ウサギのバイク リセットAnother 15
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2011-08-31 (Wed)
*拍手連載「リセット」の別EDの話 16話からの分岐です
静雄×臨也 ※18禁注意

臨也に何があったのかをすべて知り静雄が助けに行く話
※今までの雰囲気と違い18禁要素強めです
* * *


「臨也…」
「ん、っ、うぅ…っ、ふあ、あんぅ…」

腰を掴んで体を密着させながら、臨也の唇を強引に奪った。すると一瞬だけ驚いた表情をしていたけれど、すぐに目を細めて気持ちよさそうに甘いため息をついた。
キスは拒まれると思ったけれど、こうやって受け入れられて安堵する。こんなにも淫らなことをしていたのに、実は口づけは俺とが初めてだというのはちょっとした優越感があった。これだけは奪われていなくてよかったと。

「はあっ、あ、ぅ…ねえ、っ、いれて、これ、すっごいおっきいの、おちんぽ…」
「わ、かった。優しくする、から…その、っ」
「めちゃくちゃに、してぇ?ずぽずぽついてぇ、いっぱいなか、だしっ…ぅ、ふぁ」
「いやだから煽んなって。俺は無理させたくねえのによお」

さり気なく俺の性器を掴み甘い声で入れて欲しいとねだってくる仕草に、下半身がまた大きくなり熱を持つ。しかも直接そこをさわられていると自覚するだけで、強い衝動が沸くのだ。
だから言い訳するように、緊張を隠さずに優しくすると言ったのにまた全く逆なことを言われてしまう。頭を抱えたくなったが、ここまで言われて引き下がれるわけがない。

「ねえ、っもう…まてないからぁ!おねがいっ、じらさないでよぉ!!」
「うわっ、泣くな、わかったから!すぐ、してやっから!!」

悶々と考えていると突然臨也が喚きながら泣き始めて、驚いてしまう。相当ヤバイ薬なのか感情の起伏が激しくコントロールできないのかもしれない。慌てて慰めながら、後ろに性器を近づける。
その前に玩具を抜かないといけなかったので、手を伸ばして一気に二本共引き抜く。すると甲高い悲鳴があがった。

「えっ、あ、ああぁあっ!あ、はぁ、は、まら、イっひゃっらぁ」
「って、おい待て。手前これ…なんだ?」

その時なぜか違和感を覚えて、バイブを放り投げると後ろから臨也のペニスの根元をさわる。するとそこには見たことのない器具が嵌められていて、頭を捻って思い出す。
やっと何か閃いた時には顔を明るくしたが、すぐに青ざめた。確かこれで強制的に射精を止めて、普通では感じられない心地よさを得られるというものだったから。

「これ、先に取らねえと」
「あっ、このままでいい…!いいからはやくぅ、しずひゃんの、でかちんぽ、おちんぽ、っ、うぅ、ねえ!!」
「え?あ、いや、そうか、じゃあいいのか…?」

力を入れてそれを取ってやろうと思ったのに、名前を呼んで懇願してきたので慌ててやめる。卑猥な言葉と一緒に自分の名前を呼ばれるのはむず痒い、と思いながら最高潮に興奮していた。
だからもう今度こそ迷わずに、そこにペニスを押し当てて少し上下に擦る。そんなに簡単に入るものではないと思っていたのに、予想と違って自身がすんなりとそこに挿入された。

「な…ッ、う!?」
「んあっ、あ、はあ…!あ、おっきっ、すごいよぉ、これ…ふあっ、あん」

そのままこっちは体重もかけていないのに、食いつかれるように奥まで導かれて一気に心地よさが全身を駆け抜けていく。目の前で大きなモノが臨也の中に埋まっていくのを眺めて、ごくりと喉を鳴らした。
もう自慰で感じる快楽と比べ物にならない。最高だ。これで俺も童貞を卒業したことにもなる。

「まあ別にいいけどな。俺は手前とできりゃあ、なんでも」
「ひゃぅ、っ、あ、くすぐったいっ…みみ、しゃべらない、でよぉ!」
「なんだ?もしかして耳が弱えのか?」

耳元でしゃべっていると突然叫ばれたので、そこが弱いと気づく。全身どこも柔らかくて敏感なように見えたけれど、こんなところがいいのかと思いながら耳朶に舌を伸ばす。
そうしてわざと音を立てながら吸うように食いついて、舐めた。すると全身が跳ねて、途中まで入っていたそれを全部根元まで咥えこんで喘いだ。

「やら、やらあっ!もう、きもひいっ、イっひゃっら、よぉ、ぅん」
「じゃあこうしたら、どうだ?」

奥まで飲みこまれたのには驚いたが、なんだかこんなに反応があるのなら責めてみたいという気持ちが沸いて、次は胸の先端を引っ張った。赤く尖ったそこを指先で摘まんだ途端、また凄い衝動に包まれる。
ぎゅうぎゅうと後ろが締めつけられて、構えていないとこっちが搾り取られそうなぐらい激しかったのだ。

