ウサギのバイク 男性も安心の大人の専門店「池袋最凶」 ⑦
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2011-03-24 (Thu)
*リクエスト企画 ぷぅ様
静雄×臨也 ※18禁注意

パラレル。アダルトグッズの実演販売を臨也の体を使ってモブの前でする静雄の話

* * *


俺が高校卒業直前に強姦された原因は、シズちゃんのせいだった。

既に大学に進学が決定していて、大きな揉め事さえなければ後は卒業を待つだけという冬の季節。その時期にはお礼参り、という言葉が流行っていたが俺には関係ないと思っていた。
喧嘩を引き起こす為に利用していた相手が、逆恨みをするのは当然だったが、そいつらはシズちゃんをターゲットにしていたらしい。
でもその時俺が別の相手を差し向けていて、校内に残っていたのは俺だけだった。だから、目的を変えるのは自然の事だった。
けれどもそいつらは、暴力ではなく俺に対して別の手段を使って襲いかかってきた。最初からシズちゃんにもそれを使うつもりだったとは言っていたが。

普通の人間ではないというのはそいつらも知っていたようで、強烈な物を用意していたらしい。
ドラッグ、だ。

しかも違法で、強すぎてほとんど価値はなく安値で取り扱われているような粗悪品だった。
それを、普通の人間である俺に使ったのだ。何十人かで体を押さえつけられて、布を押し当てられて嗅がされた。数秒どころの話ではなく、服を脱がされて体を割り開かれながら何分も。

「平和島の変わりだったんだけど、こっちのがおもしろかったな。女みたいに面倒じゃねえし、なかなか使える穴じゃねえか」
「女っぽい顔をしてるし、元はと言えばこいつが原因だから仕返しできてよかったよな。これで気分も、体もすっきりして一石二鳥じゃねえか」

男達の声が聞こえたが、ほとんど耳には届かずに、まともに力さえも入れられなくて成すがままだった。唯一出来たことは。


「やっ…あぁ、はぁ、ん…シズ、ちゃん…は、あぁ、たすけ、てぇ…」


「こいつまだ言ってやがるな。そろそろ鬱陶しいよな。諦めろって、平和島が来るわけがねえだろ」

か細い声で助けを必死に求めるが、何回言っても、何十回言っても、誰も、何も変わらなかった。ドラッグのせいで力は入らないし、感情が変に昂ぶっているし、体は敏感になっているし。
男に対して性行為をする奴らがいることは知っていたが、まさか俺がその対象になるとは思わなかったし、予想もできない。
なによりはじめてなのに、強烈の痛みもなく快感だけが強制的に引き上げられていく。それが、悔しかった。俺は強姦をされて気持ちよくなんかないのに、気持ちがいい。
その相反する感情と体が、頭の中で混乱を起こして余計に症状を悪化させていく。そうしてもう何人目かわからない精液を体内に吐き出されて、また涙がこぼれた。

「うあっ…はぁ、あ、うぅ…もう、やめて…お、ねがいだから」
「まだ一人一回ずつしかしてねえだろ。本番はこれからだ、今日は一晩中しようぜ」

懇願は届かずに、逆に絶望的なことを告げられただけだった。ガタガタと恐怖で全身が震えていたが、男達はそんな俺を嘲笑いはしゃぎたてた。悔しくて、憎くて、殺してやりたいと思った。
でも無力な俺がそんなことできるわけもなく、拒絶の声をあげることだけが唯一の抵抗だった。そうしてそいつらの宣言通り、何時間も校内で犯された。

しかも途中で反応が乏しくなってきたらドラッグの量を増やされて、何度も何度もすべてを飲み込むような悦楽が襲ってきた。途中から、本格的におかしくなった。
そうして最終的に、俺の臭いがするからと真夜中の学校に律儀にやってきたシズちゃんが俺を見つけた時には、もう狂っていた。

