ウサギのバイク 池袋クロスロード新刊 「溺愛奴隷」
2ntブログ
04≪ 2024/05 ≫06
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2010-09-15 (Wed)
inf15

「溺愛奴隷」
静雄×臨也/小説/18禁/A5/60P/600円


6月発行の「溺愛玩具」の続きです 完結します

調教されているうちに静雄のことが好きだと気がつく臨也
体だけでも繋がっていればよかったがこの関係がそろそろ終わることは気がついていた
そして最悪な事件が最悪な形で起こってしまう その時静雄は…?

痴漢電車プレイ・公園で犬プレイなどマニアック調教有

※モブ×臨也の表現があります
※かなり軽めですが小スカ表現があります


続きからサンプルが読めます

* * *

「……っ、あ……う、ぅっ」

反射的に全身をビクンと跳ねさせながら、全力で抵抗しようとしていた。しかしこっちもそうさせないように力を入れていたので、中身が空っぽになるまで媚薬を注入することができた。そうしてようやく手を離してやると、その場に崩れ落ちて派手な音を立てた。
二本連続で媚薬を体に入れるとどうなるかなんて、知らなかったしもし危険なことになるならなるで、こいつの自業自得と思った。だから臨也が悪いんだと、自分自身に言い聞かせた。
けれど俺の考えよりも早く、臨也の体に変化が訪れてきて驚きを隠せなかった。

「あ……?なに、これ……っ、あ、あつ……あつい、っやだ、これっ……!」

床に手をついてうつぶせの状態でいきなり喚き始めたのだ。内心ギクリとしながら、けれど手を差し伸べることはせずにじっとその姿を見守った。まだこれが演技だという可能性も捨てきれなかったからだ。
けれどそれが嘘ではないのだとわかったのは、臨也が自分からベルトを外して、俺の前にも関わらずにズボンとパンツを下ろして自分で自慰を始めたからだ。

「はあ……っ、あ、あはぁっ、あ……ん、うぅ、は、き、もちぃ……っ」

膝立ちの状態でお尻を丸出しにして、体の中に埋まっていたバイブを使いだした。ここに戻ってくるまで律儀に守って入れ続けていた塊を、ずるりと引き抜いてはまた体に入れて、と繰り返していた。
さっきまであった恥じらいというものがまるでなくて、俺がここに立っているのさえも忘れているかのような振る舞いに、言葉が出なかった。
そしてこれまでに見たことがないぐらい、自分から乱れていった。

「んあ、あ……も、っと……んうぅ、あついの、ほしっ……たりな、い……こんなの、じゃ」

足りないと口にしながらも、激しく後孔を掻き混ぜていてこれ以上にないぐらい凄まじい動きをしていた。自分から腰をくねらせながら、狂ったように悶えるなんて、目の前で見ていてもすぐには信じられなかった。
微妙な気持ちになりながら、わざと低い声で声を掛けた。

「おい、臨也」

「……?あぁ……シズ、ちゃん……欲しい、せいえき、ちょうだい……?」

「……ッ!」

極上の笑顔を浮かべてそう強請ってくる姿に、恐怖を覚えた。いくらなんでもこれは、度が過ぎていると戸惑いを隠せなかった。
苦労して言わせたはずの言葉を、さも当たり前のように告げてきたのだ。薬ひとつでこんなことになるなんて、俺は全く知らなかった。胸が酷くキリキリと痛んでいた。
「こ、んなんじゃだめ……なんだよっ、ぅ……おっきぃ、おちんぽじゃないとぉ、まんぞくできないからぁ」
子供のような無邪気な笑いを俺に向けて、首を傾げてきた。その様子はおもちゃを強請るガキそのものだった。
いくらなんでもこれでは、頭がおかしくなったとしか考えられなくて、一歩後ずさった。ここまでやるつもりは、さらさらなかったのだ。

「お、ねがいだからぁ……イかせてよ……っ、あ、はぁ、なんでも、するからさぁ」
「本当になんでもするのか?」

こんなのはただの戯言だと思いながら、気がつくと口が勝手にしゃべっていた。こんな状態の臨也になにを言うのかと自問自答しながら唇を噛んだ。
すると迷っている俺のことを見透かしているのかのように、背中を押してきた。

