2010-05-23 (Sun)
静雄×臨也前提 モブ×臨也 ※18禁注意
続き 胸が熱くなった
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「実況オナニーが予想以上に宣伝効果があったみたいで、もうお客さんが待ってる状態でね。寝てないところ悪いんだけど相手してあげてよ」
「っあ、ぅ…この薬な、んなんだ!は、っきり言えよ…ッ!」
家にあがりこんできた男達に連れられて、結局いつもの趣味の悪いあの部屋まで戻ってきてしまった。すぐに男に向かってこの症状のことを尋ねた。
もうずっと頭の中でシズちゃんの声が響いていて、全身も疼いて熱い。ほとんど気力だけで正気を保っているような状態だった。
「それいい薬だろ?一応解毒剤あるから安心していいよ。まぁそれを打ってあげるつもりなんかないけど」
「こ、んなの使わなくても…っ、俺は逃げない」
ズボンや下着を剥ぎ取られながら、男の方をおもいっきり睨みつけた。
しかし向こうはそんなことは興味ないとでも言いたげにため息をついた後、人を馬鹿にするようにニヤニヤと笑いながら言った。
「本当の効果がわかるのはこれからだ。きっと薬なしじゃもういられないぐらい、はまるよ」
俺の眼前まで顔をわざわざ寄せてきて、はっきりと言い切った。その自信に嫌な予感がどんどんと増していく。
男が離れて行くと同時にまたいつものように部屋の中にぞろぞろと何十人か男達が入ってきて周りを取り囲まれた。
その中心で俺はほぼ全裸に近い状態でうつ伏せに寝ころがされ、首輪と手枷がどういう立場なのかを如実に表していた。すぐに一人が後ろに回り、後ろから体に覆い被さってきた。
「…っ、く」
その次に訪れる行為に勝手に全身が熱くなる。期待感で胸は鼓動を繰り返していて、オナニーだけでは味わえない快楽を想像して腰が震えた。
自分の意志ではなく、そうなるように変えられてしまったのだ。何人もの男達の肉棒によって。きっと自分を保てるのは最初の数人だけで、すぐに悦楽を求めて縋ってしまう――そう思っていた。
「ん、うぅ…っ、あ、ああぁ…ッ!」
後ろに硬い一物が宛がわれてそれに戸惑いを向ける間もなく、中に捻じこまれてきた。当然のことながら緩みきっていたそこは、難なく奥まで導いて根元まで深く飲みこんだ。
すぐに律動が開始されて、欲しかった刺激が与えられたことに内心嬉しさを感じていると、それは起こった。
『すげえ、中気持ちいいなあ。おいもっと腰を振れ』
「え?あっ、あぁあ…な、んで…?」
驚きの言葉を弱々しく吐きながら、これまで感じたどんな責めより感じている自分に呆然とした。しかし言われたとおりに腰をくねらせはじめてしまう。
『あんなに男を受け入れてたってのに、中は狭いな。こりゃ最高だ』
「や、やだ…うそっ、んぁ、は、はぁあ…ッ」
パンパンと肌がぶつかり合う音に混じって、聞こえてくる声は突っこんでいる男のものではなく、全部シズちゃんの声だった。
『待ってる間にこっちも奉仕してもらうか』
『ザーメンぶっかけられるのが、好きなんだってな?』
「あ…あ、あぁっ、そんな…ッ!?」
天井に向かって反り返っているペニスを顔の周りに近づけられ、だがそいつらの声も、全部シズちゃんの声だった。
そんなことは決して有り得ないのに、俺の傍にいる者全員の声が変換されていた。いよいよ本格的におかしくなってきた証拠だったのだが、一番許せなかったのは。
『チンポが気持ちいいんだろ?なぁ、中がどうなってるか言ってみろよ』
「は、うぅ…っ、きもちいぃ、硬いのがぐりぐりってぇ…奥引っかいてて、ぐちゃぐちゃに掻き混ぜられてるのが、ぁ、たまらない…」
異常なことだとわかっていながら、抗う気力がなくなってしまった俺自身が一番許せなかった。
(シズちゃんじゃ、ないけど…も、いいよ…だって俺振られたんだし、さ…)
壊れないギリギリのところで保っていたものが音を立てて崩れていき、どろどろの沼に体ごと浸かって二度と抜け出せない気がした。
薄れいく意識の中最後に見たシズちゃんの照れたような顔が、霞んでいくようだった。結局はこれから先も、あんな遊びのようなことしか出来ないという絶望感が重く圧し掛かってきた。
『おい、もう出すぞ。たっぷり味わえよな』
「ま、って…名前…おれのなまえ、呼んでっ…いざやって言って…?お、ねがぃ…」
後ろをチラリと見て、シズちゃんではない男に向かって懇願していた。その行為がもっと自分を追い詰めていくのは理解していたが、心からの欲求に逆らえるはずがなかった。
滅多に俺の名前なんて呼ばないから、いっぱいそれが聞きたいと、ただそれだけだった。
『そんなかわいいこと言う奴だったのか?いいぜ、イけよ臨也』