「んはぁあぁ、ふ、ひゃあっ、あん…!おちんぽぉ、いれてぇ…もっろぉ、ひもちよくひれよぉ、ねえ!まら、まら、たりなひぃ、っ、あは、はっ!!」

自ら男の上に跨って腰を振り、全身で男達の欲望を受け止めていた。学ランは白く染まり、何もかもが見る影も無いくらい壊れていた。

そして、それを見たシズちゃんは、怒りのままにそいつらを全員手加減なしに殴り、蹴り、病院送りにした。通常では考えられない怪我を負わせたのだ。
それでもまだ俺は何が起こったのかわからなくて、シズちゃんに向かって言ったのだ。剥きだしにされた感情のままに、最低な告白を。


「ねえっ、あはっ、まだおちんぽほしいんだ…しようよぉ、おれさあ、ずっとシズちゃんのことが、すきだったんだよ、だから……」


「臨也…」


肩で息をしながらも、震える手で俺のことを抱きしめてくれたことだけは覚えている。ドラッグが抜けかかっていたからかもしれないが、一生忘れられない出来事だった。
そうして俺の進学は取り消されて、シズちゃんも病院送りにした奴らの件で咎められた。退学を余儀なくされてしまったのだ。卒業目前で。
でも強烈なドラッグのせいで病院で眠り続けていた俺が事実を知った時には、何もかもが遅かった。そして、俺の症状も深刻で普通の生活が送れなかった。

そんな俺に対して、一緒に住まないかと言ってきたのはシズちゃんの方だった。嬉しかったけれど、どんな状態なのか考えるとすぐに返事ができなかった。
けれども退院の日に強引に俺の手を引いて、今の住まいに連れて来られた時には驚いた。一体何がどうしてこんなところで働いているのかと思ったが、すぐに理由が判明した。
家で待っていたのは、粟楠会の四木さんだった。池袋のヤクザというのは知っていたし、何度か顔を合わせてこれから情報屋として働く時に懇意にしてもらうつもりだった相手だ。
仕事内容も当然知っていて、ドラッグの事に関しても一枚噛んでいるのだと。だから巻き込んだ俺とシズちゃんに対して住まいや就職先を提供するのまではわかったが、納得はできなかった。
ただの勘だが、これ以上俺達に揉め事を起こしてもらいたくなくて、それで監視しているのではないかと思った。
直接的に問い詰めたことは無いが、ほとんど当たっていると。でも俺はそんなことに気を配っていることもできずに、ドラッグの副作用に苦しんだ。

一緒に住むとなるとこうなることぐらいわかっていたのに、気がついたら無理矢理シズちゃんを押し倒して、体の上で腰を振っていた。我に返った時は、ショックで涙が止まらなかった。
でも、取り乱す俺に対して言ったのだ。

「いいか、これから手前は俺の言うことを聞け。何も考えなくていいから、言われた通りにするんだ。養ってやるのは俺なんだからな、当然だろ?」

そう言いながら俺を床に押し倒して、襲ってきた。ショックを受けたけれど、純粋にセックスをしたくて疼いていた体はおさまった。だから、救ってくれたも同然だった。
次の日から、時間に関係なく発情する俺の面倒を見ながらシズちゃんは、住んでいるビルの下の階にあるアダルトショップで働いた。事件の直後からここで稼いでいたと聞いた。
でも、やっぱり俺のせいでこんなことになって後ろめたさを感じた。それなのに自分ではどうしようもできなくて、従うしかなかった。

俺なんかと違い本当は心の優しい相手を、俺のせいで縛りつけ、罪悪感を利用して何も言わず一緒に住んでいる自分に吐き気がした。でも、嬉しかった。傍に居られることは、嬉しかった。
たくさんの後悔と、もどかしさに枕を濡らしながら、それでも抱かれることは純粋に嬉しかった。こんなことがなければ、好きだなんて言わなかったし、体を繋げることもなかっただろう。

