ウサギのバイク 続・ねこねこねこにゃ1
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2012-02-22 (Wed)
静雄×臨也

ねこねこねこにゃ!の続き
※臨也のエロ度と猫化がかなり激しい

* * *


「…っ、は…もう、いいかな?」

人一人が通れそうなぐらい狭い建物の隙間を見つけて、慌てて可能な限り奥まで進んだ。そして一応周りを見渡して誰もいないのを確認してズボンのベルトを外し始める。
もう意識は朦朧としていて、呼吸も荒く自分を抑えてなんていられなかった。慌てすぎて少し時間が掛かったがようやくズボンと下着を膝まで下ろすと、苦しかったものが勢いよく飛び出し解放される。

「はぁ、は、っ…苦しかったぁ…」

その瞬間頭に被っていたコートのフードもパサリと音を立てて落ち、全部が顕わになった。
頭から生えた黒い耳に、細長い先が二又に別れた尾尻がせわしなく震えている。前にも朝起きたら同じような姿になっていたが、その時よりも悪化していた。

「新羅のやつ…」

舌打ちしながら邪魔に感じたズボンと下着を躊躇うことなく脱いでしまう。どうせ誰も居ないし本能的な苦しさを感じていたので抗えなかったのだ。
数分前に別れた友人の名前を呟いて歯軋りしながら、とりあえず地面に手をついてしゃがみこむ。あいつの家で出されたコーヒーに何か仕込まれていたことは間違いなくて、次に会ったら絶対に問い詰めてやると決める。
しかし今は恨み言を告げるよりも、自分の体をなんとかするのが先だった。このままでは新宿の事務所には帰れないし、ましてやこの後恋人と会う予定になっていたので早く行かなければいけない。
助けを呼ぶという方法もあったけど、どうなるか結果はわかっていたので連絡はしないと決める。どのぐらいの時間を掛ければおさまるかは知らないけど、やるしかなかった。

「うっ、んぅ…は」

浅く息をつきながら指先を口に含んで唾液で濡らすと、躊躇いもなく後ろに伸ばして二本同時に突っ込んだ。ここを使って自慰をするなんてしたことはなかったけど、疼いてしょうがない。
前にそうだったように、猫になったことで体が発情して抑えがきかなくなってしまったのだ。中を広げるように指先でぐりぐりと押しながら埋め込んでいくと、甘い吐息が漏れる。

「ふぁ、っ…あ、にゃ…ぅ、あ、んぅ」

通常の喘ぎ声と違う言葉まで混じっていたけれどそんなこと構わない。気持ちよければそれでいいし、一人なのだから何も気にする必要はないと指の動きを早める。
すぐにぴちゃぴちゃと水音が聞こえてきて、それだけではたまらず二本の尾尻を反対側の手で掴んだ。前は一本の尻尾だったのに、今回は猫又なのか二本らしい。新羅の作ったらしい猫化する薬が進化していた。

「あっ…擦る、の気持ちい、んぅ、く…ぁ、でも物足りない、なあ、っ」

必死に片手で二本の尾尻を擦り始めて快感を得始めたが、やっぱり違うと思ってしまう。もっともっと刺激が欲しくてたまらなくて、こうなったらしょうがないと決める。
そして先端を唇の前まで持っていくと、二本同時に自分で口内に押しこんだ。ふさふさした黒い毛が唾液に濡れたし舌で舐める感触は不思議だったが、吸いあげると快感が背中を駆け抜けた。

「んぐっ、う…ぁ、うぅ、は、ぢゅ、う…んぅ」

空いてしまった手はそのまま無意識に前へと伸ばし、両足を少し開いて尻を高く掲げると既に大きくなっている根元に添えた。指先で先端部分をぐりぐりと押し先走り液を手に塗りつけると、擦り始める。
当然他の箇所の責めも続けていて、三箇所同時に心地よさを覚えていることにうっとりと瞳が濡れた。頭の中が気持ちいいことだけになって、すべての動きが早くなっていく。
このままだとすぐにでも達してしまう、と思った瞬間に指が滑って性器におもわず爪を立ててしまう。普段だったら手入れをして綺麗にしているのに、猫化した為か長くなっていたので予想以上に刺激が強かった。

「はっ、うっ、うんうぅう…っ、ん、にゃあぁっ…!!」

勢いよく腰がくねって中の指も擦れ、気づいた時には白濁液を地面にこぼしていた。熱いため息をつきながら口の端を唾液が伝う。頭の中が真っ白になるほど心地よかったが、まだ萎えてはいなかった。
猫の発情期みたいなものだと思うが、多分物足りなさを感じているせいもあるだろう。前にされたようにもっと強い刺激が欲しい、とぼんやり考えていたら突然声がした。

「ノラ猫がこんなところでサカってどうしたんだ?」
「…っ、にゃ、えっ!?シズ、ちゃん…な、んで?」

耳と尻尾の毛がぞわっとして嫌な予感が駆け抜けたが、振り向くと恋人の姿があった。約束していた時間よりも随分早いはずだし、どうしてと疑問が浮かぶ。
暫く呆然としていたがはしたない格好をしていることに気づいて、慌てて前を隠し地面にぺたんと座りこむ。ただし尻尾はせわしなく揺れていた。