「んあっ、あっ…」
『顔にぶっかけてやるよ臨也』
『精液受けてイっちまえよ臨也』
『…臨也』
『臨也』
汚い言葉と共に一斉に名前を呼ばれて、胸が熱くなった。
そして目の端から涙がこぼれて、頬を伝い床に吸い込まれていった。それが嬉しいからなのか、悲しいからなのかはもうわからなかった。
わからなくてもよかった。
「ひ、あぁっ、おれ、も…ッ、イくうぅぅんんうぅっ…あ、あああああぁぁぁ!!」
宣言した瞬間全身に熱い迸りがぶっかけられ、顔や体、内側の各場所が疼いて感じて仕方がなかった。体を麻痺させてすべてを受け止めながら、うっとりと笑みを浮かべた。
(シズちゃんの、シズちゃんのが…いっぱい、いっぱい…)
口にこそ出さなかったが、これまで感じたことの無い充足感で満たされていた。そして、もっともっとこの感覚を味わいたいと、すぐに虜になった。
後ろに突き入れられていたものが引きぬかれて、そこから白濁液がこぼれていくのすらもったいないと思った。
「は、ぁ、はっ…ね?もっと、いっぱい、たくさん、あついの俺に…ちょうだい?」
甘い猫なで声をわざと出して、唇にかけられた精液をペロリと舌で舐めて味わいながら、周りの男達にお願いした。
心の中では次に訪れる肉欲に、すっかり酔いしれていた。
『こりゃすっかり淫乱奴隷に成り果ててやがるな?』
からかうような声で尋ねられたが、その言葉にしっかりと反応していた。ぞくぞくと寒気のような快感が背中をかけあがっていく。
「おれ、奴隷でいいから…きもちいいこと、して?なんでも、するから…」
その言葉を合図に、取り囲んでいた男達が群がるように手を伸ばし殺到しはじめた。誰もが欲望に目をギラつかせていたのだが、もうそんなことは関係なかった。
もうたださわられる感触すら心地よくて、傍で荒い息づかいが聞こえるのが相乗効果で期待に胸が膨らんだ。
「ん、ぷっ、ぐ…ふ、ぅう…んうぅ…」
次の男が口にも、後ろにもペニスを突っこんできたのでただひたすらそれを受け入れて奉仕した。
(シズちゃん、おれさいこう…だよ)
焦点の定まらない瞳で、姿の見えなくなった愛する人のことを想った。
もう戻れないだろうと悟った瞬間――扉が派手に開くような音と声が遠くで聞こえた。
「おっと全員動くんじゃねえぞ。よく一人相手にここまでやったなあ?」
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「実況オナニーが予想以上に宣伝効果があったみたいで、もうお客さんが待ってる状態でね。寝てないところ悪いんだけど相手してあげてよ」
「っあ、ぅ…この薬な、んなんだ!は、っきり言えよ…ッ!」
家にあがりこんできた男達に連れられて、結局いつもの趣味の悪いあの部屋まで戻ってきてしまった。すぐに男に向かってこの症状のことを尋ねた。
もうずっと頭の中でシズちゃんの声が響いていて、全身も疼いて熱い。ほとんど気力だけで正気を保っているような状態だった。
「それいい薬だろ?一応解毒剤あるから安心していいよ。まぁそれを打ってあげるつもりなんかないけど」
「こ、んなの使わなくても…っ、俺は逃げない」
ズボンや下着を剥ぎ取られながら、男の方をおもいっきり睨みつけた。
しかし向こうはそんなことは興味ないとでも言いたげにため息をついた後、人を馬鹿にするようにニヤニヤと笑いながら言った。
「本当の効果がわかるのはこれからだ。きっと薬なしじゃもういられないぐらい、はまるよ」
俺の眼前まで顔をわざわざ寄せてきて、はっきりと言い切った。その自信に嫌な予感がどんどんと増していく。
男が離れて行くと同時にまたいつものように部屋の中にぞろぞろと何十人か男達が入ってきて周りを取り囲まれた。
その中心で俺はほぼ全裸に近い状態でうつ伏せに寝ころがされ、首輪と手枷がどういう立場なのかを如実に表していた。すぐに一人が後ろに回り、後ろから体に覆い被さってきた。
「…っ、く」
その次に訪れる行為に勝手に全身が熱くなる。期待感で胸は鼓動を繰り返していて、オナニーだけでは味わえない快楽を想像して腰が震えた。
自分の意志ではなく、そうなるように変えられてしまったのだ。何人もの男達の肉棒によって。きっと自分を保てるのは最初の数人だけで、すぐに悦楽を求めて縋ってしまう――そう思っていた。
「ん、うぅ…っ、あ、ああぁ…ッ!」
後ろに硬い一物が宛がわれてそれに戸惑いを向ける間もなく、中に捻じこまれてきた。当然のことながら緩みきっていたそこは、難なく奥まで導いて根元まで深く飲みこんだ。
すぐに律動が開始されて、欲しかった刺激が与えられたことに内心嬉しさを感じていると、それは起こった。