「シズ、ちゃんなら……なにしてもっ、ぁ……いいよ?だって、おれ……好きなんだ、シズちゃんの、こと」
「な、んだと?」

頭をガツンと鈍器かなにかで殴られたような強い衝撃があった。思ってもいなかった言葉に、握っていた拳から汗が滴りそうなほど焦っているのを感じられた。
こんなことを言わせるつもりも、言われる覚えも全くない。普通に考えてみれば、襲われて犯された相手が好きだなんてありえないのだ。頭のネジが飛んでしまったんだな、と解釈するしかできなかった。とにかく真に受けることだけは避けようと、臨也のことを強く睨み付けた。

「まぁなんでもするっていうんなら、そりゃおもしれえけどな。せっかくだからそこの便器に跨ってオナニーショー見せてみろよ」
「ん、っう……いい、よ?こういう、ところでするの……興奮する、よね」

まだバイブが気持ちいいのか、そわそわと体を震わせながら重い体を引きずってなんとか便座の上に座り、左右に足を開いて見せつけながらバイブの抜き差しを早めていった。
俺の言葉に素直に従っているのも驚きだったが、いつの間にこんなに手馴れているんだと感心した。そんなに一人でしまくったのかと、興味すら沸いた。
しかしすぐに頭を振って、何を流されているのだと自問自答した。かなりそそられる光景に喉の奥をゴクリと鳴らしながら、ただ無心で眺めた。

「ほらっ……ね、え見てよ……シズ、ちゃんのどろどろのが、こんなにっ……ん、あぁ、いっぱぃ」

わざとなのか知らないが一度バイブを全部引き抜いて、そこをひくひくと震わせて中の精液をどろっと吐き出してきた。そうしてそれを指で掬い取って、見せつけるように人差し指と中指で広げてみせてニッコリと笑いかけてきた。
こいつは完全にダメだと思いながら、自然と足が進んでいて正気でないからこそなにをしてもいいのかと、勝手に理性のたがが外れかけていた。なによりこんなに卑猥な姿を見せつけられて、動じない男はいないだろうというぐらい魅力的だった。普段の臨也ではない分だけ、余計に性質が悪かった。

「は、やく……おっきぃのぉ、ちょうだい?」

* * *

「おい、手前自分から尻を俺に擦りつけてきてんぞ。そんなによかったのか?」
「……な、に……っ、言って……?」

耳元から聞こえてきた声に我に返ると、確かにさっきまでの体勢より低く腰を落としていて傍からみたら俺がシズちゃんの手に体を押しつけているようにも見えた。でもそんなつもりは全くなかった。誰かの視線がこっちを向いたのでそれに動揺しただけだったのだ。
けれどそれをどう弁解したらいいか考えているうちに、電車の発車のベルが鳴った。その合図に走って車内に駆け込んでくる人たちが増えて、意外と車内に人が増えた。だがやはり俺とシズちゃんのことを知っているのか、それとも関わりたくないのか別の車両に移動したり、少し離れた空いた席に座ってこっちを見ようともしなかった。
そうして扉が音を立てて閉まり、ゆっくりと車体が揺れて次の駅に向かって走行し始めた。

「お待ちかねだったなあ。じゃあ約束通りバイブの振動をあげてやるよ。こんだけガタガタ言ってれば機械音も聞こえねえだろ?」
「な、っ……や、め……っ、あ、ぅ……あ、あぁ……」

遠隔操作できるスイッチはシズちゃんの手の中にあったので、あっという間に振動が早くなり最高潮にまで達した。もうさすがに漏れる吐息を誤魔化すことは不可能だった。
目を悩ましげに細めて後ろを振り返り、やだと言ってみるがただ楽しそうに笑い返されるだけだった。散々反抗してみたものの、もうこれ以上は無理なんだと悟るしかなかった。所詮おれはシズちゃんに従うしかできない、駒に成り下がったのだ。

「いい顔してきやがったじゃねえか。犯して啼かせたいぐらいには、だらしない顔してんぞ」
「そう、かな……っ、はは……おれ、はわかんな、ぃ……」
「目の前の窓に映ってるじゃねえか、すっげえ淫らに喘いでる奴がよお」