「獣臭え匂い撒き散らしてるじゃねえか。どこに逃げたってわかるぜ」
「匂いって、そんなの…っ」
「一人でお楽しみだったのに声掛けて悪いな。続けていいぜ」

シズちゃんは俺の姿を眺めながらニヤニヤと笑っていた。前に猫になった時だって相当嬉しそうにしていたので、きっとこれが好きなのだろう。だけどこんな卑猥な恰好をしているのを見て手を出さないなんて驚いた。
どうしたんだろう、と思ったがすぐに全部が仕組まれていたことに気づく。おもむろにポケットに手を突っこんで取り出したのは。

「ああ、でもやっぱこれつけてた方が可愛いよな。手前はノラじゃなくて、俺の飼い猫だしよお」
「や、やっぱり新羅とグルだったんじゃないか!酷い、なんでこんな…!」
「いいから大人しくしてろ臨也」

前にも見たことがある鈴つきの赤い首輪を手にして近づいてくるシズちゃんを睨みつける。そんなものを用意しているということは、間違いなく新羅と結託していたということだ。
奥は行き止まりで狭いしこれ以上は逃げ場なんてなかった。ゆっくり近寄ってくるのでナイフを出して応戦するしかない、と思った途端に勢いよく飛びかかられる。

「に゛ゃ、あッ!?」
「発情猫が俺に勝てるわけねえだろうが」

確かにいつもより力は出ないけれど、あっさりと手を押さえられ体の上に馬乗りになったことに苛立ちを覚える。こうなったら噛みついてやろうかと思ったがそのまえに素早く首に革製の首輪が通された。
暴れたら首が絞まるのはわかっていたが、首を振って逃れようとする。見かねたシズちゃんが、また何かを俺の顔の前に突き出した。

「これ欲しいだろ?」
「あっ…!」

見覚えのある小瓶が現れて、くらりと眩暈がした。わずかに漏れている匂いに一瞬で虜になってしまい大人しくなる。その隙にしっかりと首輪が嵌められて、チリンと鈴が鳴った。
まだ実物を嗅いだわけではないのにこんなにも魅了されるなんて、以前よりも猫化が進んでいるのだろうかと驚いていたら瓶が消えた。同時にシズちゃんも立ちあがったので手足は自由になったが目は追いかけていた。

「それ、欲しい…」
「じゃあわかるよな?」

再びポケットに仕舞うと慣れた動作でシズちゃんがベルトを外した。ズボンを下ろし下着を脱ぐと勃起しているモノが現れて、今度こそ小瓶の蓋が開く。濃厚な香りと共に性器に中身が垂らされた。
それを見て自然と自分から擦り寄って足にしがみつき、ねだるように甘い声を出しながらはっきりと懇願した。

「あっ、あ、それ…舐めたい、っ、シズちゃんのおちんちん舐めさせて?」
「本当にマタタビ好きだよな。まあ可愛らしくおねだりしたから許してやるよ」
「あ、ありがと…っ、んぅ」
「いいかそのまましっかりしゃぶってろよ。何が起きても動くんじゃねえぞ、いいな」

言葉を最後まで聞かないうちに、マタタビエキスの塗りたくられたシズちゃんの肉棒をしゃぶっていた。口に含んだ途端に媚薬が混じっていたことを思い出したが、もうしっかりと吸いついてごくごく喉を鳴らしているので遅い。
すぐに濃厚な香りと共に全身がもっと発情し始めて、さっき物足りなさを感じたのはこのせいだと悟る。ただひたすらに気持ちよさを求めていた。

「んっ、うぅ、ぢゅ、る…んぐ、う、くっ…んぁ、は、おい、ひ」
「俺のうめえか?」
「うんっ、おいひぃ、っ、あ…!んにゃぁ、あ、え、シズちゃ、なに、してるの…?」

必死に舌を巧みに使い欲望のままに舐め取っていると、突然尻尾に何か痛みが走った。慌てて振り返ろうとしたが口に性器を含んでいる為に動くことができない。
そこから唇を離せばいいというのに、バカになったみたいに頭が働かなくてどうしたらいいんだろうと真剣に考えてしまう。シズちゃんのに吸いついたまま自分の尻尾をどうやって見たらいいんだろうと。

「ほらまだ欲しいだろ?全部しっかり舐めろよ」
「ふぁ、あっ、あ…ん、にゃ、うぅ…んぐ、うぅ、ちゅ、う」

まるで気を逸らさせるみたいにマタタビエキスを増やされたので舌を突き出して必死に啜り舐める。はしたなく唾液をだらだらこぼし顎まで汚れていたけど、どうでもよかった。
背後でカチャカチャと音がしてまたもう一本の尾尻に痛みが走ったが、もう構わなかった。全身が発情して熱く瞳は蕩け気持ちよければ他はどうでもよくなっていたのだ。

「よしこれで終わりだ」
「ん、あ…あ゛う、ぁあっ、にゃ、っ、にゃ、う、これ…っ、なに、くるし!?」
「苦しいか?じゃあしょうがねえから楽にしてやる」

シズちゃんが終わりだと言ったと同時に首輪に何かが引っ掛けられ、二本の尾尻がおもいっきり締めつけられる。尻尾も性感帯なので性器の根元を縛られているようなものだった。
パニックになりながら慌てていると、いきなり地面の上に体を寝転がされる。何が起こっているのかわからないので眺めていたら、足を両側に開かされてそこでようやく尻尾にされたことがわかった。

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