ウサギのバイク 脅迫者 堕トサレル ②
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2011-02-02 (Wed)
*リクエスト企画 紫夜 様
静雄×臨也 ※18禁注意

臨也が静雄を好きなことを知ったモブに脅迫されて体を好きにされる話。

* * *


「悪いけど俺そういう趣味は全くないんだ。だから期待されても…」
「逃れようっていう魂胆がまだあるならやめたほうがいい。あんたを脅して体を好きにして、調教してやるのを楽しみにしてたんだからな」
「あはっ、さすが一年も追いかけるストーカーだね。本当に気持ちが悪い」

なんとか逃れられないかと考えながら話をしていたが、どうやらそれはできないらしい。最低な相手に捕まってしまったのだと舌打ちしていると、唐突にそいつがポケットから何かを取り出してきた。
それを見た瞬間、驚きのあまり表情が崩れてしまった。定番と言われれば正しいが、こうして目の前で実際に見たのは初めてだった。

「使い方ぐらいわかるだろ?それを自分で打て、一応脅してるのはわかるよな?今から十数えるうちに内に打たねえと、ナイフであんたの足を刺して動けなくしてやる」
「…っ、ほんとひっどいなあ」

あくまで俺自身にやらせるあたり、腹立たしい。しかし本当に刺されてしまっては困るので、素早く受け取るとわき目もふらずに腕に突き刺した。
チクッとした痛みがした後、針から液体が体の中に入りこんでいって、背中がぞっとした。どういう類の薬かはわからないが、よくないものに決まっている。
そうして中身が減っていくのをじっと眺め、空になったところで抜き取り床に乱暴に投げつけてやった。そしてせめて最後まで逆らってやろうと、男を鋭く睨みつけた。

「これでいいだろ?さて、次は何をさせる気かな?」
「そろそろ、だ」


「なに……を、ッ!?」


唐突に目の前がぐらりと揺れて、驚いている間に床に倒れこんでいた。一瞬何が起こったのか理解できなかったが、すぐさま異様な震えと熱が全身を襲い額に脂汗が浮いた。
すぐに効いてくるだろうとは思っていたが、あまりにも早かった。それにこういう類の薬を打ったのも初めてで、どうなるかわからなかったのだ。
予想以上の苦しさとだるさで、床にうつぶせになって小刻みに震えたまま動けなくなっていた。みっともない呻き声をあげるのだけは耐えたが、それもすぐにはできなくなりそうなぐらい辛かった。

「はぁ、は…っ、くそ……!」
「苦しいのは最初のうちだ。そのうち信じられないぐらい気持ちよくなるぜ。量も多めにしておいたし、壊れるギリギリのところを彷徨わせてやるよ」

男の声と、手が体に伸びてきた時にはもう、半分以上意味が理解できなくてただ切なげに息を吐きながら、虚空を見つめていた。



「いい格好になったじゃねえか、それに随分と大人しくなったな」
「んあっ…う、は…あつ…」

頬をペチペチと叩かれて朦朧とした意識を少しだけ覚醒させた時には酷い格好をしていて、何があったのかすぐには理解できなかった。
いつの間にかズボンと下着は脱がされ、シャツはナイフのようなもので切り裂かれたのか破れていて前が露わになっていた。
そうして首には革製で真っ赤な首輪のようなものが嵌められ、そこから伸びた紐がベッドに括りつけられていた。
同様に手足にも枷のようなものがついていて、紐が互いの手と足の間に張られて一定以上動かせないようになっている。しかし今は全身がだるくて、動かす気にはならなかった。

「なんだ、これ…外せ…っ」
「おいおい口答えすんなよ。いいのか?素直に従わねえと平和島にバラしちまうぞ」
「えっ?あ、シズちゃん……?」

わずかに残った理性で外せと要求するが、すかさず男が脅しをかけてきて頭の中が混乱した。唐突にその名前が出てきたことに驚き、ほとんど反射的に頭を振って頷いていた。
素直に従えという言葉だけが耳に残って、黙っていて貰うにはそうしなければいけないんだという思いが強くなった。それが擦りこみだとは気がつかない。