『すげえ、中気持ちいいなあ。おいもっと腰を振れ』
「え?あっ、あぁあ…な、んで…?」
驚きの言葉を弱々しく吐きながら、これまで感じたどんな責めより感じている自分に呆然とした。しかし言われたとおりに腰をくねらせはじめてしまう。
『あんなに男を受け入れてたってのに、中は狭いな。こりゃ最高だ』
「や、やだ…うそっ、んぁ、は、はぁあ…ッ」
パンパンと肌がぶつかり合う音に混じって、聞こえてくる声は突っこんでいる男のものではなく、全部シズちゃんの声だった。
『待ってる間にこっちも奉仕してもらうか』
『ザーメンぶっかけられるのが、好きなんだってな?』
「あ…あ、あぁっ、そんな…ッ!?」
天井に向かって反り返っているペニスを顔の周りに近づけられ、だがそいつらの声も、全部シズちゃんの声だった。
そんなことは決して有り得ないのに、俺の傍にいる者全員の声が変換されていた。いよいよ本格的におかしくなってきた証拠だったのだが、一番許せなかったのは。
『チンポが気持ちいいんだろ?なぁ、中がどうなってるか言ってみろよ』
「は、うぅ…っ、きもちいぃ、硬いのがぐりぐりってぇ…奥引っかいてて、ぐちゃぐちゃに掻き混ぜられてるのが、ぁ、たまらない…」
異常なことだとわかっていながら、抗う気力がなくなってしまった俺自身が一番許せなかった。
(シズちゃんじゃ、ないけど…も、いいよ…だって俺振られたんだし、さ…)
壊れないギリギリのところで保っていたものが音を立てて崩れていき、どろどろの沼に体ごと浸かって二度と抜け出せない気がした。
薄れいく意識の中最後に見たシズちゃんの照れたような顔が、霞んでいくようだった。結局はこれから先も、あんな遊びのようなことしか出来ないという絶望感が重く圧し掛かってきた。
『おい、もう出すぞ。たっぷり味わえよな』
「ま、って…名前…おれのなまえ、呼んでっ…いざやって言って…?お、ねがぃ…」
後ろをチラリと見て、シズちゃんではない男に向かって懇願していた。その行為がもっと自分を追い詰めていくのは理解していたが、心からの欲求に逆らえるはずがなかった。
滅多に俺の名前なんて呼ばないから、いっぱいそれが聞きたいと、ただそれだけだった。
『そんなかわいいこと言う奴だったのか?いいぜ、イけよ臨也』
「んあっ、あっ…」
『顔にぶっかけてやるよ臨也』
『精液受けてイっちまえよ臨也』
『…臨也』
『臨也』
汚い言葉と共に一斉に名前を呼ばれて、胸が熱くなった。
そして目の端から涙がこぼれて、頬を伝い床に吸い込まれていった。それが嬉しいからなのか、悲しいからなのかはもうわからなかった。
わからなくてもよかった。
「ひ、あぁっ、おれ、も…ッ、イくうぅぅんんうぅっ…あ、あああああぁぁぁ!!」
宣言した瞬間全身に熱い迸りがぶっかけられ、顔や体、内側の各場所が疼いて感じて仕方がなかった。体を麻痺させてすべてを受け止めながら、うっとりと笑みを浮かべた。
(シズちゃんの、シズちゃんのが…いっぱい、いっぱい…)
口にこそ出さなかったが、これまで感じたことの無い充足感で満たされていた。そして、もっともっとこの感覚を味わいたいと、すぐに虜になった。
後ろに突き入れられていたものが引きぬかれて、そこから白濁液がこぼれていくのすらもったいないと思った。
「は、ぁ、はっ…ね?もっと、いっぱい、たくさん、あついの俺に…ちょうだい?」
甘い猫なで声をわざと出して、唇にかけられた精液をペロリと舌で舐めて味わいながら、周りの男達にお願いした。
心の中では次に訪れる肉欲に、すっかり酔いしれていた。
『こりゃすっかり淫乱奴隷に成り果ててやがるな?』
からかうような声で尋ねられたが、その言葉にしっかりと反応していた。ぞくぞくと寒気のような快感が背中をかけあがっていく。
「おれ、奴隷でいいから…きもちいいこと、して?なんでも、するから…」
その言葉を合図に、取り囲んでいた男達が群がるように手を伸ばし殺到しはじめた。誰もが欲望に目をギラつかせていたのだが、もうそんなことは関係なかった。
もうたださわられる感触すら心地よくて、傍で荒い息づかいが聞こえるのが相乗効果で期待に胸が膨らんだ。
「ん、ぷっ、ぐ…ふ、ぅう…んうぅ…」
次の男が口にも、後ろにもペニスを突っこんできたのでただひたすらそれを受け入れて奉仕した。
(シズちゃん、おれさいこう…だよ)
焦点の定まらない瞳で、姿の見えなくなった愛する人のことを想った。
もう戻れないだろうと悟った瞬間――扉が派手に開くような音と声が遠くで聞こえた。
「おっと全員動くんじゃねえぞ。よく一人相手にここまでやったなあ?」
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