ウサギのバイク 池クロ新刊 「SEXドール シズちゃん専用だよ!」
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2012-09-08 (Sat)
inf59ab
「SEXドール シズちゃん専用だよ!」
静雄×臨也/小説/18禁/A5/76P/700円


新羅のせいで人形の実験台になりエッチな体になった臨也は 
主人に設定された静雄と三日間一緒に暮らすことになる
静雄のことが好きな臨也は大人しく受け入れるがいきなり襲われ
「好き」というキーワードを言われる度に淫らになり…

人形になった臨也と静雄が同棲してすれ違う切ない系エロ
※原作設定でパラレルではありません

表紙人物デザイン  アサヒ ハ アオイ 様
※デュラでは活動されていません

虎の穴様通販

続きからサンプルが読めます

* * *


「うわっ、ズボンから脱がせるなんてエッチだねえ」
「うるせえ!黙ってやがれッ!!」

いきなりズボンのベルトにふれてきたので、早速からかってやる。普通上着とかコートからだろう、と笑ってやると喚かれた。そういえばもっとしおらしくしてろ、と言われていたと思い出して仕方なく口を噤む。
慣れない手つきでベルトを外し、ズボンをゆっくりと引き下ろしていく。仕方なく腰を浮かせてされるがままになっていると、意外と丁寧に脱がして背もたれにズボンをかけた。

「……っ」
「あれ?もしかしてもう恥ずかしい?まあ他人の下着を脱がすなんてシズちゃんには……」
「あっ、そうか。忘れてたぜ」

ズボンを脱がしたはいいが、次をどうしたらいいのか挙動不審になっていたので煽ってやった。だけどその時何かに気づいたかのように頷いて、言ったのだ。

「臨也、好きだ」
「なッ!?こんな時に、卑怯だっ……!」
「好きだ、好きだ」
「クソッ、ぁ……折角仕返し、っ、う……人の体勝手、に」

俺に好きだというキーワードを言えば強制的にエッチな雰囲気になることをどうやら思い出したらしい。こっちも忘れかけていたので、できることなら思い出さないでくれればよかったのに悔しくなる。
好きだ、と聞こえる度に全身を軽い電流が流れたみたいにビクビクと震え始めていく。さっきまでよりも効果は強く、すぐに力が抜けて耳の辺りまで赤くなった。

「大人しくなったじゃねえか」
「恋人プレイ、じゃなかったのかな?」
「別に変なことはしてねえだろ。煩い口を封じてやっただけだ。なあ?」
「え……っ、んぅう!?」

厄介なことになったと唇を噛んで懸命に耐えていると、至近距離にシズちゃんの顔が近づいてきて笑っていた。形勢逆転、という言葉が頭に浮かんだが余計なことは言わない。
なんだかやけに近いな、と眉を顰めていると突然身を乗り出してきて、そのままぶつかってしまう。唇が。

「ぁ、っ……ちょ、っと、なにを!」
「恋人ならキスするだろ」
「えっ、でもそれセックスと関係な、い……ふっ、んう、く!?」

慌てて顔を背けたらあっさりと解放された。しかしそれは一時的で、両手首を革張りの黒いソファに押さえつけられまた耳元で声がする。次こそ本格的に口づけをされる、と気づいたのにまともな抵抗もできないままもう一度あたたかい唇がふれた。
前に上司と風俗に遊びに行った時には、やけに恥ずかしがって相手の女の子と話をして終わったというのに、やけにスムーズだったことに驚く。そして口内に舌が潜り込んできた時には、本格的に身の危険を感じた。
なんで、どうして、やばい、と。勘は当たってしまい、深くキスをされ始めると体に変化が現れた。

「んっ……ぅ」

さっきキーワードを言われた時以上に頭に靄がかかり、快感がせりあがってきたのだ。下着は染みになるほど先走りをこぼし始めたし、男としてあり得ない場所が疼き始めた。
同姓とセックスをするのなら間違いなくそこを使うしかないのだが、勝手に疼くなんておかしい。嫌な予感しかしなかった。

