ウサギのバイク ねこねこねこにゃ! ⑤
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2011-02-22 (Tue)
静雄×臨也 ※18禁注意

終わり 泣かせすぎた

* * *

「そこまでお願いされちゃ、しょうがねえな。じゃあ気持ちよくなれよ、なあ?」
「ん、にゃっ…!ひ、にゃあ、んああああぁ……!あ、んあぁ、あ、ふ、やぁあ、ん……!」

ベッドの上で拳を作っていた手を取られ、しっぽを握らされたと思った瞬間に、あそこを擦られながら律動が始まった。発したことのないような泣き声をあげて、俺は涙をこぼした。
性感帯をこんなにも同時に責められるなんて、これまで体験したことがないからだ。人間だったら、できるわけがない。
ほとんど無我夢中で腰を振りながら、手の中の尻尾を握って刺激し、ペニスを擦られているのだ。三点同時に襲い掛かってくる快感に、脳が一瞬で焼き切れた。

「おいおい、いきなり出すんじゃねえぞ。ったく、どんだけ出せるんだ手前は。発情期の猫はこれだから」
「あ、んっ…はぁ、あ、んやぁ、っ……ご、めっ…だってぇ、きもち、よすぎだ、からぁ…」

再び白濁液をまき散らそうとした瞬間にペニスから手が離れ、さすがに達することだけは免れることができた。しかしふわふわとした心地よさは抜けなくて、そのまま後ろを振り返ると笑い返された。
どんだけ酷い顔ををして誘っているかなんて考えたくは無かったが、普通じゃないことが起こっているのだからしょうがない。
尻尾でイかされたことも、尻を叩かれて気持ちいいと感じたことも無かったのだから。未知の快感に興奮状態で、ずっとそこから下りられないでいた。

「まあ確かに手前はマタタビなんかなくても、前からちんこが大好物だったよな?好きなもん与えられて、喜ぶのは普通のことだしな」
「あはっ…もしかして、シズちゃんさっき俺がマタタビがいいって言ってたのに…妬いてるの?やだなあ、大人げない」

繋がったまま必死に息を整えて、なんとか落ち着いてきたところで言い返した。なんてものに嫉妬しているのか呆れたが、今まで素っ気ない態度しか示してこなかったので、少し嬉しかった。
新羅と協力して今回の実験をしてみたと聞いた時は恨んだが、猫姿の俺が見たかったのかとわかれば、かわいいものだった。そんなにコスプレプレイがしたいのなら、早く言えばよかったのに。

「んなわけねえだろうが!大体猫になったぐらいでこんなに乱れる手前が悪いんだよ!」
「だってぇ…しょうがないじゃん。マタタビすごくおいしいんだよ?シズちゃんも猫になってみたらわかるよ」
「誰が猫になるか!ったく、大人しくこれしゃぶってろ!」
「ん、っあ…ふっうぅ…んぅ、おいひっ、ぃ……」

調子に乗って話をしていると、突然目の前に指が突きだされたので迷わずそれに舌を這わせて、わざと水音を立てながらちゅぱちゅぱと舐め取った。
魅惑のマタタビエキスがべったりと塗られていたが、それはさっきまで俺のペニスを擦っていた手で、いろんな粘液でどろどろになっていた。けれども、舐めるのは止めなかった。
そうしていると、再び中を抉る動きが再開されて、片手で尻尾を握り指に吸いつきながら、動きに合わせて腰をグラインドさせた。

「ふ、むっ…うぅ、く…あ、はぁ、ん……あ、これちょうど、いぃ…」
「さっきはこっちのちんこ搾り取られるかってぐらい食いついてたが、これもいいな。適度に締めつけられながら、エロい手前の顔が見られるからよお」
「ん、にゃぁっ…もう、でも、これじゃイけないよぉ…?それでも、いいの?」

ゆるく首を振る度に首輪の鈴がチリン、チリンと綺麗な音を響かせていたが、こればっかりでは辛いのは向こうだった。
俺もイけない状態だったが、どうせ暫くは発情しているようだったので特に気にはしていなかった。もしかしたら、一日中どころか何日も止まらないのではないかと思えるぐらい快感が持続していた。

「焦らされるのが嫌いなのはそっちだろ?っていうか臨也がちょっと動いただけでイきそうになるのが悪いんだろうが。猫ってのは大変なんだな」
「ねこ、じゃないってぇ、んっ…ぁ、ふぅ、っ…ん、むぅ……おいひっ、ぅ…」
「おい涎垂れてるじゃねえか。本当は我慢できないだろ?さっきから一人で腰振ってるの気づいてねえか」
「えっ、やぁあんっ…うそぉ…あん、っ、おかしぃ…と、とまんにゃい、っ…こし、ふるえちゃうぅん……あ、ふ」

