ウサギのバイク 男性も安心の大人の専門店「池袋最凶」 ④
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2011-02-16 (Wed)
*リクエスト企画 ぷぅ様
静雄×臨也 ※18禁注意

パラレル。アダルトグッズの実演販売を臨也の体を使ってモブの前でする静雄の話

* * *

「あ、あぁっ…そこ、っ、やだぁ…からだ、あつい、っ、あ、うぅ…」
「さわれないのは本当に残念だが、どうだい私のモノもなかなかだろう?」

玩具を後ろで咥えたまま腰を捩らせて喘いでいると、目の前の男が股間のそれを取り出して見せつけてきた。既に硬くなっていて、天を仰ぎ反り返っている。
時折ビクンビクンと震えながら、今にも射精しそうだったがさすがにまだらしい。俺は教えられていた褒め言葉を掛けた。

「ん、うぅ…っ、は、はい…お客様のおちんぽ、大きいです…すごい匂いする、し…っ」
「匂いフェチなのか?確かに今夜は仕事帰りにジムに寄って汗を掻いてからここに来たからね。ほら、これがいいんだろ」
「はあぁ…ん、っ…すごく、ぅいい匂い、です…あ、はぁ」

普通だったら顔を顰めるような雄の香りがしたが、そんなことはおくびも出さずにうっとりと微笑んで見せると相手はすぐに喜んだ。俺自身はその匂いは別に嫌いでもないが好きでもない。
いつかはこれが好きになるんだ、なんて言われたことはあったが、今はまだわからない。でも人を偽ることには慣れていたので、騙すのは簡単だった。
ふれるかふれないかギリギリまでペニスが近づけられて、匂いを嗅ぐような仕草をするとそいつは満足そうにククッという笑いをしてみせた。その声に、背筋がぞくりとしたのは事実だった。

(大丈夫だ、体にふれられてるわけじゃないから…大丈夫、っ怖がったらだめだ。そこで俺はもう、ここには居られなくなるから)

頬が引きつりそうになるのを堪えながら、懸命に甘い喘ぎ声を漏らす。それで誤魔化すしかなかったのだ。本当はこんな行為が嫌だなんて言える立場ではなかったから。
それを言ってしまえばすべてが終わるし、シズちゃんと離れてしまうことになる。だから耐えられるようにならなければ、と息を吐いた。
一瞬だけ別の事に気を取られていた隙を突かれて、バイブのスイッチがまたあげられた。

「ふ、うぅううっ…あ、んあぁ、そんな、っまた…あぁ、はっ!」
「このバイブが好きなんだろ?相当店長に躾けられてるのか?こんなぶっといのを簡単に咥えて、淫乱奴隷が」
「んあぁ、あ、ちが……っ、う、くぅ…おれ、は淫乱奴隷…ですっ、もっとぉいじめてくださいっ」

煽るような言葉を掛けられてつられるところだったが、落ち着けと自分に言い聞かせて男の言い分に肯定した。するとしっかりと落ちないように咥えているそこがひくりと震えて、中を締めつけた。
つまりは、そいつに言わされてしまったが、苛めてくれと懇願する言い分に自身で感じてしまったのだ。快感を得てしまったのだ。

(シズちゃんじゃない、のに…なんで?いつのまにか俺はこんな他人の言葉で、気持ちよくなるほど堕ちてしまったなんて、認めたくなんか…ない)

心の中では必死に抵抗をするが、頭の隅で冷静な自分が告げていた。今の姿を鏡に映して見て見れば、わかるだろうと。充分に悦んでいるのじゃないかと。

「じゃあ苛められたい奴隷にご褒美をやろう!まだ残り時間はたっぷりあるが、もう限界だ…しっかり受け取れ!」
「ふ、えっ?あ…ぁ、んぷっ…はぁ、ふ、はぁ、あんっ、あ、これ、せいえきっ……!?」

男の声にハッとした瞬間、顔面すべてに向かって熱い迸りがぶっかけられ驚いている間に次々と汚していった。髪の先から顎に至るまで万遍なく注がれて、嫌な顔をせずそれらすべてを受け止めた。
ただ息ができないのは困るので腰を揺らしてなんとか避けながら、俺の股間も昂ぶっていることに気がついた。さっきまでよりリアルな性の匂いに誘われて、また昂ぶってしまったらしい。
薬で何度も射精できるようになっていた体は、いとも簡単に理性を飛ばさせて三度目の絶頂を迎えていた。

「んあぁ、あ、精液かけられてっ…あ、イっちゃ、うぅあああ…らめっ、あ、うぅううう……!!」

まだ少量の白濁液を浴びながら、派手に腰から下を揺らして達してしまった。当然のことながらバイブの振動も助けて、それなりに長い間全身を震わせていた。
そうしてその姿を、いくつもの視線に見られていることにも気がついていた。今まで受けたことのない気配がすべて自分に注がれ、その中心で淫らな行為をしていることに言いしれない羞恥心を感じた。
これが大勢の前で果てることなんだと、さっきよりは落ち着いて自分の置かれた状況を分析しながら肩で息をついた。

