ウサギのバイク 鬼畜静雄全集『溺愛奴隷その後』
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2011-04-27 (Wed)
「鬼畜静雄全集」
スパコミ発行新刊 静雄×臨也/小説/18禁/A5/324P/1900円
無料配布再録集+追加書き下ろし
【溺愛奴隷その後】 サンプル


臨也がモブに乱暴された後に捕まりステージの前で犯されそうになっている所に静雄が俺の奴隷だろと助けに来る話■9.19発行
※「溺愛奴隷」の続編ですが単体でも読めます
※サンプルにもモブ×臨也の描写があるのでご注意ください


* * *


「ひ、っ……う、ぅ……!」

しかし一瞬だけ気を取られているうちに、冷酷にも注射針が首筋に突き刺さってそのまま硬直した。時間差で残り二本も同時に打たれて、肩が勝手にビクンと跳ねた。悔しさに歯軋りしながら、必死に心の中でシズちゃんの名前を呼んだ。
前はてっきりこいつらを部屋に入れたのがシズちゃんで、俺を壊す為なんだと思い込んでいたが、もうそれが間違いなのはわかっている。だから以前よりは絶望的な状況じゃないと、自分自身に言い聞かせた。
何をされようが、俺はシズちゃんだけの奴隷だ。
向こうがそう思っていなくても、忘れない。忘れたくない。
でもだからこそ、再び好きな相手以外に犯されるという行為が辛かった。こんなことをされて怒られるんじゃないかとか、愛想をつかされるんじゃないかとかそういう恐怖だ。
今度こそ捨てられるかもしれない、という考えが瞬時に頭をよぎって背筋が凍りついた。こいつらに犯されるより、そっちのほうがよっぽど最低だ。捨てられたくなんか、ない。

「や……だ、っやめろ……!ぅ、ぁ……は、なせ……ッ!」
「なあ覚えてるか?この間は精液ぶっかけるだけでイってたんだぜ。俺達のもんも嬉しそうにしゃぶってよお」
「おぼえて、なんか……な、ぃ、っう……んぁあ!」

嫌な汗を流しながら顔を顰めていると、突然ズボンの上から股間を足で踏みつけられて、驚きに声を上げた。しかしその声は既に快楽を感じているのが自分でもわかって、そのことに心底嫌悪した。こんな奴らにやられるなんて最低だと思っているのに、どうして反応してしまうのかと自分自身に怒りを覚える。
けれど確実に刺激を与えられることで勃起してきていて、ぐりぐり靴底で押さえつけられる度に、熱い吐息が唇から自然と洩れた。

「俺らももう随分溜まってんだよな、今のうちにぶっかけてやろうぜ。それだけでコイツもイくだろうし」
「そ、んなこと……っ、あ、やめ……き、ったないもん、擦りつけんなよ……ッ!」

中心人物の合図でソファの周りに集まっていた男達が一斉にペニスを取り出して、目の前に何十本もの肉棒が現れた。しかもそれぞれが既に勃起しかけていたので、雄の独特な臭いも酷いものだった。そしてそれぞれが自分で擦るか、俺の服に擦りつけてきて気持ち悪い光景だった。
それを満足そうに見ながら、踏んでいた男が足をどけて、今度はズボンに手をかけて勝手にパンツの中から俺のモノを取り出した。

「充分ガチガチになってんじゃねえか、ほらイってみろよ。上手にイけたら中にぶちこんでやるからよ」
「だ、れが……っ、う、クソッ、あとで……おぼえ、てろ……っ、え?」

悔しさに唇を噛みしめながら呟いていると、いきなり頬にぴしゃっと熱いものがかかった。何が起こったのか一瞬わからなくて、呆然としていると、また別の方向から熱い粘液が反対側の頬にかかった。
そうしてそれが合図になって、それぞれから白濁液が噴出した。

「え、っ……うわぁ、っ……や、め……ぷ、ぁっ、は……い、きできな……ッ!?」

しかし明らかに悪意をもって、それぞれが俺の顔面だけに精液を吐き出してきたのだ。あっという間に目も開けられなくなり、髪や頬の首から上部分にどろどろとした液体がぶっかけられていく。
休む暇もないぐらいかけられて、次第に息さえしづらくなっていた。息をしようと口を開ければ、そこに精液が流しこまれるし、頭を振って避けようとしたら、頭上を誰かに固定されて一切身動きが取れなくなってしまう。
異臭が鼻をついてきて、最悪だった。でも確かに言われれば、一度だけこの感触を味わったことがあった。ほとんど忘れていたが無意識に覚えていたようで、頭の中でその時の光景がフラッシュバックした。
確かに俺が同じように顔面をどろどろにされて、イってしまっていた。

「は、ぁっ……は、やら、っ……んぐ、っぁ……やだ、ってぇ、やら、は、はっ……・なに、これっ、あ」
「くっさい臭いで思い出してきたか?なあ教えたよなあ顔にかけられたら、なんて言うか。精液飲まされたらなんて言うか。それを破るとどうなるかもなあ」
「ひ、ぅっ、や、だ……い、いたく、ないっ……」

男の言うように、完全に何があったのか思い出していた。精液をぶっかけられたらお礼を言わないといけないし、それを守らなかったら薬が増やされることも。最近はこんな強制的に薬でおかしくされることもなかったし、感覚も抜けてきていた。だから、またあんな廃人寸前みたいな状態に引き戻されるなんて嫌だった。
それこそ、シズちゃんに合わせる顔が無い。
だからと言って、自分の身を守る為だけに男達に媚びを売るような言葉を言うのかと。どっちなんだと自分自身に問いかけた。でも答えなんてみつからなかった。