ほとんど夢心地の状態でシズちゃんの腰の動きに合わせていると思ったら、いつの間にか向こうは動きを止めていて、俺だけが淫らにくねらせていた。それが恥ずかしいのに、止まらないのだ。
頭の中で必死にやめろと命令しているのに、体は全く言うことを聞かず勝手に追いあげていく。いつの間にか、尻尾を擦る手も震えていた。

「にゃんでぇっ…あぁ、あ、やらぁ…シズ、ちゃ…と、とめれよぉ…」
「やっぱ獣だから本能で動いちまうんじゃねえか。まぁまだ手前ならいいけど、俺が獣なんかになっちまったらぜってえやべえだろうな」

こっちは困っているというのに、全く話を聞かないうえに面白がってニヤニヤしているだけだった。憎たらしいのに、どんどん激しくなっていって、快感が一点に集まってきた。
でもあと少しの所でイけなくて、それがどういう意味なのかわかっていた。自分で動くだけじゃ、足りないとうことが。

「い、やぁっ、あ…は、はずかひぃっれぇ…あぁ、きもひいぃのとまんにゃいぃ、ん……つらい、よぉ」
「辛いんなら止めなけりゃいいだろ。ほらもっとしっかりこうやって、奥まで叩いてみろって」
「ふ、あっ、あ、あん、これ、いぃ…ここすごい、かんじるっ…うぅ、あ、ん…ねえ、もういいかなあ、いいよねぇ?」
「どうした?」

誘導されるように最奥を真上から突かれて、たったそれだけのことなのに、中は収縮を繰り返して感じきっていた。もうここが、ギリギリのところだった。
だからもうイってもいいか聞こうとしたのに、意地悪をするように耳元に息を吹きかけられて、ぞわぞわと背筋に寒気が走った。その瞬間、頭の中で何かがブチッと切れたような音がした。

「ん、にゃっ、あ、あん、にゃはぁ、んっ、あ、ふにゃ、ぁ、うぅ…は、ふぅん…!」
「って、いきなり…ッ、やべえ…おい臨也聞こえてるか!臨也ッ!」
「あ、にゃあぁん、あ、んうぅ…ふ、にゃ、ぁん、あふぅ、ふっ…は、はぁ、はにゃ、っ…」

まるで本物の猫のように鳴き声をあげながら、瞳の端から涙をこぼし、唇からはとめどなく唾液が滴ってだらだら汚れていく。なりふり構わない動きに、体の中の肉棒も大きくなって爆発しそうだった。
早く出してと心の中だけで必死に唱えていると、急にパンパンという肌がぶつかる音が鳴りだして、一気に淫悦が押し寄せてきた。

「ひゃ、ぁ、あ、シズ、にゃ…ぁっ、あ、ふにゃあん、あ、はぁ…いっひゃう、にゃ、はあ、あ、ぅ…」
「あぁもう勝手にイけよ、そんで手前みたいなド淫乱猫は一生俺に飼われてりゃいいんだよ。ご主人様は俺だ、わかったか?」
「ん、はぁ、にゃ、うぅ…あぁ、んごひゅじんしゃま…?あ、ん、にゃあ…にゃ、にゃはぁん、あ、イっひゃうぅ、っ……は、にゃ、ああああああぁぁぁううぅぅんんっ……!!」

何を言われているのか理解できないまま、こくこくと頷いて猫のような甘い声をあげながら、派手に達した。すると同時に中にもシズちゃんの精液が注がれて、真っ白になった。
さっきはマタタビエキスを目の前に出されただけで蕩けたけれど、俺にとってこれはそれと同等のものなのだと実感した。もう、これなしでは生きられないぐらいには。

「はぁ、はにゃ…っ、にゃあん……?」

まだ呼吸がうまく整わないし体にも全く力が入らない。ほとんど朦朧とした頭で呆然としていると、いきなり体を抱き上げられて、シズちゃんの胸に軽々と抱かれた。
そうして少しだけ乱暴に頭を撫でてきたので、しょうがなくこっちからもじゃれ合うように首を振って頭のてっぺんを擦りつけてやると、上機嫌に笑った。

「ははっ、やっぱ猫はかわいいな。いやまあ手前もかわいいけど、これからは俺だけの猫でいりゃあいい。とりあえず、薬の効果がいつ切れるかわかんねえしな」

「にゃっ!?う、うそ…だろっ…!ふ、ふざけるにゃああああああぁぁ……!!」

あまりのことに怒りが抑えられなくて、素手のままシズちゃんの顔を爪でおもいっきり引っ掻いてやったのだが、やっぱりこっちが痛いぐらいで獣はそっちだと叫んでやった。

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