「あ、もう……いい、から、っ、シズちゃん」
「もしかしてキス弱いのか?」
「っ、俺が弱いんじゃない。この体には好きみたいだけどさ」

あくまで俺のせいではなく、人形の体が悪いんだと強調したのだが全く通じなかったらしい。もう一度近寄ってきたので、慌てて手を伸ばしてシズちゃんのズボンを引っ張ってやる。当然膨らんでいる部分だ。
本当は蹴りを入れてやりたいところだけど、正直そんな力は残っていなかった。すっかり息は荒くなっているし、じわじわと快感がせりあがっている。

「俺も脱ぐから、手前逃げずに待ってろ」
「逃げずに、ってこの状況でどうやったら逃げられるのかこっちが効きたいぐらいだ。はあ、もういいから早くして」
「そんなにしてえのか?」
「違うって!いいから早く脱げよ!!」

いちいち尋ねなくてもさっさと脱いで迫ればいいのに、意外なところで律儀だった。なんだかそれがおかしくてほくそ笑みながら、仕方なく自分で下着を脱いだ。ソファの前では緊張しているのかは不明だが、シズちゃんがなんだかズボンを脱ぐだけなのに手間取っていた。
そしてようやくズボンと下着だけを脱いで振り返って、開口一番言った。

「なんで手前勝手に脱いでんだよ!」
「はあ、そんなことどうでもいいだろ。またいちいち面倒なことをしたくないから、自分で脱いだだけで……」
「あー……そうか、待てなかったのか。そうだよな、すげえ反応してたしそりゃあ悪かったな」
「え?いや、それは誤解だ……」
「ほら来いよ」

早速脱いだことを指摘されてうんざりしていると、急に何かに気づいたのか数回頭を振って頷いた。言動からして完全なる誤解のような気がしたので、慌てて手を伸ばして説明しようと思ったら逆に掴まれシズちゃんがソファに座るのと同時に膝の上に乗せられる。
これでは完全に子供扱いだった。体格差もあるし、見掛けからして仕方ないのかもしれないがムッと苛立つ。

「あのね、俺は」
「好きだ臨也」
「……んっ!?」

* * *

「好きだ、なあ俺はすげえ気持ちいいぜ。ちょうどよく締めつけて、柔らけえしすぐ出ちまいそうだ。まあ手前の為に我慢するけどよお」
「言わないでっ、ぁ、ああぁ……それ以上っ、あ、しゃべらない、れぇ……ぐちゃぐちゃに掻きまわさないで、よ、っ、んぁあ!」
「そりゃあ無理だな。経験は無いけどよお、普通じゃないぐらい体に馴染んでるのはわかるぜ。嵌っちまいそう、っつうか本当に俺のもんにしてえ。なあ臨也」
「……っ、ぁ、シズちゃ」

さっきから褒められてばかりいるというのに、心に響かなくなっていた。それはすべてシズちゃんがセックスドールとしての俺に心地よさを覚えているからだ。
元から折原臨也と思っていなかったかもしれないが、男に媚びる道具として作られたのだから絶賛されて当然だ。本心から驚き興奮しているのだろうが、その真っ直ぐな言葉が胸に突き刺さる。
嵌っても仕方ない人形なんだとあっさり諦められるぐらいなら、始めから好きになっていなかった。こんな形で俺のものにしたい、なんて言われたかったわけじゃない。愛の囁きだって。

「シズちゃ、っ……俺もシズちゃんの、ものになりたい」
「えっ?」

皮肉のつもりだった。決して俺が願ってもシズちゃんのものになることはできない。
そしてシズちゃんが望んでもこの体は数日しか役割を果たすことができないので、彼のものになることはできない。
互いに互いの想いを満たすことはできないのだが、今だけなら叶えられた。俺も偽りの体だということを頭の片隅で認識していたから、激しい行為に紛れて本心を言うぐらいいいんじゃないかと思ったのだ。
セックスの最中の戯言だと、聞き流してくれると思ったのに。