「はぁ、はっ…あ、んうぅ……」
「顔にぶっかけられてそんなに嬉しかったのか?イくほど良かったなんて真正のマゾだな」
「……ッ、あ…」

改めてその男に言われて、かあっと頬が熱くなった。確かにこれまでも、そんなことを言われるのは慣れていた。しかしそれは、シズちゃん相手だったからだ。
好きな相手でもない他人から言われて、それがいかにおかしいことだったか思い知らされた気がしたのだ。いや、実際にこんな茶番につきあっている俺はおかしい。でも自分が望んでしたことだ。
胸が締め付けられる程強い動揺を顔に浮かべていたが、汚された生あたたかい粘液のおかげで本心は誰にも悟られることはなかった。

「では次の方どうぞ」

「……ぁ」

まだこんな異常な状態を認めきれていない自分自身を振り切るように、すぐ傍から声が聞こえてきて我に返った。先程の客はすぐさま去り、後ろに待機していたらしい別の男が今度は近づいてきた。
さっきの身なりのいい男に比べれば普通のようだったが、顔を見た瞬間電撃に打たれたかのような衝撃を受けて固まった。順番的に、二番目にこの男が金を多く払ってここに立っているのだ。

「体位を強要するのはいいんだろ?ぶっといバイブがよく見えるように尻をこっちに向けて四つん這いになれ」
「はい…」

平静を装ってはいるが、この男に見覚えがあった。まだ学生時代に、情報屋として将来は働くものだと決めていた俺といろいろ取引をしていた相手だった。
普通は一回限りの筈の関係だったが、大企業の重役でなかなか使い勝手がいいし余計なことをしてこなかったのでそれなりに顔を会わせて取引をしていた。
偶然かどうかはわからなかったが、どこからか噂を嗅ぎつけてくるには充分な相手だった。まだ今日が初めてなので知れてはいないが、そのうち凄まじい早さで情報が流れていくだろう。
折原臨也という名前は、それぐらい池袋の街では有名になっていた。それこそ、中学時代からいろいろと動いてはいたのだから。

言われた通りに床に手をつきながら、足が震えそうになるのを叱咤して堪えた。
目を瞑ってなんとかそいつを見ないようにしながら、尻を高く掲げて男から一番バイブが深く刺さってるのが眺められる位置に移動した。するとすぐさま感嘆の声が聞こえてきた。

「いい眺めだ。涎を垂らしながらバイブに食いついているのがよく見える。こういう姿が似合うと、俺は思ってたんだよな」
「……ッ、あ、りがとうございます」

途端に逃げ出したくなったが、そうすることはなく相手の動きをその場で待った。俺を知っている相手が二番手だなんてやりにくいことこの上なかったが、どうしようもなかった。
やがてバイブの振動を元に戻し、微弱なものにして根元を掴み出し入れをし始めた。意志に反して、腰が勝手にくねり快感を得ようと蠢き始めた。

「んあ、あ、っ…はぁ、ん……うぅ、っん…」
「さっきまであんなにはしたない声を出していたのに、やっぱりこれだと不満か?どんだけ調教されてんだ、奴隷の臨也サン」
「…ふ、っ!?うぅ、あ、も…もっと激しく、っして…くださ、い……」

タイミングを見計らったかのように、俺の名前を呼ぶのと同時に太い塊をぐりぐりと奥に擦りつけてきて、動揺すると同時に艶っぽい声が漏れた。
ここに連れて来られてから一度も本名を呼ばれることがなかったので安堵していたが、昔その男と会っていた時のままに告げられて、心臓がバクバクと鳴り始めた。
悪いことをしているわけでもないのに、なぜか不安感に襲われて唇がガクガクと小刻みに揺れた。けれども行為を促すような言葉しか、発することを許されていないのだ。だから従うまでだった。

「激しくって、こうか?」
「ん、あ、ああああっ、ひ、うぅ、んあ、やらあぁ、つよい、すごいっ…!あ、あぁ……っ、は、はぁ、あ……」

嫌な予感がした直後に今まで味わったのことのない振動が体を襲ってきて、視界がぶれた。あられもない淫猥な泣き声をあげながら、いつの間にか涎まで垂らしてしまっていた。
しかしすぐにさっきまでの微弱なものに戻されて、激しい快楽を感じたのも束の間だった。物足りなさが胸中を漂い、肩で息をしながらふわふわと夢うつつのような気分に陥った。

「この商品は激しく振動させるとどうなるんだ?教えてくれ」

耳元で後ろの男の声がしたかと思った瞬間に、またスイッチを引き上げられて強い衝撃が全身を駆け巡っていった。

「ふ、あああんんっ、あ、イいっ!なかを、ぐちゃぐちゃにされてぇ、あ、んあぁ、きもひいぃれすぅ……ふるえ、とまらにゃいぃっ、あ、あはぁん!」
「どうして欲しいんだ?臨也サン?」
「はぁ、あ、っ、あ…濃いいザーメンを、俺にっぶっかけれ、くらしゃい…っ、あ、おねがいしますぅ…ん!」

ほとんど反射的に口から飛び出した言葉に驚きながら、訂正することなく薄目を開けて男を振り向いた。するとそこを狙っていたかのように、顔全体に再びぬるりとした液体がかけられた。
それが今自分が望んだものだということを呆然と実感しながら、ふわりと笑みを浮かべて受け止めた。だが瞳には何も映ってはいなくて、その笑顔は作られたものだった。
こんな行為を楽しめるようになる日なんて訪れない、と思っていたがその考えは数日後には変わってしまっていた。

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