしようか。ここからが本番だ、そこの机の上に座って下着を見せなさい」
「ぁ……っ、わかりました」

そう頷くと手が離されて、俺は仕方なく普段校長が使っている机の上に腰を押しつけながらベルトを外す。そうして次にゆっくりとズボンを半分ぐらい下ろして、その下に履いていた下着を顕にした。

「なるほど、それはシャツとお揃いなのかな?赤色だなんて誘っているようにしか見えないな、これはけしからん」
「これで、いいですか。その……これは」
「なんだ少し震えているのかね?折原君は恥ずかしがり屋なのか、そうか」

そいつは俺の行動を恥じらいからだと勝手に解釈したようだったが、実際は効いてきた媚薬のせいで小刻みに震えているだけだった。今更羞恥心が全くないわけではなかったが、ある程度は吹っ切れていたのは事実だった。
大抵の相手には、逆らわずに要望通りにすることができる。イレギュラーがあるとしたら、それはシズちゃんだけだ。
こんなことになったけれど、俺は未だにシズちゃんの事が好きで、愛しているのだから。

「いや、違うな。なるほど、早くその下のモノを見せたいんだな。膨らんで反応しているじゃないか。下着を取りなさい」
「ぅ、う……く、そうです……俺は、校長先生に股間のペニスを、見てもらいたい、へ、変態なんです」
「素晴らしい、君のような素行の悪い生徒が実は随分いやらしい体をしているとは驚いた」

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