言われた方向をチラリと眺めると、確かに俺の姿がくっきりと映っていた。頬を染めて唇を半開きにしながら、つり革にもたれかかっているみっともない男の姿が。
それを見てぞくりと背筋から寒気が背中を駆け上がっていくのがわかった。自分自身のこういう痴態を目の当たりにして、自分で感じてしまったのだ。そうしてふと目線を逸らすと、じっと睨みつけてくるシズちゃんの視線と窓越しに目が合った。
現実味のなかった行為をこうしてはっきりと見せられて、今俺が本当に痴漢されていることを再認識した。

「わかったか、臨也よお。痴漢してんのは、俺だ。後ろから弄って、バイブで押さえつけて喘がせてんのは俺だけだ」
「……いみ、わかんない……」

急に何を言い出すのだろうかと思ったが、なんとなく察してはいた。
天敵である平和島静雄にいいようにされてるのを、しっかりと自覚しろという事らしい。貶め虐げられてる相手を、忘れるなという事なのだろうが、俺には逆効果だった。
淡い恋心を抱いている相手にさわられているのだと思うと、純粋に嬉しかった。

「うぁ……っ、あ……は、ぁ……ん」

声が口から零れるのをもうどうしようもできない。鼓動は振動を激しくさせているし、勃起しかけていたそこも完全に形を作って中で窮屈に震えている。充分シズちゃんのおもしろい顔は見れたし、後はもう淫悦に流されてもいいという気分になっていた。
どうせもう俺には何も残っていないのは、昨日一人で考えて分かったことだし、誰にハバレようと本当はどうでもよかった。けどそれを本人に言ってしまってはつまらないので黙っているだけだ。

「あつ……ぅ、くる、し……」
「あぁ悪いな前がパンパンになってやがったなあ。でもこのまま解放してやるのも癪だしよお、どうして欲しい?」

そうすると思っていた。だから俺も間髪入れずに答えてやった。

「……っ、ぅ……ねぇ、ズボン外して……おれの、擦ってイカせてよ……?」

再び鏡に映ったシズちゃんの方を眺めながら、懇願した。すぐ後ろでニヤッと嬉しそうに笑ったのを合図に、ベルトに手が掛けられて簡単に外された。チャックを下ろされて下着が顕になったのでそのまま引き下ろされるのかと思った。だが。

「次の駅に着いちまったなあ。どうせほとんど人は乗り込んでこねえだろうけど、今はこれで我慢しておけ。すぐに後ろも弄ってやるからよ」
「あ……ッ!?あ、そこ……い、きなりっ……んあぁ、いぃ」

車体がゆっくりと停止したかと思うと扉が開いた。外の熱気が入りこんできたが、確かに閑散とした駅なので降りる人も乗る人もいなかった。だからシズちゃんも下着の前部分だけ下ろして、中身を取り出して擦ってくることができたのだ。
先走りの透明な粘液を掬い取って全体に執拗に塗りつけて湿らせてから、軽く握られ手を動かされるとすぐに意識が朦朧とし始めた。ただでさえ媚薬で体も火照っているから、刺激が直結して全身を襲ってくる。

「んはぁ、っ……ひ、ぅん、ぁ……だめ、これっ……」
「おいまだ後ろもさわってねえうちから蕩けんな。電車も動き出したことだし、しっかりバイブを咥えてるとこ悪いが指でしてやるよ」

そう言われて窓を見ると景色が変わっていたので、ようやく電車がまた動き出したのを俺自身も確認した。それに伴って今度こそズボンが膝のあたりまで下ろされて、無理矢理バイブが抜き取られていく。断続的に与えられていた刺激がなくなったのも束の間で、指先を唾液で濡らした指が二本強引に隙間を埋めるようにねじ込まれた。

「っ、う……は、ふっぅ、ひ、ん……ぁあ、うぅ、や、あぁ、ん!」

こんなのは普段だったらどうってことはないのだが、大勢いる人前でされている羞恥心と、声を押さえなければいけないということが深く響いて余計に腰をくねらせてしまう。満足にあえげないことが、こんなにも胸を切なくさせるとは思いもよらなかった。

* * *

「なに?今……なんて、言った……?」
「だからこの公園は犬の散歩コースで有名らしいから、手前四つん這いになって犬みたいな恰好で歩け。っていうか犬になりきって散歩してやるってんだよ」

