ウサギのバイク CAPSULE PRINCESS⑨
2ntブログ
04≪ 2024/05 ≫06
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2010-03-04 (Thu)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き 電マプレイ

* * *


「離せって言ってるだろ!もッ…シズちゃん!!」
「あまり暴れっと手に傷が残るぞ、臨也くん?」
「……ッあ……!」


わざと怖がらせるために胸のあたりを左手で抑えながら着ていたシャツの上着を引っ張ると、力任せにビリビリと引き裂いて残骸になった布を適当に投げ捨てた。悔しそうな表情が一瞬だけ恐怖で歪んだ。
そのままベルトにも手を掛けて金具を外しチャックを下ろして下着と一緒に少し乱暴に全部脱がしてやった。わざと臨也のものをわざと擦るようにして引きおろしたのだが、ふれた感触で半分ぐらい勃起しているのがわかった。

「そのまま待ってろよ。なんかおもしろいもんでもねぇかな」

そこでいったんソファから降りて昨日臨也から教えてもらった淫具が入った引き出しを開いた。使い方がわからない道具が数多く入っていたが、とりあえず目についたものとローションが入った容器を手にして戻ってきた。


「あー…それがどこにあるか知ってるってことはやっぱり俺が教えたってことだよね?なに考えてたんだろね昨日の俺はさぁ。さっぱりわからないよ」


俺が手にしていた物を見た瞬間明らかに顔色を変えた。そして呆れたようにため息をつきながら首を傾げたが、閉じた両足を擦りあわせてもじもじとした仕草をした。
平静を保っているように見えるがもう随分と媚薬が効いてきているのだと思った。道具を見ただけで無意識にソワソワするとは、やっぱり体は随分と素直なようだった。


「きっとすぐにわかるぜ」
「シズちゃんすごい意地悪な顔してるねぇ、ホントむかつく…っ」

持ってきたものをとりあえず机の上に置いて、その中で一番大きい道具を手にしてそのスイッチを入れた。するとブンッという機械音と共に全体が手の中で震えだした。

「他のやつはどうすんのかわかんなかったが、これあれだろ?肩をマッサージする機械だろ?まぁ使い方は本来とは違うけどな」
言いながら震える先端を臨也の胸元に近づけた。すると急に体を左右によじって抵抗しだしたので、腹の上に馬乗りになって足のほうまで押さえ左手で肩を強く押さえて電動マッサージ機を肌に押し当てた。


「や、だッ、う、んううぅぅ!うああ、はあぁぁ……ッ…ああぁ…!!」


はじめのうちは歯を食いしばって耐えようとしていたようだったが、すぐに耐えきれなくなり口をあけて全身をびくんびくんと震わしながら盛大にあえぎはじめた。
縛られた腕をソファに叩きつけて後ろに後退して逃げようとしていたが、しっかりと肩を掴んでいるのでびくともしなかった。恐怖と困惑の篭った瞳からはいつのまにか涙をこぼしていた。


「そんなに刺激が強かったか?まぁ昨日は乳首なんてさわってやらなかったからな」

わざと押しつけたり、少し離してみたりを繰り返して翻弄させているとすぐに先端が硬く勃起しピンク色に染まった。
男でもこれだけ勃つのかと感心しながら眺めていると、奴の上に乗っかっている俺の全身までもゆるやかに揺れてきた。


「だめ、だめ、だめえぇッ!もぅッ…イッちゃう、からああぁ、やめてよおおぉっ…!!」


その声に驚きながら慌てて臨也の体から離れると、見計らったかのように体をくねらしてそのままあっという間に射精した。白い液体が勢いよく飛び散り腹から胸のあたりまで汚していた。
タイミングが悪かったらぶちまけられてたなと内心ドキドキしながら、とりあえず自分も服を脱ごうと決めた。


「はぁ、は…ッ、はあぁ…っう、うぅん…く…こ、んなのしんじられない…っ」

ほとんど放心状態だったが必死に息を整えながら呟くようにまだ現実を受け入れらないことを口にした。
すぐに屈しないのも楽しみ甲斐があるなと思いながら、手にした機械を机に置き素早くバーテン服を脱いで全裸になった。

「信じたくないなら最後まで抵抗していいんぜ?体と心のギャップに耐えられればの話だが」
「ははっ…どう、せ今俺のこと…ッ…いじめ倒す気なんでしょ…?いつからそんなに…悪趣味になったのかなぁ」

ふいに臨也が顔を背けると目の端に残っていた涙が頬を伝ってソファの上に滴った。半分諦めがはいったような表情に見えた。


その瞬間どうしてか胸がドキンと高鳴り、いいようのない嫌な感覚が広がっていった。


(なんだ…?ここまでやっておいて後悔してんのか俺は?そりゃねぇだろ)


気持ち悪い感情を振り払うように机の上に置いていたマッサージ機に手を伸ばしてスイッチを入れた。

「快楽に弱くなっちゃってる自分の体が恨めしいねぇ。なに、これから毎日俺を調教する気でいるの?ほんと冗談キツイよ」

再び視線が合った時には、臨也の瞳に強い意志が戻ってきていた。あくまで最後まで抵抗する選択肢を選んだらしい。それでこそ、俺の知っている奴の本来の姿だと思った。

「そのうちてめぇが俺に自分から乗っかってきて腰を振るようになるまで、責任取って調教してやるよ」

震える機械を反対側の乳首に近づけながら、下品な薄ら笑いを浮かべていた。どす黒い感情で満たされていくのを感じながら、下半身もすっかり反応していた。


「せめてさ、恋人にしてくれるとか言ってくれたらおもしろかったのに」
「誰がそんな甘ったるいことなんかできるか?俺とてめぇの間にそんなもん必要ねぇだろ」
「確かに…ね。……っう……!」

物凄い勢いで揺れ動く先端を胸に押しつけたのだが、今度はほとんど悲鳴をあげなかった。
一度動きを覚えれば耐えられるとでも思っているのか、顔を歪めながら口の端をつりあげて挑発するように笑っていた。
それに応えるように俺も笑いながら、スイッチの部分を最大限まで一気に引き上げて更なる振動を与えた。



「ッうう、ん、うぅ、んああぁ…ッ、ああああぁぁ、はああぁ…んうぅ…!!」


臨也は雷にでも打たれたかのようにビクッと大きく全身を揺らした後、堪えきれなくなったあえぎ声が部屋中に響き渡った。

もうすっかりさっきの嫌な感情は心の中から消え去っていた。


NEXT
| 小説 |