「いいのかあ?ほーらここに薬残ってるぜ。いいのか?打っちゃうぞ?」
「だ、めだ……っ、あ、あぁけど、けどっ……・どっちも、むりだけどっ……うぅ」
「ほら、早く言ってみろよ。いいのか?」

最後の警告だと言わんばかりに、さっきまで股間を踏んでいた男が鋭い注射針を首に向かって伸ばしてきた。恐怖に全身がビクッと震えたところで、もうどうしなければいけないかは決まっていた。
顔を歪めて悔しさを堪えながら、どろどろになった頬から白濁液を滴らせて告げた。

「まって、いう、からっ……うぅ、うっ、あ……お、いし、いです……せいえき、おい、しいっ、です……あ、りがとうございますっ、く、うぅ!」

* * *

「っ、はぁ……は、ねえ、お願いが、あるんだけど……いいかな?」
「なんでも言ってみろ」
「ここで今すぐセックスして?もう帰るまでなんて、待ちきれないからっ」

互いの唇が離れて見つめ合ったところで、少し強い口調でそう懇願した。もう随分と焦らされて困っていたのも本当だし、なにより今すぐ肌を合わせてシズちゃんの熱い気持ちを感じたいと思ったからだ。
無理矢理な行為から始まった関係だからこそ、直接ふれあってぬくもりを確かめ合いたかった。そうすればきっと、わだかまりもなにも消えるのではないかと。

「そう言うと思ってたぜ。随分焦らされてたみたいだしな」
「しょうがない、だろっ……それに、シズちゃん見たら、気持ちも体も抑えられなくてっ、無茶苦茶にされたいって思うんだ……だから」
「これ以上煽るんじゃねえよ。もっと意地悪したくなるだろうが」
「それいつものこと……っ、あ!」

話の途中だったが俺の体を抱き上げて数歩歩き、そのまま近くの壁に体を押しつけられた。そうして背中を凭れて抱かれたままの体勢で、シズちゃんが自分のベルトを外しズボンと下着を顕にした。そこは既に勃起して硬くなっていて、俺はごくりと喉を鳴らした。
さっきの話の流れから、卑猥なことを言っていた数々の言葉を聞かれていただろうとは思ったが、肉棒を後に押し当てられて言われてしまう。

「さっき言ってたみたいにねだってくれるだろ」
「……っ!もう……わかった、よ……あの、シズちゃん、お願いだからぁ、そのでっかいちんぽ、俺の中に、いっぱい入れて、突いて、ぐちゃぐちゃにして、イかせて?」

それを口にする前には、少しばかりの恥ずかしさが残っていた。でもだんだんずっと欲しくて切なかった気持ちを思い出して、気がついた時には甘く蠱惑的な音色で誘うように言っていた。切ない体をなんとかして欲しいという気持ちをこめた。
目元を潤ませてじっとシズちゃんの瞳を見つめると、顔が近づいてきて耳元で囁かれた。

「ああ上出来だ、俺のチンポ奴隷」

「ひ、っあ……!?あ、んぁっ、はぁ、あ、あああっ……シズひゃん、のっ、はいっれ、きたあ、あ、これ、これがいいっ!」

背筋をぞくぞくといた悪寒が駆けあがっていったのは、欲しくて欲しくてたまらなかったからだろう。気持ちいいのと同時に、充足感で満たされて頬がゆるんだ。しかもさっきまでは我慢していた涙がぼろぼろとこぼれて、滴っていく。もうここまできて、堪えるなんて無理でそれぐらい感極まっていた。
バイブで充分に慣らされていたし、その前に自宅で男達にも犯されていたので、すんなりと奥まで入りこんできた。

「ん、っあ……あぁあ、はぁ、はは……やっぱ、りっ、ちんぽ、おいひっい……すご、きもひいぃ」
「これが好きなんだろ?あんなにちんぽちんぽって何度も言いやがって、マジであん時の手前はかわいかった」
「そ、んなはずかしいこと、っ……いうなよぉ、っあ、へんたいっ……んぁ」

ニッコリと微笑みながらそう呟くと、お互いの息がかかる距離までシズちゃんの顔が近づいていた。それから本気で、卑猥な言葉を言う俺は可愛かったなどと言ってきたので、頬を瞬時に染めた。思い出すだけで恥ずかしいなんてものじゃないのに、と唇を噛んだが薄く笑われただけだった。
せめて何かで反論したくて、ぎゅうっとそこを自分で締めつけながら首に手を回して誘う。

「へんたい、シズちゃんは、ちんぽどれいにぃ……ざーめんのませて、くれないの?」
「ははっ、そりゃ悪かったな。じゃあとっととイかせてやるよッ!」
「ん、ひぁああ、あ……はは、あぁ、これっあ、……もっとぉ、おちんぽれぇ、きもちよくしてっ……ん、うぅ、っ」

誘った途端にすごい勢いで腰をぶつけてきて、肌がぶつかり合う音がさっきのステージの方まで響きそうだった。でもさすがにあんな騒ぎがあった後では誰も居なくて、広い空間に俺の喘ぎ声と卑猥なぐちゃぐちゃという音が響き渡る。
普段では感じられない興奮と、焦らされてギリギリだった体がどんどん食いついて快感を顕にしていく。それこそすぐに意識が飛びそうだったが、そうなる前に言わなければいけないことがある、と必死に告げた。

「ねえ……っぁ、あ、おれ、は……シズちゃ、んだけのどれい、だからっ、あぁ……すき、だよ……っ?」

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