ウサギのバイク 鬼畜静雄全集『四人の静雄と同棲生活その後』
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2011-04-22 (Fri)
「鬼畜静雄全集」
スパコミ発行新刊 静雄×臨也/小説/18禁/A5/324P/1900円
無料配布再録集+追加書き下ろし
【四人の静雄と同姓生活その後】 サンプル


静雄が四人(子供・来神・バーテン・大人)になってしまい臨也が無理矢理襲われエッチな調教をされる話■5.3発行
※四人の静雄と同棲生活の続編ですが単体でも読めます

* * *


「あのさあ、俺はちょっと全員で楽しめればいいかなって思っただけで、もうこんな無理矢理プレイなんて嫌なんだよね。だから……」
「新羅に頼んで人数増やすぐらいなんだから、ほんとはこういうのが好きなんだろが。ったく素直じゃねえよな?」

必死の呼びかけもあっさりと却下されてしまい、情けない気持ちになってしまった。
まぁ確かに一人相手よりは複数の方がそれなりにおもしろかったし、たまにはいいかなと簡単に考えていた。ちょうど薬も余ってると言われたから、じゃあもう一度くらいはという軽いノリだった。しかし俺は新羅からシズちゃんには筒抜けて、全部バレてしまっていることをすっかり失念していた。

「せっかくだからおもしろいことをしてやろうか、なあ?」
「へっ……?なに、なにっ!?」

両足を左右に開かされて、その間に体を滑りこませてくると、そのまま股間の間に顔を埋めて、後孔に冷たい粘液を塗りこむように押しつけてきた。チラリと見えた容器は当然の事ながら、以前一度だけ使われた、体が敏感になるローションだった。
結構な量を丹念にそこに塗られ、やがて何の前ぶれも無く指を一本だけ差し入れてきたのだ。

「えっ、あ……っ、う……ん!」

はじめての行為からはもう随分と時間も経って回数もこなしていたので、何の問題も無いどころか自分から招き入れるように収縮させて指を飲み込んでいく。
このぐらいの大きさは圧迫感も無く、ちょうどいい心地よさが快楽の火を灯すのに時間は掛からなかった。

「ん、ぅ……って、こっち、はなにしてるの……?」

ふと左右に立っていた二人が、いきなり自分のズボンを下ろしてすっかり大きくなっていたモノを取り出して俺の前に出してきたので、首を傾げた。フェラチオをして欲しいというのではないようで、少し離れたところで自分の指を使ってしごき出した。
かなりシュールな光景だった。

「まぁ、男だったら一度はやってみたい願望があるってことだ」
「臨也の髪も服も真っ黒だからなあ、相当栄えるんじゃねえか」

口々になにかを言いながら目の前で自慰が繰り広げられていて、思わず顔を背けた。改めて見ると俺なんかのに比べて大きいし、あんなのが入ってるなんて信じられなかったからだ。恥ずかしいどころの話ではない。
先走りの透明な液体と独特の香りが鼻をつき、ごくりと喉を鳴らした。体の奥底からもやもやとした変な気分がすぐに沸きあがってくる。
そうしていると後ろから指が引きぬかれ、どうやらローションを塗りつけるのは終わったのだと気がついた。既にもう火照ってじんじんとしてきているのは、気のせいだと思いたかった。

「おいチビもういいぞ。俺と変わって前みてえにこっちをさわってやれ?」
「うん、いいよ」

急に体の戒めをしていた手が解けて、やっと動けると思ったのだが、完全に入れ違いのシズちゃんが体の上に乗っかってきて、逃げる術は全くなくなってしまった。
わざとらしく俺の正面で見せ付けるようにズボンと下着を下ろして、そそり勃ったモノを強引に口の前にもってきた。

「っ、う……や、あッ!……ふっ、う、んううぅ……!」

慌てて首を振って阻止しようとしたが、タイミングよく俺自身の昂ぶっているモノを小さいシズちゃんにさわられて、動揺した。その隙を見逃さずにあっというまに、肉棒が口内に侵入してきた。
すっかり熱く滾っている塊が、一気に奥まで入りこんできて目を見開いたまま硬直した。外にださせてやろうと口を窄めて押し返すように試みたが、全く意味はなくただ舌でペロペロと舐めることになってしまっていた。