「手前ッ、なんで急に……んなこと言うんだ。腰辛かったか?もっと弱くしてやった方がいいか?」
「え?」
「それとも、俺の事ようやくわかってくれたのか?」

ぴたりと動きが止まり、急に弱腰になったシズちゃんの目元が赤くなっていた。今度はこっちが驚く番で、何の事を言っているのか理解できずぽかんと口を開けて呆ける。
なんだかよくわからないけれど妙なことを言ってしまった自覚はあったので、慌てて言い直した。抑揚のない声で。

「俺は今だけシズちゃん専用のお人形だから、シズちゃんのものだよ」
「……そうか、そう……だったな」

変な誤解をされないうちに、と事実をつきつけたのだが目の前であからさまにがっかりしたような表情をされた。俺の感情や体が作られたものだ、と気づいてくれただろう。
本当はほぼ自分の意志で動いているし、快楽に翻弄されると人形の感情まで混じってしまうがちゃんとまだ折原臨也だった。機械人形なんかに乗っ取られはしない。だが体だけは本物で、淫猥な動きばかりをしてしまい、もはや折原臨也ではなかった。
だから悲しくて苦しんでいる。それをシズちゃんにも、きちんと理解していて欲しかった。
泥沼に嵌るのなら、一人ではなく二人で。シズちゃんを失った俺が傷つくように、心地良く都合のいい体を失った時にシズちゃんも傷つけばいいのだ。

「なあ、本物の手前は……」
「わかってると思うけど、俺はこんな簡単にシズちゃんに捕まったりしないし、喘いだり、ましてやエッチなことだって言ったりしない。でもそういう人形だからしょうがないんだよ。体の中に君が入ってきて、わかった。心の準備なんて必要なかったし、さっきはちょっとびっくりしたけど、セックスドールの体はマスターを受け入れられて悦んでるよ……っ、あ!」
「って、おい」
「んあっ、ぁ、ああ!ふぁ、っ、は……ねえ、これ気持ちいいっ、でしょ?」

一方的にシズちゃんに責められていたのが気に入らなかったけれど、ようやく主導権を握ることができてほっとした。大体さっき俺のを舐めたり精液を飲んだりしたことで動揺を誘われて、それから自分を取り戻すのに時間が掛かっただけだ。
知識も技術もある人形の体が人間を翻弄するのが本来の姿だった。痛覚はきちんとあるけれど、余計な力を入れなくても相手を悦ばせる為に中を締めつけ腰を揺するのは簡単だ。
まだ羞恥心は残っているけれど、内側から侵食してくる快感に煽られて笑みが浮かぶ。怪訝な表情でシズちゃんは見つめていたけれど。

「臨也……」
「言ってもいい、よ?好きだ、って……んぁ、あ、俺も今ならシズちゃんの、こと……んっ、うぅ!?」

また例のキーワードを口にして翻弄してくるのだろうと先に気づいたので、挑発するように睨みつけながら唇を薄く開いて囁いた。すると途中で顔を歪めたシズちゃんが、好きという言葉を塞ぐように、おもいっきりキスをしてきたので互いの歯がカチンと当たって響く。
息ができないぐらい激しい口づけで、唾液をこぼしながらうっとりと浸った。やっぱり好きだなあ、としみじみと感じながら。

「はぁ、っ……んぅ!」
「いざや、すきだ」
「あ、んぅ、うぅ!?やぁ、っ……んむっ、ふぅ、く」

身構えていても、好きと告げられたら過剰に反応してしまう。舌が口内をせわしなく動いている間も、しっかりと食いついてとうとう最奥までシズちゃん自身が埋まった。
これは相当大きい、と受け入れただけで形がわかる。男としては悔しい気もするが、痛みも無くそこは受け入れられているので行為を続行するには問題ない。

