ウサギのバイク 男性も安心の大人の専門店「池袋最凶」 ⑥
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2011-03-18 (Fri)
*リクエスト企画 ぷぅ様
静雄×臨也 ※18禁注意

パラレル。アダルトグッズの実演販売を臨也の体を使ってモブの前でする静雄の話

* * *

「は、ひっ…は、あぁ、ん…いっぱいっ、あんうぅ……」

熱くてどろっとした粘液が息をつく暇もなくかけられて、もう汚れていないところがないぐらい全身が精液に浸りきっていた。
このまま放置されて固まってしまったら、肌がパリパリになってさながら人間彫刻のようだと見当違いのことさえ考える余裕があった。それでも俺自身には一切ふれるな、というのはそれなりの配慮なのだろう。

俺は、学生の頃に何人かの男達に犯されたことがある。そうしてそれが、未だにトラウマになっている。魘されたり、急に不安に襲われたり、泣いてしまったり。
それらを全部助けてくれたのは、シズちゃんだった。そいつらから俺を助けてくれたのだって、今でも一番傍で見守ってくれるのは。出会った頃からずっと好きだった相手だ。

じゃあそれがどうして、こんなことを始めたかなんて俺にはわからない。最初のうちはシズちゃん相手でさえも怖くて、やっと普通に接するようになったのに、どうしてなのかと。聞く勇気はないけれど。
ただ、きっと何か理由があるのだと。本当はこんな最低なことをするのも辛くて、いがみ合っていた俺以外には絶対にしないとはっきり言い切れるほど、心優しいことだって知っている。

「ふっ、あ…はぁっ、く…うぅ、あ…」
「精液まみれで嬉しいか?嬉しいよな、エッチなことが大好きな奴隷だからな。犬みたいに尻振って悦んでんじゃねえよ」
「っ、あ、うれしぃ、です…っ、えっちもだいすきな、いぬどれい、なんれすっ…あ、んあぁ、あ、く、るしっ」

もうほとんど自分では反応できなくて、無意識に玉が詰め込まれて苦しいのを紛らわす為に腰を揺らした。それが誘っていると見られるのはもう仕方がない。
さっきの強い振動は既におさまっていて、俺自身もイきすぎて完全に力が抜けていたが、男達の射精は止まらなかった。もう鼻までもが麻痺をしていて、凄い匂いの筈なのに感じなくなっていた。
しかしそれよりも、中に詰まっている玉が動く度に中でごろごろと擦れあって、お腹が苦しく痛かった。脂汗も浮かんでいて、そろそろ限界だった。

「店長サン、そろそろこいつも苦しいって言ってるし出させてあげた方がいいんじゃないっすか。ぶっかけてすっきりしたし、ぶっちゃけそろそろ今日のメインが見たいんすけど」
「え…っ、まさ、か」

一人の若そうな男がそう言うと、周りの人達も声をあげて騒ぎ始めて、早く早くという謎のコールまで沸き起こってきた。俺は頭の中が真っ白で、腰から下がカタカタと小刻みに震え始めた。
まさか、このまま詰め込まれた玉を吐き出すなんて、そんなこと。

「わかりました、では外しましょう」
「そんな、うそ……」
「床に手をついて尻を突き出せ」

急に目の前に現れたシズちゃんが、冷たくそう告げてきてズキンと胸を痛めながら素直に従った。ゆっくりと体勢を変えて、床に向かってうつぶせに座り客がいる方向へ尻を見せつけるように突き出した。
膨れた腹が重く感じて苦しかったが、同時に今まで以上の羞恥に晒されて顔を上げられなかった。そんな俺の腰に手が伸びてきて、革製のストッパーみたいなものが外されていく。
そうして完全に取り払われたが、必死に踏ん張っていたのですぐには中身が零れることはなかった。唇を噛んで目を瞑ってぶるぶると震えていると、声が聞こえた。

「ちゃんとお客様に挨拶してから、出せ」

予想通りだった。それこそ勝手に吐き出していたら怒られたかもしれないことを思うと安堵したが、言葉に一瞬詰まった。でも、やっぱり口にするしかなかった。

「…っ、はぁ…お、俺が玉を出す、ところを…っ、どうぞ見て下さい、いっぱい見て…っあ、は、あ、あ、今から出す、からあっ、あ、んああああああ…!!」

しっかりと拳を握りしめて力を込めた途端に、中に詰まっていた玉が勢いよく外に吐き出されていって、絶叫が響いた。苦しみから解放されると思っていたのだが、想像とは全く違った。
排出されるのに狭い出口を通る瞬間に、変に刺激されて、また慣れていない行為にどんどん変な気分になっていく。すると一人が叫んだ。

「ははっ、こりゃすげえ。玉漏らしながら感じてんだろ?イくんだろ、イけよ淫乱が!」
「ひ、はあっ、あ、はぁ、あ、そんな…っ、あ、き、もちいぃ、なんて、っあ、でもっ…んあぁ、あ、すご、いっ、んんうぅ…!」