あまりのことに事態がすぐには飲みこめなかった。ここにたどり着くまでにただでさえ時間が掛かったというのに、一体どういうことなんだと怒鳴ってやりたかった。けれど俺には決して逆らえない理由があったのだ。
コートの上から胸のあたりをぎゅっと掴む手が微かに震えていた。
いくら深夜の時間帯だからと言っても道には人も通るし、そんなに遠くないとはいえ誰かとすれ違う度にドキドキしてしょうがなかったのだ。薬とかバイブのせいだけでは決してなかった。

「よ、四つん這いなんてしたら……下半身が丸見えじゃない。そんなの、耐えられるわけないだろ」

言いながら視線を地面に落として俯いてしまった。そうなのだ、今の俺の恰好は普通じゃなかった。愛用の黒いコートを着てはいるが、その下は何も身に着けてはいなかった。あり得ないことだが、シャツはおろかズボンさえ履いていない。全部家から出る前に破られて、その上で後孔には今までより大きなバイブが埋め込まれていた。
だから歩きづらかったし、いつ誰にこんな姿を見られるかわからなくて怯えながらここまで来たのだ。いくらギリギリコートで尻のあたりが隠れているとはいえ、じっくり見られればこんな大の男が足を晒しているのもおかしいし、コートの前を締めているとはいえ首元には首輪なのだ。不審がられる要素はたくさんあるのだ。
けれど横を歩くシズちゃんは一応は気を使ってくれていて、なにか危なそうな時は俺と位置を変えて人を寄せ付けない瞳で睨んだり庇ったりしてくれた。それは素直に嬉しかったのだが、こんなことの為に必死にそうしていたなんて考えると頭が痛くなりそうだった。でも確かに今の俺はシズちゃんがいなければ、一人で自宅に帰ることもできないのだ。だから下手に怒らすのも、逆らうのも得策ではなかった。

「やるのか、やらねえのか二択しかねえんだよ手前にはよお。それぐらいもうわかってんだろ?」
「わ、かってるけど……でも、こんなの俺は……」
「なんでもするって言ったのは忘れたのか臨也よお。俺の為に犬になってくれんだよな?ほら紐もつけてやるしできたらご褒美でもなんでもやるからよ」

ぐずっている俺を叱咤して、強引に持っていた赤い紐を首輪の先の金具に取りつけた。まだ頭の中で理性と羞恥心がぐるぐるしていたが、ご褒美という言葉にも魅かれていた。俺の好きなことをもしさせて貰えるなら、俺はどうしてもしてもらいたいことがあったのだ。
今後それを与えられる可能性は低くて、諦めかけていたのだ。できればそれを叶えて欲しかった。その為になら――全部の約束を守ってご褒美をもらう為なら、こんな最低なことでもやり遂げてみせなければいけないと決意した。

「恥ずかしい、からあんまり……後ろから見ない、でよ……」

ボソボソと小声でそう言いながらその場に座り込んで、ゆっくりと地面に両手をついた。舗装されたアスファルトの上は、無駄な石や砂が少なくて手が痛いと思うことはなかった。そこに膝もついて完全に後ろに立つと、バイブを咥えている部分が見えるようだった。
隠すとか恥ずかしいどころの話ではなくて、とにかく最低としか言いようがなかった。しかしこんなところでグズグズしていたら誰かに見つかる可能性が高かったので、とにかくそのまま一歩一歩手と足を踏み出した。
すると数歩進んだところで横を歩いていたシズちゃんが、スイッチを弄って強めの振動に合わせてきた。おもわず倒れそうになる体をなんとか持ちこたえたが、あえぎ声はどうしようもできなかった。

「あ……んあぁ、っ、ひ……あ、やだ、これ……おっきくて、ひろがっちゃうっ、からぁ」

限界以上の動きをしてくるバイブに、中が激しく疼いているのが伝わってくる。シズちゃんのペニスもかなり大きいけれど、それにしてもこれはかなりのものだった。自分の中で暴れていること自体が奇跡のようなものだった。
だから早くこんなのは終わらせて家に帰りたい、という気持ちだけが先行して、快感に翻弄されてその場に動けなくなっている自分が情けなく感じた。

「おい違うだろ。手前今犬なんだよ。犬が人間の言葉なんてしゃべるわけねえだろうが、ほら……なんて言えばいいかわかってるだろッ!」
「……っ、ぐ……うぅ、っ……うぅ、うー……っ、わ……んぅ」














































| 同人関連 |