「ぷ、あっ!あ、ぁあ、っ……全部入った、ね、ははっ、ぁ……ねえどう?シズちゃ、んも、んっ……」
「黙ってろ」

一度は唇を解放されたが、まるでこれ以上は聞きたくないと言いたげに再び遮られる。俺としてはどちらでもよかったけれど、キスをしながらだなんてそれこそ恋人同士みたいじゃないかと思った。
しかしそんな生易しいものではなく、体の横に手を突いて体勢を整えた直後に覆いかぶさりながら腰を前後に動かし始める。俺自身も緩やかに蠢いていたのに、それよりも大袈裟に無駄な動作ばかりの陳腐なものだった。

「んっ、ぁ、あ……はぁ、っ、あつ、っ……んぁ、う」

中が充分に湿っているおかげで乱暴な動きでも充分快楽を得られたが、もしこれが俺以外を相手にしていたら怒られるだろうと思う。頭にその考えが浮かんだ途端、胸の辺りがチリチリと痛んだ気がした。
こんな化け物を相手にできるのは俺だけだ、という独占欲を覚えて口の端が吊りあがる。人形の体だから、セックスをする為だけの体だから、シズちゃんを満足させることができると。
今のところ俺だけなんだと。

「あっ、んぁあ!シズちゃ……くるし、っ、もう俺出ちゃい、そうで……ふぁ、あく」
「手前は我慢できねえもんな。いいぜ、俺も出すからよ」
「しょうが、ないこと、だからぁ、んぁ……中、だすの?」
「出して欲しそうなエロい顔してなに言ってんだ。なあ臨也、好きだ」
「ひっ、ぁ、ああ!んぁ、あ!!」

心が揺れ動くのに合わせて、今日三度目の限界が近づいてきたので必死に縋りついた。自然と首に手を回して力の限りしがみつく。目の端から生理的な涙がこぼれて、唇をわなわなと震わせながら問いかけた。
出してくれるの、と。わざとらしく甘ったるい声で。
その瞬間だけ偽りが本物になったような気がした。そしてまるで気持ちに応えるかのようにさり気なく好きだと言われ、反射的にぎゅっと目を閉じる。

「シズちゃ、っ、あ、あぁ、もう……で、る、んっ、ぅう……あ、ぁ、ふぁ、っ、んうぅうう!!」

今までで一番大きな声を出して叫ぶと、勢いよく腹の辺りが汚れた。しかしそんなことよりも、短い呻き声を漏らし中でシズちゃんが一度ビクンと震え、その後二度三度と脈打つ。するとじんわりとあたたかい何かが注がれるような不思議な感触がして、出されたと認識する。
お腹もどろどろで、後孔の奥もどろどろだ。まだ射精の余韻が抜けず息を荒くついたままぼんやりしていると、急に視界がブレた。

「えっ、あ!ふっ、うぅ、く……」
「どうだ、これで満足か?」

* * *

「ぐりぐり、っ、気持ちい、ぃ……好き、好き、シズちゃ、ぁ、あんっ……もっと、して、激しく犯してぇ」

スラスラと言葉が口から出るのは、待っている間もシズちゃんのことしか考えてなくて、誰も居ないから余計にしゃべっていたのだ。本心を。
好きで好きでたまらないのと、昨日よりも乱暴に犯して欲しいと。バカみたいに、二人でするセックスしか頭に無かったから、帰って来てくれてすぐにさわられもしなかったのは胸が痛かった。

「さわって、ぇ、乳首も、舐めて、イかせてよ……いっぱい、ぐちゃぐちゃに、して……ぁ、ふぁ、奥まで」

遂には性器の先から先走りの透明な粘液がとろとろとこぼれ始めて、めくれあがったエプロンを汚していく。喘ぎも荒くなり、あと少しで達してしまいそうだとわかる。
固定していた玩具から指を離して、恐る恐る熱い塊に指の腹を押し当てる。早く、早くと気持ちは焦るのに、まだこの感覚を味わっていたいという相反する欲求のせいで一押しが踏み切れない。

