ウサギのバイク 凌辱教室 ②
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2011-02-07 (Mon)
*リクエスト企画 ノイジ 様
静雄×臨也 ※18禁注意

来神時代教室で眠っている処女乙女臨也をモブが襲い静雄が助けに来る話
乳首責めや尻の穴、言葉責め等 モブ挿入はなし

* * *


「もしかして耳弱いのか?かわいいな、震えてるぞ」
「誰が…ッ、やめろ、気持ち悪いから…っ、あ、もう、ほんと…」
「ほらズボンも脱がせてやったぜ。あーさすがにこれで勃つほど気持ちよくねえか?まぁでも俺らが用があるのは、こっちじゃねえし」

耳の中にぬめった舌が這わされて、水音が直接的に頭の中に響いて気持ち悪いどころの話ではなかった。その行動をかわいなどと言われても、嬉しくもなんともなかった。
しかしそっちに気を取られているうちにズボンが膝の辺りまで下ろされて、下着が露わにされていて恥ずかしさで頬がカッと熱くなった。屈辱的以外の何物でもない。
更に体が反応してないことをバカにする発言までしてきて、そんなの当たり前だろと心の中だけで思った。好きな相手以外と淫らな行為をして、反応するわけがないとため息をついた。
きっとこれが、俺の心底好きな相手との初めての行為であれば嬉しくて死にそうになって、胸が苦しい程喜ぶところなのだろうが違うのだ。
こいつらは名前も知らない上級生で、こっちはただ脅されて厭らしいことを強要されているだけなのだ。そんな行為に、意味なんてない。なんでもないんだと、必死に自分自身に言い聞かせた。
そうしなければ、口から弱音が漏れてきそうだったからだ。
しかし思考はすぐに停止した。

「ははっ、これが折原の尻か?弾力があっていいじゃねえか、なあ」
「な…っ、やめ、やめろ!何で男の尻なんて揉んでっ、喜んでるんだよ変態が!」
「おいおい今度は変態呼ばわりか?こっちのせいにするんじゃねえよ、お前がこんなエロい尻してるのが悪いんだろ?」

下着までずり下げられて、慌てているとそいつの指は後ろへと向かい、尻全体を手のひらで撫でながら優しく揉んできたのだ。あまりのおぞましさに、背筋が凍った。
慌てて腰を引こうとしても遅く、がっちりと押さえられたままさわられ続けた。唯一の抵抗はやはり口でしかできなくて、激しく罵倒したのだがそいつのは全く効果が無く逆に笑われる始末だった。
あまりに理不尽な行為と悔しさで、唇を噛みしめながら涙がこぼれてしまいそうだった。けれどもなんで俺が、という悔しさを声に出してしまえば負けだった。隙を見せるなんてもっての他だった。
だから考えつく悪口を吐き続けていたのだが、唐突に手が下の方に滑っていき突然信じられないところに指先が触れた。

「さすがにどこを使うのかは知ってるよな?この硬さじゃ初めてだろ。よかったな俺らが後ろの処女喪失させてやるぜ」
「あ……っ、そんなバカなこと…許すわけがないだろ!もう止めろって、言ってるだろうがッ!!」
「そんな減らず口もすぐできなくなるぜ、これわかるか?」
「え…?なんだよ、それ…」

どこを使うかなんてだいたい予想はついていたが、他人にさわられるなんておぞましくて息が詰まった。しかも処女喪失だなんて恥ずかしすぎることを言われて、カッと頭に血がのぼった。
大声をあげながら弄られている胸が擦れるのも構わず逃れようと動いていると、突然目の前に男の指が突き出され先端に透明な粘液が塗られていた。
唐突に出されたそれに意味が分からなくて、きょとんとしていると別の男が耳元で呟いて、それと同時に冷たい感触が体の三点の部位に訪れた。

「これ媚薬入りローションなんだぜ。よかったな初めてでも安心だぜ折原」
「ふあっ!?あ、冷たっい、な、なんだ…ッ?なに、してんだ…!」
「すぐ熱くて熱くてもどかしくてたまんなくなるぞ。自分からねだってくるまで、じっくりしてやるからな」

ローションだと宣言された直後に、両方の乳首の先端と後ろの入口付近にその粘着質な液体を塗りたくられたのだと気がついた時には、全身がもう震え始めていた。
やけに冷たい感触と暗闇で突然そんなことをされたので、きっと普通にされるよりも敏感に感じ取ったのだろう。ぬちゃぬちゃという音が耳に届いても、暫く呆然としていて言葉が浮かばなかった。
呆然としていた理由は、滑りが良くなった肌の上を指が行き交うのがむず痒いと思ったからだ。そんなの認めたくはなかった。
こんな見知らぬ男達に囲まれて、性の対象として見られていることに悔しさとか憤りを感じていたはずなのに、もう流されかかっているのだ。快感という初めての、感情に。
男にこんなことをされるとは思っていなかったし、普通ではなく無理矢理引き出された性感に戸惑っていた。こんな予想外の事態に対応する心は、持ち合わせていなかった。

(待って、そんなやだ…こんな奴らにされるぐらいなら、まだシズちゃんの方がいい。シズちゃんは嫌いだけど、まだこいつらよりは……っ!)

