ウサギのバイク 臨也誕生日プチオンリー企画
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2011-05-05 (Thu)
*臨也誕生日
静雄×臨也  ※18禁注意

スパコミ臨也誕生日プチオンリー企画で配布したペーパーの話 かなり短いです

* * *


「ふぁっ……ぁ……ん?」

瞼を開く前にもう既に全身を気怠い倦怠感が襲い、嫌な予感がした。だからはっきりと目に入ってきた光景を見て、息を飲むと同時に、ああやっぱりという変な頷きがあった。諦めかもしれない。
半笑を浮かべながら、掠れた声で問いかけた。

「っ、シズちゃん……なに、をしてるの?」
「なんだ起きたのか?」
「いつから、このままだったの……?っていうか今何時……」

薄目を開いた状態で問いかけたが、向こうは焦った様子もなくじっとこっちを見ていた。そうして数秒見つめ合ったが、すぐにため息をついて告げてきた。

「もう忘れたのか?手前の誕生日になった瞬間から、このままに決まってるじゃねえか。わかんだろ」

そうは言っても、外はもう薄らと明るくなってきていたので今が早朝ということだけは理解できる。だから俺の誕生日になった零時から確実に数時間以上経過している。
そのことに愕然として、眉を顰めた。本当にありえないと。怒鳴りたい気分だったが、だるくてそれはできなかった。

「一体どれだけ……したのさ」
「じゃあ直接見せてやりゃあいいか?」

俺としてはどれだけ酷いことをしたかわかっているのか、という意味で言ったのだがそれは全く伝わらなかった。逆に変に解釈されてしまい、突然腰を掴まれてベッドの上から浮かされた。
驚愕していると間髪入れずに前後に揺れて、激しい律動が始まったのだ。

「ちょ、あっ……ふ、あっ、あぅ……はぁ、やだっ、あんぁ、うぅ……!!」
「こうやって何度も中に出してやったんだよ。お腹膨れてるし、すぐ俺のモノを抜いたらこぼれてきそうだよな」

そう笑われながら告げられて、困惑した。そこはもうぐちゃぐちゃに白濁まみれになっていたし、ほぐされるように散々突かれたので動きも柔軟に合っている。
中出しをされた腹はぷっくらと膨らんでいて、シズちゃんはそれを撫でさすりながらうっとりとした瞳で見つめてくる。すごく満足しているようだった。

「もう、っ……やらぁ、あんぅう、くはぁ、ふ……」
「今日はこのまま一日中過ごすか?誕生日だからな、盛大に祝い続けてやるからよお」
「そんな、のやだぁ……いい、からぁ、あんぅ……ねえっ、てば……っ」

肩で息をしながら、全身が快感で敏感にされていたので身を捩った。でもそうしたところで逃れられるわけもなく、腰を振りながら祝ってやると言ってくるシズちゃんに恐怖を感じた。
でもはっきりとそれを拒めないのは恋人同士などという関係になったからだ。いつの間にかこうやって、セックスをするのもおかしくなかった。でもこれは異常だと。

「ああ悪かったな、もっと本気出してやるから覚悟してろよ。誕生日だから、今日ぐらいは言う事を聞いてやるからな」
「そ、んなのっ……ちが、違うっ……シズひゃ、あっ、あひゃぁあん……!」
「寝顔で犯されてんのは、なかなかそそるぜ。もっとして欲しいんだよなあ?さすが臨也だな」

犯して欲しいなんて頼んだ覚えもない。逆にそんな暴力プレイなんて嫌だと思っていたのに、やめてはくれなかった。
するとすぐに絶頂に向けて腰が早まって、パンパンと響き渡る卑猥な音が耳に残る。嫌だと塞ぎたいのに、全くできなかった。

「よかったな、誕生日最高だろ?」
「はっひぁ……そ、んなのっ、ふぁ、あ……たすけれっ、シズひゃん、っあ、んぅ!!」

助けを呼ぶなんて不本意だったし、今でも穴があったら入りたいほど羞恥心を感じているのだが、いいだろうと思った。
このまま放置されるよりは。

「何度でも言うぜ。誕生日、おめでとう……よかったな」
「そうじゃ、なくてっ……んぁあ、もう、やらぁ、あんっ、ふひゃぁ、ひ」

話が全く通じない癖に、こうやって笑いかけてくるのが嫌だった。でもシズちゃんならなんでも嬉しいのは事実で、俺は丸くなったなと思いながら目を瞑って受け入れることにした。

「何回ぐらいできるだろうな?」


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