「ふ、むぅ……っ、う、っ……んぅ」

フェラチオなんて今更だったが、状況が状況だけに嫌な予感しか感じられなかった。まさかこのまま最後まで口内を蹂躙されるわけないだろう、と思いながらすべてをぶちまけようと速度をあげる動きに、眉を顰めて戸惑っていた。
俺の涎とシズちゃんの先走りが混ざって唇の端からこぼれ、ぐちゅぐちゅと水音も響いてくる。同時に左右からも擦る音がして、まるで耳が卑猥な音で犯されているような変な気分になった。

「うぅ、ん……ん、ん、んふ、うぅうっ……!」

口の中でムクムクと大きくなってきて、顎が疲れるぐらい限界まで開かされていた。そろそろ終わりだろうと思ったので、じっと上目づかいで見つめた。
それが合図になって喉奥に出しつくされるだろうと思っていたのだが、その直前に全部急に引きぬかれてしまった。

「ふ、ぱぁっ……っ、え?っ、くううぅぅッ!!」

息を吸いこんでどういうことなのか尋ねようとして、突然俺の下半身をさわっていたシズちゃんが手で軽くぎゅっと幹を握ってきた。タイミングよく与えられた刺激に声を荒げていると、もっと予想外の出来事が起きた。

「ふ、っ……え?」

三方向から同時に生あたたかい白濁液が顔目がけて発射され、ぽかんと口を開けたままびちゃびちゃと吐き出されていった。微妙に狙っているのかはわからなかったが、目に飛び散ることはなくちょうどいい具合に頬や髪の毛、首元などが汚されて黒髪黒コートがどろどろの白い液体で濡れた。
しかもシズちゃん三人分となると結構な量で、頭の上から雨がずっと降り続けているような錯覚を覚えた。精液の雨だなんて、冗談じゃない。
やっとすべてが終わった時には、すっかり白濁にまみれていて、後ろに塗られたローションのせいかはわからなかったが、ズキンと妙な疼きが沸きあがってきた。通常では考えられない行為に、興奮しているとしか思えない。ほんのりと頬が紅くなっているのが自分でもわかる。

「やっぱりお似合いじゃねえかその姿。臨也くんよお」

すかさずそう言ってきて、我に返った俺は一気に怒りが頂点に達した。乱暴にされるならまだしも、こんな屈辱的な行為を強いられるなんて最低だ。四人のシズちゃんとまたエッチなことはしたかったが、こんな行為なんて全く望んでいなかったのだ。
歯軋りをして鋭く睨みつけてやりながら、大声で怒鳴り散らした。

「変態ッ、最低ッ!!そんなに俺の事をエッチな玩具にして楽しい?ねえ?」
「なんだ怒ってやがるのか?いいじゃねえか、エッチなことが大好きなんだろ?」

これまた見当違いな反応しか返ってこなくて、力の限り視線で殺せるほど睨みつけてやった。シズちゃんが俺の気持ちを読み取るなんてことは出来ないだろうと思っていたが、あまりにも違いすぎた。
エッチなことが好きだからいいだろうという返答はない。その言い方は、愛してるとか好きとかもうそれとは全く異なっていた。
バーテン服のシズちゃんとの間に一触即発の雰囲気が流れたが、さすがにそうはならなかった。

「やっぱりこれビクビクしておもしろいなあ」

場に似合わない明るくて楽しげな声があがって、すぐに肩の力を抜いた。
足の間に座っていた小さいシズちゃんが、俺のモノをさわりながら遊んでいたのだ。さっきから刺激されていることはわかっていたが、腰から下がビクンと反応して跳ねた。
媚薬入りローションを塗りたくられた場所が、ヒクヒクと収縮しているのが嫌でも伝わってくる。

「はぁ……」

ため息をつきながらとりあえず汚れきってしまった唇の端についていた精液を、舌を出してペロリと舐めた。しょっぱいような苦いような味が舌の上から広がっていったが、そんなに悪い気はしなかったのは随分と絆されているからだろうか。
さっきはあんな風に反発したが、実は正直なところ既に体は疼いていた。指を少し出し入れされただけですっかり準備も整っていて、本当は早く入れて欲しかった。
しかしそれをこいつらに伝える気はさらさらなかった。そんなことで喜ばせてたまるか、という気持ちがある。散々に玩具にされて弄ばれているのだから、素直に言えるわけが無かった。
こんな怒っている状態の俺に向かって、どうやって機嫌を取るのだろうと思っていたら、最初に動いた人物がいた。

「おい、なぁやっぱり俺我慢できねえ。もう入れていいだろ?」

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