ウサギのバイク CAPSULE PRINCESS⑩
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2010-03-05 (Fri)
静雄×臨也 ※18禁注意

続き てめぇはコレを知ってる

* * *

「う、んんッ、は…あぁ、はっ、あぁ、ぁ……ッ……」

それから何度か臨也の両乳首を責めるとすっかり大人しくなった。お腹の上に出した汚れた液体をぼんやりとみつめながら、熱の篭った息を吐いていた。

「まだ突っこんでもいねぇのに、だらしねぇぞ?」
「……う、るさい…ッ…」

わざと顔を近づけて覗きこむと一瞬だけ怯えたようにビクリと全身を震わせて、その後慌てて取り繕うように悪態をついた。

けれどその反応だけで充分屈服しかけているのがわかった。すっかりいつもの覇気はなくなっていたが、変わりに妖艶な雰囲気がただよっていて引きつけるなにかがあるように思えた。
昨日の臨也ともどこか違って見えて、同じ人間なのにおかしなこともあるのだなと感心するぐらいだった。
確かに昔から奴は気分屋であったからその時々でリアクションが違うのは知り尽くしていた。だがそれにしてもいろんな顔を持っている奴だなと驚くばかりだった。

最終的に堕ちるところは一緒だが、過程が違うだけでこんなにも楽しめるのは喜ばしいことだった。

「じゃあそろそろおまちかねのモノを入れてやろうか?」
「え……?そ、れって…じょうだん、だよねぇ?ちょっとでかすぎなんじゃないの、慣らしてないのに入るわけないって…」

完全に勃ちあがって先端から先走り液を垂らした俺のモノを見せつけると、顔を真っ青にしながらかなり怪訝そうに眉を寄せた。期待通りの返事だった。

「少しローション塗れば入るだろう。何度も念入りに犯してやったからもう穴もガバガバに開ききってるかもしれないな」
「最低だよ、シズちゃん…」

臨也は苦虫を噛み潰したような顔で呟くように言った。だが視線はしっかりと俺のあそこを見つめていて、興味があると言っているようなものだった。
もうすっかり媚薬の効果は現れているはずなのでいつ迫ってきてもおかしくない状況で、きっと体中疼いて我慢が出来なくてしょうがないだろう。
気力だけでここまで耐えてきたが、意識が飛びかけているのをなんとか堪えるのはこれ以上は無理だろうと思った。

「悪いようにはしねぇから、安心して腰を振ってよがればいい」
「だ、れが…っ、つめた……」

ローションが入った容器の蓋を開けてそこを押さえながら中身をそのまま臨也の入り口にぶっかけた。粘つく液体の冷たさに体を震わしたがすぐに唇を噛みしめたようだった。
そしていよいよ俺のペニスを宛がいローションを塗り広げるようにしながらしばらくぐちゃぐちゃと穴の周辺を撫で擦った。


「ん…くぅ、ッ…ふ、ぁッ!あ、うああぁぁ…ああぁん、うぅ……!!」

わざと力を入れず滑らかに動かしていたが、奴が声をあげかけた一瞬の隙をついて思いっきり体重を掛けながら中にペニスをねじこんだ。
臨也はあっさりと入った事実をすぐに受け入れられないのか、瞳を大きく見開いて目を見張っていたが唇からは悶えるような音色がもれていた。

「どうだ、俺のペニスの感触を思い出したか?」
「な、ッ…や、だっうぅ……知らない、いぃ…俺はこ、んなのっ、知らないっう、んうぅん、んああぁ…!」

ゆっくりゆっくりと推し進めていきながら尋ねたが、完全な拒絶が返ってきた。だがそれが強がりだというのは誰が見ても明らかだった。
髪を振り乱し縛られた手首を外そうと跡がつくのも気にせず前後左右に引っ張りまわしているようだったが、今更無駄な抵抗だった。

「記憶が無いだけでてめぇはコレを知ってるんだよ。こんなに体が欲してるのにどんだけ頑張るつもりなんだ?」
「う、くうぅぅッ…だ、ってもう…さっきからっ…は、ずかしくて死ん…じゃいそぅ…ん、んぅ…」

言った直後臨也は顔を背けて口をつぐんだ。まだ懸命にもがいてはいたが、動きは緩やかになってきていた。そして代わりに腰をそわそわと震わし俺を奥へと導くように蠢いた。
その動きと言葉を頭の中で反芻してやっと抵抗していた理由が、淫乱なのを認めるのが恥ずかしくて嫌だったからということなのだと理解した。

「今てめぇに死なれたら俺が困るんだよ。早く認めちまえ、気持ちいいって言え」
「い、やだ…いやだッ…シズちゃんのデカチンポが気持ちいぃ、なんてぇ…おかしいよ、おれっ…うぅ…」

それ以上先に進めるのはいったんやめて両頬を掴んでこっちを強引に向かせると、臨也が子供に返ったかのように泣きじゃくっていた。
涙をどんどん流しながらが酷く幼い顔をしていて、言っている内容とのあまりのギャップに笑い出しそうなぐらいだった。


「おかしくなんかねぇ。お前は俺のがいいんだろ?もう俺のしか必要ないだろ?」
「す、ごい自信…バカじゃないの…っ…調子に乗るな、ただのレイプ魔の癖に…!」


「俺はもうてめぇじゃないとダメなぐらいはまっちまってるけどな…」


臨也の位置からは表情が見えないようにおもいっきり下を向いて俯いて、向こうに聞こえるか聞こえないかの音量で独り言を言った。

「なに…?聞こえないよ……?」

なにかを感じ取ったのか強い口調で尋ね返してきたのだが、それには応えずにかわりに手に力を入れて下から突きあげた。


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