「うぁ、っ、んぅ……もう、いいかな?いいよねぇ、あ、んぁ……出して、イきたいっ、我慢でき、ない……はぁ、っく」

困惑そのままを口にしながら、意を決して自身にわざと爪を立てて引っ掻く。痛むほどではないが、急激な刺激に腰がビクビクと跳ねた。
玩具を深い所まで押しこみ、目を瞑って唇を噛む。前と後ろからの同時の心地よさに、一気に愉悦が回ってきて弾けた。舌っ足らずに叫びながら絶頂を迎える。

「ひっ、ぁ、んぁあっ!うぁ、っ、あ、熱いの出てるっ……汚れて、ぇ、あ、やだぁ、怒られちゃ、うぅ、ぁ……でも、きもち、ひ、ぁ、あ、く!!」

勢いよく床を汚したところで、少しだけ冷静になりこれでは勝手に自慰をしたことがすぐにバレると背筋が震えた。でも勢いは止まらず、日中ずっと我慢していた衝動をすべて吐き出そうとする。
ようやく息をついて寝転がり、脱力した体を無理矢理起こし四つん這いというみっともない格好のまま数歩進んだ。急にそうしたのは、一人で達してわかったことがあるからで。

「はぁっ、は……足りないっ、ぁ、シズちゃんの、がいい……早く、っ欲し」

ボソボソと呟きながら台所に向かうが、やはり途中で止まってしまう。なんとか進みはしたが、強引にした為に二度目の射精を迎えそうなほど敏感に全身が反応していた。迷うことなく再び玩具に指がふれて、同じことを何度か繰り返さなければいけないんだと悟る。
しかも快感はさっきよりも強くて、この場で二回ぐらい出してしまいたい欲求にとらわれた。シズちゃんのがいいけれど、しょうがないから。出さないと進めないからと懸命に言い聞かせて、もう一度バイブで擦りあげようとした時。

「おい臨也ッ!」
「ふあっ!?」

すぐ傍で怒鳴り声が聞こえて、びっくりしてしまいおもわずバイブを強く捻じ込んでしまう。シズちゃんにバレたというパニックと、望んでいた衝撃に目の前が真っ白になる。

「いっやぁ、あ、あぁあっ!あぁ、あ、見ないで、やだ……ぁ、あ、んぁ、っシズちゃ、ぁ、ごめ……っ、ひっ、う!」
「びっくりしてイくとか手前どうしようもねえな。ったく」
「うぁ、あっ、ぁ……ごめん、ごめんなさっ、あ、とまんな、い、っ……はぁ、ああ!」
「あー……泣くなって。その姿でおもいっきり泣かれると俺がすげえ悪いことしてるみてえじゃねえか」

床に向かって勢いよく白濁液をこぼし、視界を涙でいっぱいにしながら見あげると、シズちゃんが気まずそうな表情をしていた。だけど俺は自分の事に精一杯で、壊れた人形のように謝罪の言葉を延々口にする。
そのうちバレることだとなんとなくわかっていたのに、羞恥心と背徳感の狭間で迷いやめられなかったのだ。まだ腰はそわそわと揺れ続けている。

「ほら臨也」
「っ、ひぅっ、く……ぁ、うぁ、シズひゃ、んっ……え?」

しょうがないな、と呆れるように言ったシズちゃんに肩を掴まれ上半身を起こされる。まだ頬は濡れたままだったが、しっかりと瞳が合ってすぐに背中に手を回されて抱きしめられてしまう。
驚きで一瞬息が止まった。口を無様にぽかんと開けて動揺していると、耳元で囁かれる。

「悪かった、もう遊びは終わりだ。奴隷なんて言わねえよ。手前は俺の恋人だろ?」
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