「ふはあっ!あ、うぅ…やあんっ、あ、そこ、もだめぇ、っ…びりびり、して、もうイきっぱなし、らよぉ、っ、うぅ」
「もしかしてイってんのか?ずっと気持ちいいのか?」
「しず、ひゃんの、おかされるの、いい、からぁ…ざーめん、だひれ、だしれ、ほひぃよぉ、ねえ」

うっとりと微笑みながら気持ちいいから出してくれと言われて、その言葉だけでもう思わず出してしまいそうになる。なんとか留まったけれど、これ以上は無理だった。
体中の血が一点に集中して、息を荒くしながら臨也の腰を掴む。そうして後先考えずに、おもいっきり肉棒を最奥に叩きつけた。なるべく早く腰を前後に振って中を擦らせる。

「うあ、あ、あ、おちんぽぉ、いい、もっとして…っ!これ、だいすき、だいすきらよぉ!!」
「そこは、俺のことが好きだって言ってくれりゃあ最高なんだけどな」
「すき、らいしゅきぃ、っ…こんなに、おっきぃの、はじめれぇ!あ、でかちんぽ、ぉ、あ、んあ!」
「そうかこれ大きいのか?好きなんだな、これが。俺も好きなんだよな?」
「すき、すき、しゅきっ、らいしゅき、ぜんぶ、っ、すきぃ…!」

ほとんど誘導尋問のようだったが、あいつがずっと俺には言わずに隠していた言葉を別の形で連呼させてカッとなる。おもわず目頭が熱くなりそうだったが、堪えて行為に集中した。
パンパンと肌がぶつかり合う音が車内に響き渡って生々しい。勢いに飲まれてこんなことをしたけれど、こうやって繋がってしまえばこれでよかったと思う。そうしてもう、他の誰にもさわらせはしないと決意した。

「なあ臨也、手前は俺のもんだ。これからはもう俺だけのだ。勝手に死ぬのは許さねえ、死なせねえから」
「あっ、ひゃ、ああっ、もう…っ、だめ、まら、すっごいの、イっひゃ、うぅ、からぁ!」
「俺と一緒に居てくれ。もう離さねえ、逃げるな、臨也、臨也ッ!!」

切実な願いを口にしながらあたたかい体を後ろから抱いて、必死に言いきかせる。それは自分への誓いでもあった。もう二度と臨也を酷い目にも、悲しい目にも遭わせないと。
その為だけに、こうやって俺は会いに来たのだと。

「出すぞっ、臨也…!」
「んぅ、ふぁっ、いひのぉ…だひれ、なか、っ、あ、いっぱいっ、あ、うぁ、もうっ…んあっ、あ、んぁうううう!!」

ガクガクと臨也自身も背中を仰け反らせて震わして反応していたので、こっちも遠慮なく欲望を吐き出した。しっかりと奥まですべてを出し切ると少しだけほっとする。
額からこぼれる汗をシャツで拭いながら、最初はどうしたらいいかわからなかったけれど結局ペースに乗せられていたことに気づく。本能的に乱暴に突いただけだったけれど、臨也のおかげで初めてなのをあまり感じなかった。
向こうはどう思っているのだろうかと覗きこもうとして、急に股間が痛くなる。

「…ッ!?な、なんだ!?」
「っ、はぁ、は…まだ、おわりじゃないよね?もっと、まだしようよ…ね?」
「いや、さすがにこんなとこで続けてたら手前を拉致った奴らにバレるからとりあえず俺と逃げ…」
「…しよう?」

後ろをぎゅうぎゅう締めつけて訴えてくる臨也に困ってしまう。それも悪くは無いけれど、状況を考えろと言いたかったのだ。でも通じるわけがない、最初からこいつはおかしかったのだから。
麻痺するように震える手で俺の手をしっかり握ってきたので、息を飲む。口調とは反対にその仕草があまりに必死だったからだ。

「いやその前に、その体をなんとかしねえとダメだろうが。後でいくらでもしてやるから…」
「やだ、やだあっ!もっといっぱいして、おなかいっぱいにザーメン入れてぐちゃぐちゃにかきまぜてっ、ほしいよお」
「臨也!聞けよ…!!」

聞き分けのない様子が苛ついたので怒鳴りつけると、一瞬だけ怯えたような表情をした。そんな瞳を向けられたことはなくて、ある意味ショックだ。でも俺の事がわからないのならしょうがない。
ぐっと堪えて中を引き抜くと、途端に臨也の体が崩れたので支える。急にどうしたのかと思ったら、信じられないことを言った。

「っ、あ、ばいぶ、いれないと…っ、うぅ、これないと、えっちなことしないと、しんじゃうっ」
「なんだって?誰が死ぬんだ?」
「いっぱいおかされて、ぐちゃぐちゃにされて、おれがしなないと、しずちゃんが、いなくなる…やだ、それいやだ、おれっ」
「おい落ち着けって!俺は死なねえって、臨也!!」

涙を流しながらたどたどしく告げる臨也にきっぱりと言う。でも全くこっちは見てくれなくて、落ちていたバイブを拾いあげるとそれをまた入れようと後ろに添えてくる。それを遮って唇を噛みながら呟く。

「だから俺は死なねえんだって」

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