ウサギのバイク つまみぐい
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2011-01-28 (Fri)
静雄×臨也 ※18禁注意

静雄の誕生日に未来から来たビッチドMな臨也が現れて童貞を奪う話 鬼畜静雄

* * *

「え、いや…意味がわかんねえんだけど…?」

「だから、こいつが誕生日プレゼントだって言ってんだ。これが欲しかったんだろ?なんか不満か?俺好みにしてあるから、満足できんだろ。とにかく今日一晩は楽しませてやるから、面倒みておけよ」

「はぁっ!?おいどこ行くんだよ手前ッ…おい!!」

俺の体の上に乗っかている人物を押しのけることもできず、勝手に部屋から出て行こうとする金髪頭に叫んだが、結局は途中で遮られてしまった。扉が閉まる音が虚しく響いただけだった。
肌色の何かが目の前に近づいてきたと思った瞬間に、唇を奪われたからだ。軽くふれられるだけだったが、間違いなくファーストキスを、奪われたのだ。

「誕生日おめでとう、シズちゃん。プレゼントはもちろん俺の体で…」
「だから待てって!いきなりのことで全然わかんねえんだけど、手前は本当にあの臨也なのか?俺が知ってのと随分違うんだけどよお」
「そうだよ。確かに高校生の頃の君からしてみれば信じられないのかもしれないけど、こっちはもう卒業して四年は経ってるんだ。だから変わっててもおかしくはないんだよ」

ニッコリと柔らかい笑みを浮かべながら熱っぽく俺の事を見てくるこいつが、あの生意気な臨也だなんてどうしても俺には信じられなかった。
来神に入学してそろそろ一年が経とうかというこの時期に俺の誕生日で、まさかこんなことが起こるなんて思いもしなかった。

「未来から来たって信じられないかもしれないけど、今日ぐらいは信じてよ。じゃないと俺達の関係は始まらないんだ、だから…ね?」
「関係ってなんだよ。さっきの手前ら見てたら…確実に主人とその奴隷みたいなもんに見えたんだけどよお」
「そうだよ?俺はシズちゃんの奴隷だよ?ほら、見て?」

半分冗談で主人と奴隷なんて言ってしまったが、まさかそれが本当だなんて肯定されるなんて思ってなかった。
クスクスと笑う俺の知っているあいつより艶ぽく成長した臨也が、おもむろにコートを脱いでその下を見せてきたのだが、全身の血がかあっと滾るほどに驚いた。

「今日は君の誕生日だから、特別にリボンで縛って貰ったんだよ。すごいでしょ?」
「し、縛りってどういうことだよ!んなことされてどこがおもしれえんだよ、わかんねえ…つーかパンツも履いてねえのかよそれ!」
「ふふっ、俺すごいマゾだからこういう格好して街中を歩き回るの好きなんだ。コートの下は全裸で縄に縛られてバイブ突っ込まれてる、って考えただけでぞくぞくするんだよ」

俺の腹の上に乗りあげたままでコートを剥ぎ取り、体中に巻かれたピンク色のリボンにごくりと喉を鳴らした。白い肌に綺麗にそれが浮きあがっていて、心臓がバクバクと鳴っている。
いや、こういうマニアックなことに興味はまるでなかったが、臨也だったら別だ。そりゃあもう出会った瞬間から惚れてしまっていて、勝手に手が出ていたぐらいなのだからしょうがない。
何度仕掛けても捕まえられず、ちょろちょろと逃げ回るあいつが歯がゆかったが、今目の前にはこんなに淫らな恰好している臨也がいるのだ。夢だとしても飛びつきたい。さわりたい。

犯したい。


「あははっ、やっぱりシズちゃんだ間違いない。もしかして目覚めちゃったかな?」
「あぁ、そうかもしれねえ。俺の誕生日につまみぐいしてもいいって目の前に現れやがった手前が悪い。人のモンってのが気に食わねえが、そのうち俺だって手に入れてやるよ。だから今日は、手前で我慢しておくわ」
「俺で我慢するってひっどい言い草だよね。君が思った以上にすごいんだよ?」

上半身を起きあがらせて臨也の腰を両手で掴んだ時には、一瞬で下半身が勃起していた。
ヤりたい盛りなんだからこの反応はしょうがないとしても、向こうも手慣れたようにズボンを脱がしてきたのには驚いた。
そうして下着も膝の上まで脱がされて、寒気に体がぴくりと震えた時には、あたたかい感触がそこに訪れた。そこには臨也の黒い頭があって、しゃぶられたのだと気がつくのに数秒かかった。

「んあっ…やっぱり、おっきぃね…本当に童貞?」
「…くそっ、なんだそりゃ…すげえ気持ちいいじゃねえか。どんだけ吸う気なんだよ」
「あぁごめんちょっと濡らしただけだから。出すのは俺の中じゃないとダメだよ?ほらこっちはもう準備できてるから」

俺の股間の間に顔を埋めていた臨也が唇をペニスから外すと、腰をくねらせて後孔を俺に見えるように広げて見せてきた。一瞬呆けてしまったのは、そこが既にとろとろに濡れていたからだ。
確か男の筈なのに、まるで女のように簡単に中が見えてびっくりしたのだ。調教されただとか奴隷だっていう話が急に現実味を帯びてきてぞっとした。こいつは夢なんかじゃない。