あまりに混乱していて、自分でも異常なことを考えているのは明らかだった。大嫌いな相手のことを考えていることや、ましてや。

(シズちゃんに助けて欲しい、なんて…っ、俺はどうかしてる……)

肩で息をしながらぼんやりとし始めた思考で、必死に考えていたが、何度巡らせてもこの状況を助けてくれる相手はシズちゃんしか思いつかなかった。
ドタチンは多分バイトだろうし、新羅は真っ先に自宅へ帰るしこんな人数相手に太刀打ちできるわけがない。だから唯一の天敵が一番妥当だったのだ。
それでも始めは違和感を感じていたが、もう彼しかいないと頭の中で決めつけるとそれ以上が考えられなくなってしまった。
俺を見つけるまで追い続ける執念さと、どんな状況だろうが割り入ってくる強引さがあれば、この状況を確実に打破できるのだ。こんなにも、憎んでいて嫌いだとわかりきっているのに。

(なんでだろ、わかんない…でも他の奴らなんかじゃなくてシズちゃんがいい。こんなみっともない姿を見られてもいいのは、シズちゃんだけだ)

どう反応してくるかは予想がつかなかったが、少なくとも他の人間に見つかるより随分マシだった。
既に俺の事を情報屋の折原臨也として認識している人間が多いから、今回の事を山車にして脅迫してくる輩は山ほどいるだろう。だからシズちゃんは都合がいい。
こんな俺の姿を見てケロリとしているか、憎まれ口を叩かれるか、多分そういうマイナス方面にしか向かないのだ。優しく手を貸してくるような相手ではない。

(でも本当に…それだけ?わからないけど、何か違う気もする…)

一定の刺激だけが与えられている間中ずっと考え続けていたが、やがて集中していないことに気がついた一人が胸の突起を強く引っ張ってきた。

「う、あ、ああっ…痛いっ…うぅ、あ、あ!」
「何かよそ事でも考えてたか?つまんなかったなら悪かったな。もっと激しくしてやるよ」
「違う、っ…待て、やめろ、や、やだぁっ!!」

こうやって全身を弄られて、随分と時間も経っていて段々と精神もすり減ってきていた。抗う事は体力を使うし、どちらかというと大人しくしていたほうが都合がいいのは知っている。
でも屈するわけにはいかない事態だったので、緊張の糸を張りつめてこれまで我慢してきたのだ。でも目が慣れてきたとはいえ、好き勝手にされていて疲れないほうがおかしい。
いつもなら出てくる言葉すら思いつかず、ピークに達した疲れと相手が上級生ということからわずかに隙が生まれて、まるでだだをこねる子供のような言い方をしてしまった。
はっと我に返ったが、それをすぐに指摘されて頭にカッと血がのぼった。

「おいこいつ、やだって言いだしたぜ。怖いのか?怖いよな?気持ちいいのが怖いんだろ?強がってるのも限界なんだろ?」
「うるさい!ちょっと言い間違えた、だけで…!」
「なんだそうか、やだって言いながらもっとして欲しいって意味だったのか。じゃあ仕方ねえよな?」

煽ってしまったと気がついた時にはすべてが遅かった。体中に這わされている指が、敏感な部分だけを狙って蠢き始めてしまったのだ。

「こんなに乳首勃起させて、気持ちよくないわけがねえよな」
「さっきから呼吸乱れてるぜ。喘ぎ声もすげえ色っぽくなってきたんじゃねえか」
「じゃあそろそろ指を中に入れてやるか?かわいらしく啼いてくれよ、折原ァ」

口々に言葉を吐いていたが、後ろをまさぐっていた指が窄まった部分を押し広げようとしていることに戦慄した。そこだけは、許してはいけないのに抉じ開けようとしているのだ。

「や、やだあっ!やめろ、やだ、やめろおお!何でお前らなんかにッ!男なんかに、俺は…!!」
「おいおいここぴくぴく震わせて何を言ってるんだ?もう今更無理なんだよ、ほらよ」

内臓を抉られるような異物感が体の内側を襲ったかと思った瞬間、あまりのことに悲鳴をあげてどっと瞳から涙が溢れてきた。

「あ、あっ、そんな!やだ、こんなの、や、あ、あああああッ!!」

男に指を突っこまれていることよりも、何より一番怖かったのは痛みを伴うはずのその行為に痺れるほどの快感を覚えたからだった。同時につねられた胸も異様に熱くて、耐えられない吐息が漏れた。
心身的ショックを受けながらも、勝手に反応している体に、ただただ戸惑うしかなかった。頬を伝った涙は、床へと吸いこまれていった。

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