「じゃあ手始めに犯してやるよ。まずはセックスに慣れて貰わねえと始まらないからな」
「……っ、なに、冷たい……」

突然目の前の男がベッドに乗り上げてきて、手に掴んでいたボトルから透明なローションを取り出して素肌に垂らしてきた。
ぬるっとした粘液が次々と塗りつけられて、その度に全身がビクビクと跳ねた。しかし最初はひんやりとしていた液体も、肌の上を滑るうちに熱くなりむず痒い変な気分に陥っていた。
おかしい、おかしいと頭の中で繰り返しながら唇から吐息をこぼして、塗りつける男の頭をぼんやりと眺めていた。ただ辛いという感情だけで、それ以上のものは感じなかった。
完全に勃起している下半身がチラッと目に入ってしまったので、慌てて目線を逸らした。なんで、という疑問を浮かべながら男はなぜか尻の穴や周りばかりをぬるぬるにしていった。

「あぁ、お前のチンコ勃ってんな。でもそいつにはさわってやることはできない。もう絶対普通には戻れねえように、後ろだけでイけるようにしてやるよ。よかったな折原」
「後ろって、どこ…?え、もしかし、て…?」
「ここだよ、わかんだろッ!」
「え、あ、う、ああッ…!な、な、どこに、っ…どこ入れてやがる、っ…出せ、抜けよ畜生!」

そいつの指が俺の後ろに無理矢理捻じ込まれた途端に、ぼんやりとしていた理性が衝撃で蘇ってきて、正気を取り戻した。
こんな最悪なところで、という気分だったが、滅茶苦茶に頭を振り乱してヒステリックに叫んだ。こんな奴に指を入れられ続けることが許せなかった。
悔しさと憎しみで目の前が真っ赤になっていたが、もう一度叫ぼうと息を吸いこんだところで、タイミングよく告げられた。

「おい、素直に従えって言っただろうがッ!」
「う、っ……ぁ、うはああぁ!やめ、やめろ、二本も指を…っ、そんなバカ、なこと…!」
「こんなにもずっぽり咥えこんで、初めてなんて思えねえな。まぁでも中はすごいキツいし、これは犯し甲斐があるな」

男の指が強引に中に挿入されて、けれどもローションのおかげで痛みはほとんどなかった。でもさすがに異物感は拭えなくて、歯を食いしばりながら息を吸ったり吐いたりと繰り返した。
けれども俺自身が思った以上に最悪なことが、体の中で起こっているようだった。呼吸が整ってきたところで、別の感覚が奥底から沸きあがってきてそれが信じられなかった。
だから尋ねたのだ。

「もしかして、さっきのローションにっ…くうぅ、っ…なに、か…」
「おいおい気がつくのが遅いんじゃねえか?ほら、たっぷり中にも塗りこんでやろうな。催淫剤入りのローションをな」

俺の予想通りのもので、少しだけ安堵した。まさかいきなり全身が疼いて勃起するなんて、おかしいと思ったのだ。
男にされて気持ち悪いはずなのにこんなことになるなんて、薬が絡んでるとしか考えられなかったのだ。普通に考えて、すぐに濡れたり感じたりするようになるわけがないのだ。
唇を強く噛んで変な声が出ないように気を付けながら、抗議した。

「だ、から指を…っ、あ、んくぅ…抜けって言ってるだ、ろ…っ、くそっ、ぅ…!」
「本当に強情な奴だよな。じゃあ直接たっぷり入れてやるよ、おらっ!!」
「えっ…う、あっ!?なに、を…あ、やめ、やめろって…ひ、っ、気持ち悪いっ、うぅ…ふぅ、う…!」

指で中を掻き混ぜていたのだがそれを俺の要望通りに引き抜いたかと思ったら、ローションのボトルの細い先端をそこに突き刺したのだ。嫌な予感が瞬時に駆け抜けたが遅く、中身がひり出され始めた。
冷たい粘液が一気に体の内側に入りこんでくる感触に、眉を潜めながらどうすることもできなかった。どんどんと冷たいものがお腹に溜まっていくことに、冷や汗を垂らしながら耐えた。

「ははっ、全部入れてやったぞ。これで中を掻きまわしたらどうなるかなあ?薬も本格的に効いてきただろ、震えてやがるぜ」
「う、るさい黙れっ…触るな、俺に触るな!もうやめろ、っ、う、あっ、あ、くうううぅ……!!」

必死に心の中でもやめてくれと願っていたが、そんなことを聞き入れてはくれなかった。
再び二本のごつごつとした指が潜りこんできた時には、ぎゅうっと中を締めつけているのが自分でもわかって、さっき以上に言葉に表せない快感を徐々に感じつつあった。


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