しかしあの日以来、俺の気持ちは一言もシズちゃんには伝えていないし、好意は示しているものの返事なんていらなかった。
こんな状態の俺がどうこう言ったところで、全部迷惑に違いないのだから。きっと、心の底では巻き込まれたことを恨んでいるのではないかと。
でも俺はあんな危険な奴らがシズちゃんを襲わなくてよかった、自分でよかったと。いくら普通よりも強い体とはいえ、ドラッグを使われたらどうなるかなんてわからない。
好きな相手がそんなことになるぐらいなら、俺で本当によかったと安堵さえした。ただの自己満足にすぎなかったが、役に立てたことが嬉しかった。

だから今でも、こうして自分の体がシズちゃんの為に役に立てて心の底から嬉しかった。どんな理不尽な要求だとしても、最終的に役に立てるならそれでいい。
でもそれが、段々と何の為にやっているのかわからなくなって、自分自身も気持ちがよくてそれを利用しているようで、最低だと思ってた。でも。



「うっ、あ…ひ、ぅ、あ、あん…やぁ、あ、おちんぽ、おっきぃ…っあ!」
「もしかしてこれ二本ぐらい入るんじゃねえか?さっきあんなに玉突っこんでたしいけるよな」
「え……あ、やぁ、あ、だめぇっ!はいら、ないっ…にほん、っむりらよぉ…ぁ、んあ、ああああっ!!」

頭の中ではドラッグで頭をおかしくされて犯されたことも残っていて、時折思い出していたが今はそれ以上だった。人数は十人なんてものじゃない。
一応は順番を守っているが待ちきれない人達が左右から肉棒を押しつけてきて、それに手を伸ばして奉仕する。でも、嫌じゃなくなっていた。
今までだったら、心から許せるのも従えるのもシズちゃんだけだったのに。

もう俺は、シズちゃんじゃなくても、誰でも相手にできる。


誰でもいい、ただの淫乱奴隷に成り下がったのだ。


「はあぁ、あうぅ…ひあっ、にほん、すごいっ…なか、ごりごりして、きついけど、いぃよぉ…ひもちいぃ…」

涙をぼろぼろとこぼしながら、誰も居ない虚空を眺めた。そうして、唇の端を歪めて微笑んだ。
だってもうこれで、シズちゃんが俺に構うことはない。構わなくても、こうして他の人間相手にすればいいのだ。俺なんかの為につきあわせなくていいし、これ以上汚すこともない。
縛る戒めは、なくなったのだ。それでも働き場所が無いから暫くはここで一緒に住むしかないのだが、俺がなんとかすればいい。
また前のように情報屋として動けるようになったら、きっとシズちゃんの性格にあった仕事だって紹介できる。もっと俺が自分の体を使って働くこともできる。だから。

もうすぐ、罪悪感という鎖から解放してあげるから。

「はあっ、あ…ね、え…もう、だひてっ、せいえき、いっぱいなか、おなかぱんぱんにひてぇ…っ」
「じゃあ出すぞ、しっかり受け取れよド淫乱が!」
「ん、あ、っ…は、はやくひてぇ、あ、ぁ…イっひゃう、おれも、れちゃう、あ、んあああはああぅうううぅんんっ!!」

激しく二本のペニスが交互に擦って刺激を与えてきて、それらがほぼ同時に中で弾けた。信じられない量が弾けて、一気にお腹が膨れ上がるような気がした。
でもほとんどは入りきらずに隙間からドロドロとこぼれて、結合部は酷い有様になっていた。俺自身は軽く絶頂を迎えたが、腰がガクガクと麻痺して揺れるだけだった。

「はぁ、あ…んうぅ、ふ…っ、つぎ、はやく…してぇ、あ、いっぱいほうしする、からぁ…んあ、あああ!」
「なんだ?こいつ本当はちんこ入れて欲しかったんじゃねえか。今まで勿体ぶってたのかよ」
「でも中の締めつけは最高だったぜ。これは何発でもいけるからな、並び直すわ」

二本同時に引き抜かれて、入れ替わりで二本また受け入れた。もうすっかり頭の中はセックスのことばかりで、シズちゃんのことなんて忘れてしまった。
このまま、全部忘れてしまおう。感覚も、気持ちも全部全部と願ったのは一瞬で、すぐに抉るような振動でかき消された。

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