「じゃあシズちゃんの童貞いただきまーす」
「おい待て!いきなり……ッ!」
「う、ふぅ、っあ、ああああんうぅ…!やらぁ、はいっらぁ、おくまれ、いっきにぃ…っ、あ、どうれいそつぎょうおめれろうっ」

軽くそう言ってきた臨也が俺の股間の上に跨り、先端を後ろに押しつけたかと思うと一気に腰を落としてきたのだ。強烈な締めつけと同時に、かわいらしい喘ぎ声が部屋の中に響いた。
今まで聞いたことのない音色で卑猥な言葉をしゃべり、呂律の回らない舌で必死におめでとうと言ってきたので、頬が熱くなった。こんなに煽られて黙ってはいられなかった。

「どんだけ淫乱なんだよ手前!ふざけんな!」
「んひゃあっ、あ、んあぁ…!あぁん、いきなりおちんぽれ突いちゃ、やらぁん…はげ、しぃ…ひもちいぃよぉ、んうぅ」

臨也の両腕を掴んでしっかりと固定しながら、適当に下から突き上げてやるとおもしろいように腰を跳ねさせながら、めちゃくちゃに叫び始めた。
しかも俺の動きに合わせてぎゅうぎゅうと締めつけてきて、こっちは必死に堪えていたのだが、今にも出してしまいそうなぐらいに快感が全身を駆け抜けていた。
自然と細い体をしっかりと抱きしめて、艶っぽく濡れて光っている唇にがぶりとかぶりついてやった。当然動きは休めないまま。

「ふ、うぅ、ん…く、うぅ…ぷあ、っは…んうぅ、すごっ、い、はやいっ、あ、んあぁ、あ!」
「口開けてると舌噛むんじゃねえか?こっちは若いし、溜まってっから容赦しねえ、おらもっと腰振ってみろって」
「あ、あぁ、っ…むり、っ、あつい、つよいよぉ、あ、あたまおかひくなるぅ、っ…!」
「頭飛ばせばいいだろ。エッチなこともっと言ってみろよ……臨也」

こっちもわけがわからないまま必死に口内を蹂躙し、唾液でお互いの唇をべとべとにしたところで何度か奥をノックしてやると、頭を振り乱して悶え始めた。
小難しい動きなんてできないので、ただ荒々しく出し入れを繰り返すしかできなかったが、息が乱れるのも忘れて素早く腰をグラインドした。するとガクガクと震えながら瞳に涙を溜め始めた。
うわごとのように時折嫌だ、嫌だと言いながら照れていたが、すぐに同じ言葉しか発することができなくなるほど切羽詰まった。

「はひ、ぃっ…あ、ふぅ、あ、いぃよぉ…おちんぽ、しゅきれすうぅ…シズ、ちゃ、んのらいしゅきぃ、もっろぉ、きもひよくしれぇ!」
「どこがいいかわかんねえから、全部気持ちよくしてやるよ」
「あ、ふっ、あ、んぁあ…らめ、らめっ!も、むりぃ、イっひゃいそぉ、あ、どうていだったのに、なんれ、こんな…!」
「もう卒業したじゃねえか。それに俺が手前に負けるわけがねえ。淫乱だろうがなんだろうが、負けるわけにはいかねえんだよッ!!」

いつの間にか結合部からぐちゃぐちゃと卑猥な水音が響き、パンパンと肌がぶつかり合う音色も激しくなっていった。臨也も頬を染めながらぼろぼろと雫をこぼしてひっきりなしに声をあげ続けた。
俺がセックスに慣れていないことで少しだけ優越感に浸っていたのかもしれないが、あまりの律動に戸惑いの言葉を漏らした。そのことに、胸がざわりと疼いた。
従順なのもよかったが、予想のつかないことが起きて困惑しているこいつのほうが好みだった。澄ました顔をしているあいつも、同じように顔を歪ませてやりたいと思った。
その瞬間、自分のモノが大きくなり爆発するのを感じたが構わなかった。むしろ口の端を歪めて、わざとらしく笑ってやった。

「ひゃあっ、あ、あ、出てるっ、シズちゃんの、あつ、あつい…おれもでる、っあ、イっちゃううううんうぅぅうはああ、あ、はあぁ…!!」

最奥に叩きつけるように臨也の体を押しつけて身動きできないようにしてやると、腰から下を麻痺させてうっとりと蕩けた表情をしながら射精した。
熱い迸りが俺のジャージにも飛び散ったが、構わなかった。イき顔は最高にエロくて、呆然としながら息を整えている間にまた股間のそれも復活していた。

「あふっ、あ、んぅ…シズちゃんうぅ、あ、イかされひゃっらぁ…ははっ」
「で、次はどうしてやりゃいいんだ?マゾで変態な臨也くんは、どんなプレイが好きなんだ、言えよ」
「あはっ、じゃあバックから…して?」
「お願いします、だろ?」

繋がったまま体勢を無理矢理変えて、俺のベッドの上にうつぶせにしてやると、くぐもった喘ぎ声と共に懇願する言葉が聞こえてきてぞくぞくと寒気が駆け抜けた。
現実のアイツを服従させて同じことを言わせてやる瞬間が楽しみだ、と喉の奥で唾を飲み込みながら、目の前の体に食らいついた。
しかし結局臨也の初めてを奪えたのは、それから何年も後だったのだが、この時の俺はまるで気がついていなかった。

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