煽るような言葉に、先に体が反応した。イけと強要されて、勝手に堪えていた感情が昂ぶっていく。まるで背中を押されて後押しされるような感覚に陥りながら、快感が背筋を駆けあがっていった。
何個か中身が出たところでもう一度踏ん張って堪えていたが、やっぱり全部出し切りたいという欲求が勝ってしまう。そうして気がついた時には、あられもない声をあげて乱れまくっていた。

「もう、やあっ、あ、らめっ、でる…でるからぁ、あ、イっひゃう、あ、たまで、イっちゃう、あ、ひもちいぃいいいんんんうううぅぅ……!!」

頭を振り乱して頬を精液で汚れた床に押し当てながら、狂ったように叫びながら残りを一気に吐き出した。床に落ちる音がひっきりなしに聞こえてきて、どのぐらい入っていたのかと思うとぞっとした。
そうして出されていくと膨れていたお腹も元に戻り、違和感もどんどんなくなって、でも絶頂は止まらなかった。当然出す精液は無いが、確実に絶頂を何度も迎えていた。
大きな玉がごりっと中を抉りながら出ていくのに、気持ちいいとうわ言のように呟いて悦楽に浸った。今まで味わったどの感覚とも違って、とにかく最高によかった。

「は、ひっ…これ、でさいご…っ、あ、はあっん!」

残っていた最後の玉がこぼれ落ちたのと同時に、体の力も抜けてそのまま倒れるように転がった。肩で息をしながら虚空を眺めて、最高の余韻を味わっていた。
そうして同時に、これが最後なんだと、ほっと安堵していた。今日の仕事はこれで終わりだと、涙絵潤んだ瞳のまま深く息を吐いた。
でもそこで、信じられないことが起こった。これまでありそうで無かった、最低な出来事が。

「くそっ!もう我慢できねえ、こんなにエロい奴が目の前に居るのに、犯れねえとかおかしいだろっ!」
「…っ、え!?や、やだっ、なに…を!!」

一人の男がそう叫ぶと、いきなり俺の背後から体の上に乗り、いきなり体を密着させてきたのだ。わけがわからなくて混乱しているうちに、さっきまで玉が入っていたそこに何かが押し当てられた。
瞬間、俺は青ざめた。過去の出来事がフラッシュバックして、何もかも忘れて喚き散らそうとした。でも今度は両手を左右から掴まれてそれができなかった。

「おい、お前ふざけんな!なら俺らも犯せねえのはおかしいだろ!ほら、奴隷ちんこ舐めやがれ」
「うそ、っ、あ、んむぐううううっ、んうぅ…ふ、むうぅ、く!」

いきなり口内にペニスが突っ込まれて、余計にパニックを起こした。目の前の男達が制服を着た男達に変わり、思い出さないようにしていた過去が浮かんできた。
しかし小刻みに震えそうになる手はまた別の人に捕まれて、性器を両手に握りこまされた。何が起こっているのかまるで理解できないでいると、突然後孔に肉棒が入れられて、それで現実を悟った。

「ん、っう…ぐ、ふうぅう、んっ…んは、うぅ、あ、は」

硬いペニスが中に割り入ってきて、けれども口でも手でも奉仕を止められなくて、腰をビクビクと跳ねさせながら訪れ愉悦に酔った。そう、俺は気持ちが良かったのだ。
さっきまで玉が入れられていたせいもあって、普段よりも気が抜けていたのが幸いしたのかもしれない。これまえ何度か魘されていた悪夢の感覚が、快感にかき消されたのだ。つまりは克服したのだ。
わけのわからない、あの症状から、ショックから俺は回復したのだ。でもそれが、本当にいいことだったかどうかはわからない。
だって今俺は、シズちゃん以外の相手を再び体の中に受け入れて悦んでいるのだから。

「ぷ、はあっ…はっ、あ、んあっ、やあぁ…なか、それ、やだあっ、やめてえっ!」

過去に自分自身が発した言葉と、全く同じ言葉を口にしたがその時と同じように誰も聞き入れてはくれなかった。血走った獣のような欲望にギラついた瞳が体中を這い回り、腕が何本も延びてきた。
こんなのは、嫌だ、約束が違うと憤りながら、助けてと叫ぼうとした。以前も同じように何度も叫んだ。

『やだっ、や…っ!助けてっ、シズちゃんたすけ…てえっ!』

「…っ、はあ……あ、あぁ、う、っ…く」

けれど今度はそれを口にすることができなかった。
だって、突然暴れ出した客に対してシズちゃんは持っている力を振るうことなく、未だ傍観しているのだ。姿は見えないけれど、この行為を止めないのがその証拠だった。
つまりは、これは仕事だから我慢しろ、従えという無言の言葉だったのだ。逆らえばきっと、そこで何もかも終わりで。

「いやだ…それは、や」

捨てられたくない、そんな気持ちが先に沸いてきて気がついたら目の端から涙を流して、震える声でしゃべっていた。

「うっっ、は…はぁ、あん、あっ、きもちいい…お、ちんぽ、いいですっ、あ、もっと、もっとしてぇ、あんあぁ、は!」

必死な言葉だったが、その真意を誰も知ることなく歓喜の声だけが耳に届いてゆっくりと瞳を閉じた。

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