ウサギのバイク CAPSULE PRINCESS 23
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2010-03-24 (Wed)
静雄×臨也 18禁注意

続き こんなに淫らに体を作り変えたのは俺なのだ

* * *
任せるとは言ったものの臨也の体は密かな震えが感じられて、こちらを見ていないことをいいことにほくそ笑んだ。
いつものようにあえぎ声を漏らしながら戸惑うのを想像しただけで、全身がぶるっと震えて待ち遠しくてしかたがなかった。

「もう少し体を前に屈めて尻を上に突き出せ」
「え…それなんか恥ずかしくない?ちょっと抵抗があるんだけど…」

そう口では言いながらも俺の指示に素直に従って体勢を移動させてくれた。なにも知らないのをいいことにからかって言っただけなのだが、眼前には素晴らしい眺めが広がっていた。
さっきまで指を突っこんでいたせいで微妙に濡れて赤くなっているそこが完全に丸見えだった。
いつまでも鑑賞しているわけにはいかないので、いよいよ俺の勃起したものを入り口にそっと宛がった。

「…っ」

不安でしょうがないというような声を出したが、全身もかなり強張って緊張しきっていた。

「声出して息をしたほうが楽だからおもいっきり叫べよ…!」

それも臨也の受け売りだったのだが、まるで俺が慣れていて知っているというのを装って言った。


「う……っ、……え?んうぅ…うんぅ、っ、あっ、はあああぁぁ……ッ!?」


屹立したものが中にぬめりと伴って侵入した途端に驚愕したような声を出し、それからおもいっきりあえぎ声を叫んだ。腰をガクガク震わせて、懸命になにかに耐えようとしている。
なにかというのはもちろん、抗えないほどの強い快楽にだ。


「あ…あぁ、なんで…っ?おく、まで…入って…るの?お、かしく…ない?」


一気に最奥まで到達したので、息を必死に整えて上半身を俺の方に向けて困惑しながら問いかけるように尋ねてきた。しかし口元は完全に緩んでいて、随分と艶めいた表情で情欲をそそられた。
本人は気がついていないだろうが、明らかに誘っているように見える。
大声で笑って罵りたいのをぐっとこらえた。媚薬なしでここまでの反応するということは、もう本当に臨也の体は淫らに調教され尽くしたということにほかならなかった。
きっともう一生男相手にしか欲情しないだろう。しかも中途半端な大きさなどではなく、規格外のような奴が相手でなければ満足しないはずだ。
考え無しに薬を盛り続けていたが、もうすっかり元には戻れない領域まで達していることに興奮していた。


臨也の体に合うのは俺しかないのだ。


こんなに淫らに体を作り変えたのは俺なのだ。



「ねぇ、っ…シズちゃ、ん…俺どうしたのかな?ど、うしちゃったんだろう…わかんない、わかんないんだよ…ぜんぶ」


相当に混乱しているのか舌ったらずではあったが、必死に俺に呼びかけていた。今回は俺がこれまでの強姦犯だということは一切告げていない。だからここまで動揺しているのだろう。
泣くことはしていないが、きっとそれぐらいに追い詰められている気持ちなのは確かだった。
しかし唇からは不安な胸の内を吐露し続けていたが、頬を赤らめて淫欲に潤んだ顔をしているし、中はぎゅうぎゅうに締めつけて早く動いて欲しいと食いついてきている。

「これ…変だって、っ…もう、どうしたら…いいか…」
「気持ちいいんだろ?だったら迷わずに受け入れればいいんじゃねぇのか。それとも演技なのか?手前だったらもっと悦んで乗ってくるかと思ったんだが…」

ずっとこんな状態だったら埒があかなかったので、わざと誘いをかけてみた。
俺の知っている折原臨也なら悦んで腰を振るだろう、と。

「あ、はははッ!そ、うだよね。忘れてた、いろいろあってすっかり忘れてたよ。まさかそんなことシズちゃんに教えて貰うとはねぇ」

待ってましたと言わんばかりにあっさりと話に乗ってきた。ある意味助け舟だったのだが、素直に受け取るとは意外だった。それぐらいに我を失っていたのかもしれない。
本来の折原臨也を取り戻しかけたところで、見計らったかのように律動を開始した。

「は、ぁ…っ!?は、はぁ……あ、あぁあ…は、うぅ…」

腰を掴んで体をぐりぐりとおもいっきり押しつけるだけのいたってシンプルな動きだったのだが、充分に効いているようだった。
すぐに瞳がとろんと虚ろになり、惜しげもなく甘い吐息を吐き出した。解放するのを躊躇っていた潜在的な魅力を存分に発揮していた。それを自覚なくだ。
やっぱりコイツはすごいと高揚した気持ちで眺めながら、今度は角度を変えた。

「や、ああっぁ…!そこ、あつい…ッ、はぁ、ど…して……?」

俺の動きに合わせて腰をくねらせながら言うような言葉ではなかった。だがどうせ目の前の出来事に頭がついていってなくて、心と体のバランスが壊れているのだろう。
すぐに考えればわかることですら反応できずに聞いてくる始末だ。

「いいからイけよ。そんで全部飛ばしちまえ」

残酷にそう告げるとわざといつも感じるポイントばかりに焦点を置いて責め、無理矢理快楽を引き出そうとした。するとおもしろいように内側が収縮しはじめ、それからはあっという間だった。


「あぁ、き、もちいいぃ……っ、だめ…ぇ…っは、あ、ああぁあぅうぅああ……ッ!」


最後には派手に叫びながら麻痺するように腰を振り、ぎちぎちに絡みついて離さないぐらいの勢いで精液を搾り取りっていくようだった。
それまで自分で支えていた手が離れて、ぐらぐらと倒れそうになっていたがもちろんそうはさせなかった。
ぐったりと全身から力を抜いていっているようだったが、結合部が離れることはなくぴったりと密着していたので中身をこぼすようなことはなかった。
俺もさすがに連日犯し続けていたので白濁液の量も減ってきているのだろう。だがそれでもこれを抜けば溢れ出るぐらいにはなる。


「はぁ、あ……っ、シズ…ちゃん?」

「楽しいだろう?もっともっと溺れちまえ」


なにか甘い言葉でも期待していたのかもしれないが、俺は容赦なく現実をつきつけた。



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